国道173号線 

起点:大阪府池田市→終点:京都府綾部市(70.3km)

●概況

 国道173号線は大阪府池田市と京都府綾部市を結ぶ3ケタ国道。実は現在のR173は2代目で1963年に誕生した。(初代は現在のR43である。)

 大阪と舞鶴を結ぶ最短ルートの一部となっているので、トラックなどの姿が目立つ。阪鶴連絡道の役目の他にも、南部は大阪のベットタウンへの幹線道路としての役目もある。

●取材DATA

>>走行日:各項参照

>>走行方向:各項参照

>>レポート記述方向:起点→終点

 

◆Update:2007年11月28日

国道173号線

大阪府池田市〜兵庫県篠山市 〜京都府船井郡京丹波町

京都府京丹波町〜京都府綾部市

○国道173号線

 【大阪府池田市〜兵庫県篠山市〜京都府船井郡京丹波町】

【レポートは大阪府池田市→京都府京丹波町方向(起点→終点方向)です。】

■大阪府池田市〜兵庫県川西市

 R173の起点は大阪府池田市西本町交差点でR176から分岐する。番号の若いR173がR176から分岐するのは珍しいのだが、これは国道指定順の都合による。

 西本町交差点から池田市の市街地内を進む。路肩の広い 道だが2車線道となっている。すぐ左側に阪神高速池田線を見ながら1kmほど進むとR423が分岐する木部交差点に着く。ここを左折すると阪神高速池田木部ランプが下りて来る。ここからは見通しの良い4車線道となり猪名川に沿って北上し、すぐに兵庫県川西市に入る。

 川西市内のR173は沿道にスーパーなどが建ち並ぶ賑やかな街中を通るため買い物客 などの車が目立つ。市街地内は引き続き4車線道となっている。R477分岐点となる一の鳥居交差点 から先の区間も4車線道への拡幅工事が終了し、川西市山下町のr68(県道川西三田線)分岐点まで4車線化された。

1.阪神高速池田木部ランプから道は4車線にな

  る。(0109)

2.見通しの良い4車線道が続く。この先、右カー

  ブの坂を曲がると兵庫県に入る。(0506)

3.川西市南部は4車線道で進んで行く。r68分岐

  まで4車線化されている。(0605)

■兵庫県川西市〜大阪府豊能郡能勢町〜兵庫県篠山市

 川西市山下町でr68が分岐すると、R173は2車線道の高架橋を上って向山TNに入る。ここからは山中を走る2車線道となる。TNを出るとR173は一庫(ひとくら)ダムによって出来たダム湖湖畔をいくつものTNを越えて進む。この区間は一庫ダム建設によって建設された付け替え道路でかなり走りやすい。

 再び大阪府戻り大阪府豊能郡能勢町に入る。沿道の風景は水田や田畑が広がる農村地帯に変わり、のんびりとした風景が広がる。交通量は多いが あまり渋滞することはない。能勢町栗栖の町中を過ぎて3kmほど進むと2車線の坂道となりBP区間に入る。ここからは急勾配の坂道となり大きなカーブが続くようになる。登坂車線のある坂道を登り切ると、はらがたわTNを通過する。

 はらがたわTNを出ると急勾配の坂道を下り能勢町天王地区へ。ここも長閑な農村風景が広がる。天王第一TNからは再びBP区間に入 り、天王第二TNを抜けると大きなカーブを曲がり福住大橋を渡る。かなり標高の高い位置にある橋だ。天王峠を越える旧道との交差点を過ぎて少し進むと兵庫県篠山市に入る。

 ここから先も勾配のある坂道を下る。旧道と合流すると篠山市南部の農村地帯を平坦な2車線を淡々と進み、R372と合流する。大阪府池田市の起点より、約33kmである。

4.大阪府能勢町にはいると長閑な農村地帯を

  進む2車線国道となる。(0208)

5.淡々と町を繋ぎながら進んで行く。町中はこん

  な感じの道が続く。(0508)

6.はらがたわ峠を越えて能勢町天王地区に入

  る。(0208)

 

7.天王一TNを出た付近。この先の直線では「速

  度取り締まり」が頻繁に行われている。

  (篠山市→池田市方向を撮影)(0402)

8.天王峠を越えてからは淡々と2車線道を進み

  篠山市福住地区に着く。あと少しでR372と

  の交差点に着く。(0208)

 

■兵庫県篠山市〜京都府船井郡京丹波町

 兵庫県篠山市福住でR372が合流するが重複区間は600mほどで終わる。R372が分岐すると、R173は再び単独国道となって北に向かう。道は平坦な2車線道で、淡々とのんびりとした農村地帯を進む。R372交差点から少し進むと桜が植えられた区間に入る。北行き車線沿いに1.5kmほど桜が植えられており、4月の満開期はバイクで走ると気分良く走ることが出来る。

 農村地帯を進み、R372交差点から10kmほど走ると板坂TNを越えて京都府 船井郡京丹波町(旧:船井郡瑞穂町)に入る。快適な2車線道だが周囲は山中で何もない。揺るやかな坂道を下り曽木TNを抜けると山間の農村地帯を進んで行く。道の駅『瑞穂の里』を過ぎると徐々に町中に入って行き、やがてR9との和田交差点に到着する。府県境の板坂TNから約8km、兵庫県篠山市のR372交差点から約18kmである。

9.R372交差点から北に少し進んだ所にある

  桜並木。4月上旬が見頃。

  (京丹波町→篠山市方向を撮影)(0004)

10.篠山市福住からは盆地に広がる水田地帯を

  進んで行く。通行する車がいなければローカ

  ル国道の雰囲気が漂う。(0208)

11.見づらいが、この先が板坂TN(北口)。ここが

  兵庫県と京都府の境となる。

  (京丹波町→篠山市方向を撮影)(0208)

12.板坂TNを越えると山間を進む快適な2車線

  道になる。ここも取り締まりが多い。(0208)

13.旧瑞穂町の農村地帯を進んで行く。R9に近

  づくにつれて民家や農家が増えてくる。(0208)

14.この先がR9との和田交差点。写真左がR9

  福知山方面となる。(0004)

<<MEMO>>

■概況・交通量など

>>大阪府池田市〜兵庫県川西市

 この区間は一庫ダム庫沿いの付け替え区間などの別ルートで建設されたBP区間が多く、改良・整備が進んだ区間です。市街地を除けば大変走りやすい道です。

 大阪府池田市〜兵庫県川西市にかけての市街地内は、ニュータウンからの買い物などの乗用車が多いのが目立ちます。トラックも多いのも特徴です。以前は川西市平野地区から北側、r68分岐点付近までは対向2車線だったので慢性的な渋滞が発生していたため、1996年(平8年)度から『平野山下拡幅』事業(L=4080m)として4車線化工事が行われていました。少しずつ4車線道が延びて行き、最後まで残っていた山下地区の拡幅工事が終了し、2007年(平19年)10月末をもって完成。これにより大阪府池田市の池田木部ランプから兵庫県川西市のr68分岐点までが4車線道となりました。

 以前は慢性的な渋滞が発生しており、土日・休日の夕方は、南行き(篠山市→池田市方向)には大阪方面に帰る乗用車が集中。ひどい時には一庫ダム湖畔の兵庫県に入った付近から始まり、TN内も含めて川西市街まで延々と渋滞が発生することがありま した。完成後のこの時間帯に走っていないので、現在はどうなっているのか分かりませんが、渋滞自体はかなり解消されたと思われます。

>>兵庫県川西市〜大阪府能勢町〜兵庫県篠山市

 大阪府能勢町を越えると、それまでの混雑は嘘のようになくなり流れはよくなります。快適な2車線道が続くので気分良く走ることができます。この区間のほとんどは別ルートで建設されたBP区間です。ただ勾配のある坂道が長いので、大型トラックやトレーラーが前を走ると、それを先頭にして長い車列が出来て走行ペースが落ちます。たまに無理な追い越しをする車を見かけますが、事故の原因となるのでやめましょう。

>>兵庫県篠山市〜京都府京丹波町(旧:瑞穂町)

 この区間も改良が済んだ区間。山間を快適な道路で貫いています。交通量は少なく、渋滞などはまずありません。ただ4月の桜シーズン中は、桜並木の区間でゆっくり走る車や急停車する車があるので注意が必要です。

■ガソリンスタンド

 大阪府池田市〜兵庫県川西市の市街地内にはいくつかGSがありますが、向山TNを越え一庫ダム沿いにはGSはありません。大阪府能勢町内に入り、森上や栗栖地区などの大きな町中になるとGSがあります。

 天王峠を越えると兵庫県篠山市福住の町中までありません。また板坂峠を越えると京丹波町(旧:瑞穂町)内はしばらくGSはありません。

■アドバイス

 交通量が多いのでイラつかずに走りましょう。特に問題はないでしょう。

 自転車で走る場合ですが、TN内やBP区間は 車・トラックはかなりの速度で走っています。トラックに通過されるときなど、巻き込みの風で危険なことがあります。歩道などがあれば出来る限り歩道を走った方が良いでしょう。

 一庫ダム沿いのTN連続区間であれば湖岸道路、はらがたわ峠区間であれば旧道を走るのも一つの手です。ただ天王峠、板坂峠の旧道は走行不可能なので、車道TNを走らねばなりません。目立つ格好で走るようにして下さい。

■注意点

 兵庫県川西市市街地以北は、冬期は積雪のある地域です。特に一庫ダム周辺〜大阪府能勢町では、冬期に路面凍結・積雪があることがあります。冬期の早朝・深夜のTN内は要注意です。

■取り締まり

1)阪神高速池田木部ランプからの4車線区間

 大阪府池田市の同区間では頻繁に「ねずみ取り」をしています。特に南行き車線(篠山市→池田市方向)は要注意です。南行き車線の兵庫県川西市から大阪府池田市に入る付近は緩やかなカーブの下り坂となっています。坂を下りきると平坦な直線道路。その付近で取り締まりをしています。下り坂でスピードを出し、そのままの速度で走って『御用』になるドライバーが後を絶ちません。煽られようが威嚇されようが、法定速度で走られることをお勧めします。たまに北行き車線でも取り締まりをしているので注意して下さい。

2)天王第一TN南の直線区間

 天王第一TNの南にある直線区間の、池田市方面(南)行き車線で確認しました。(05年8月) まれに篠山市方面(北)行き車線でも行われているようです。

3)板坂TN〜曽木TNの間

 この間は山間の直線区間で、TNを出た直後ということもあって速度を出しやすい区間です。池田市方面行き(南行き)、綾部市方面(北行き)問わず、速度取り締まりをしているとのことです。

4)道の駅『瑞穂の里』周辺

 土日・祝日を中心に白バイによる取り締まりが頻繁に行われています。数回走っている白バイを確認しています。

 

 他の区間でも取り締まりをしていそうな「速度が出やすい」区間では注意して下さい。

●走行DATA

大阪府池田市〜兵庫県川西市

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:2000年 4月18日/01年9月29日/02年8月22日/

04年2月17日/05年6月5日/05年8月26日/他多数。

兵庫県川西市〜兵庫県篠山市

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:2000年 4月18日/02年8月22日/

04年2月17日/05年6月5日/05年8月26日/他多数。

兵庫県篠山市〜京都府京丹波町

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:2000年 4月18日/02年8月22日/他多数。

注意>>この区間は、走行方向問わず頻繁に走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

【合併情報】

●2005年(平17年)10月11日付けで、京都府船井郡丹波町、瑞穂町、和知町3町が対等合併して『京都府船井郡京丹波町』になりました。

○国道173号線

 【京都府船井郡京丹波町〜京都府綾部市

【レポートは京都府京丹波町→京都府綾部市方向(起点→終点方向)です。】

 京都府京丹波町(旧:瑞穂町)和田の和田交差点を過ぎるとR173は長閑な山間の農村地帯を繋いで淡々と進んで行く。大型トラックや車が走っていなければローカル2車線国道そのものという感じの道が続く。

 京丹波町三ノ宮地区でr26(府道丹波三和線)との交差点を過ぎるとR173は徐々に山中へ入って行く。しばらく走ると質志地区に入り、山間の集落を通り過ぎると急勾配の坂道となる。8kmほど進み坂を登り切ると、みずほTNで榎峠を通過する。TNの北側は適度なカーブが連続する2車線ワインディング区間。急勾配の坂道とカーブが連続する。

 TNから少し進むと京都府福知山市三和町(旧:天田郡三和町)に入ると川合川沿いの谷間を進む。2kmほどで三和町の山間に広がる農村地帯を通り過ぎると、再び急勾配の2車線道となる。 その坂道を登り切ると右側に質山峠旧道が分岐。そのすぐ先で須知山TNに入る。少し長めの須知山TNを越えると京都府綾部市に入るが、周囲は深い山中で民家などはない。TNの北側は長い急勾配の下り坂。この区間も別ルートで建設されたBP区間だ。

 須知 山TNから3kmほど進むと視界が開けてくる。新綾部大橋南詰手前で綾部市街に向かう旧道が分岐。R173は緩やかな右カーブを曲がって新綾部大橋で由良川を渡り、R27との味方町交差点に到着する。 京都府京丹波町の和田交差点から約19kmである。

1.和田交差点を過ぎると長閑な農村地帯を行く

  2車線道を進んで行く。(0208)

2.京丹波町三ノ宮地区から山間を通るようにな

  る。(0004)

3.京丹波町質志地区にて。山間を通るローカル

  国道っぽい区間。(0208)

4.みずほTNを抜けて福知山市三和町へ。

  この先から坂道が始まる。(0208)

5.この先が須知山TN。越えると綾部市。抗口

  上に旧道のガードレールが見える。(0208)

6.TNを越えると長い下り坂を下って行く。速度が

  出やすいので注意。(0208)

7.新綾部大橋南詰。左に分岐するのが綾部市

  街に向かう旧道。(0208)

8.この先が由良川を渡る新綾部大橋。

  (綾部市→京丹波町方向を撮影)(0004)

9.R27との味方町交差点。左折すると舞鶴方面

  に向かう。(0208)

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 京都府京丹波町〜綾部市間は榎峠と質山峠の2つの大きな峠を越える区間ですが、道路は改良が終わっており両峠を快適なトンネルで通り抜けることができます。ただTN前後の区間は急勾配の坂道となっており、大型車が前を走ると走行ペースが落ちてしまい、車列にひっかかることがあります。

■ガソリンスタンド

 峠区間にはありませんが、町中にはGSはあります。休日は休みの店や夕方早くに終わる店もあるので注意して下さい。

■アドバイス

 交通量は 意外と多い区間ですが、流れは良く走行ペースは速いです。集落内では地元車や脇道からの歩行者・地元車の飛び出しに注意して下さい。遅い車やトラックを抜く場合、対向車には要注意です。

 自転車の場合、アップダウンが激しいので時間に余裕を持って走って下さい。みずほTN綾部側(北側)と須知山TN綾部側(北側)はやや急な坂道が長いので、南に向かう場合は時間と体力に余裕をもった方が良いでしょう。逆に北に向かう場合は、長い下り坂となるので速度に要注意です。須知山TN京丹波町側(南側)の坂道はかなり急勾配です。上りはかなりきついかと思います。

 みずほTN、質山TNとも旧道ありますが、両TNの旧道は通行不可能となっています。TNを走らねばなりませんので、目立つ格好で走って下さい。大型車の追い越され時は特に危険なので注意して下さい。

■注意点

 この区間は山間の盆地や峠を通ります。晩秋・早春、冬期は積雪がある地域です。冬期は路面凍結や積雪があるので注意して下さい。TN内は要注意です。冬期はバイクでは走らない方がいいでしょうし、車の場合、万が一のためにチェーンも必携です。

■取り締まり

1)みずほTN南側付近

 京丹波町質志地区の直線区間では速度取り締まりが頻繁に行われるそうです。主に速度の出やすい綾部市→京丹波町方向(南行き)で行われているそうです。

 

 須知山TN北側の区間も取り締まりが行われやすい道です。北行きは要注意でしょう。見通しの良い区間では注意して走って下さい。

●走行DATA

京都府京丹波町〜京都府綾部市

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:2000年 4月18日/2002年8月22日/他。多数。

注意>>この区間は、走行方向問わず頻繁に走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

【合併情報】

●2005年(平17年)10月11日付けで、京都府船井郡丹波町、瑞穂町、和知町3町が対等合併して『京都府船井郡京丹波町』になりました。

●2006年(平18年)1月1日付けで、京都府天田郡三和町、天田郡夜久野町、加佐郡大江町の3町が京都府福知山市に編入して、『京都府福知山市』に

 なります。

 

国道173号線【終】

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