国道236号線

起点:北海道帯広市→終点:北海道浦河郡浦河町(139.1km)

●概況

 国道236号線は北海道帯広市と浦河郡浦河町を結ぶ3ケタ国道。広尾郡広尾町から内陸部を通って浦河に至る。

 日高山脈を越える区間は誕生以来44年もの間道路がなく、長らく分断国道であったが、1997年(平9年)9月に野塚TNが開通したことで全線開通している。豪快な山岳国道の側面も持つ道である。

●取材DATA

>>走行日:各項参照

>>走行方向:各項参照

>>レポート記述方向:終点→起点

●変遷

 1953年(昭28年)5月18日:北海道帯広市〜北海道浦河郡浦河町の国道として誕生。

 現在に至る。

◆Update:2006年8月20日

>>R207〜R244に戻る

国道236号線

北海道浦河郡浦河町〜北海道広尾郡広尾町

北海道広尾郡広尾町〜北海道帯広市

○国道236号線

  【北海道浦河郡浦河町〜北海道広尾郡広尾町】

【レポートは浦河郡浦河町→広尾郡広尾町方向(終点→起点方向)です。】

■浦河郡浦河町【浦河町大通〜浦河町西幌別】

 R236の終点は浦河郡浦河町。終点がどこなのかはっきりしないので、浦河町市街付近(日高支庁前付近?)と見なして走行を始めた。浦河市街を抜けてJR日高本線を越える跨線橋の手前にR236国道標識があるのを見つけたので、少なくてもこの付近からはR236となっていることは確かだ。てっきりR336交差点までR235だと思っていたのが、R235は浦河市街までのようだ。

 跨線橋を越えてJRの山側を走る平坦な2車線道を4kmほど進むと、浦河町西幌別のR336分岐交差点に到着する。

1.日高支庁前。この付近がR235・R236・R3

  36の起終点?

2.市街を抜けるとこんな道が続く。標識はR23

  6だけだが、R336が重複している。

3.浦河市街から約5kmでR336分岐交差点に

  到着する。R236はここを左折する。

■浦河郡浦河町【浦河町西幌別〜野塚TN】

 浦河町西幌別のR336分岐交差点を左折すると、R236は平坦な2車線道のまま西幌別の町中を進んで行く。路肩の広い2車線道というのが北海道の道らしい。浦河町西舎で日高幌別川を渡ると、R236は広大な牧場地帯を進むようになる。沿道には何軒もの牧場があり、馬の姿がちらほらと見える。

 R236はメナシュンベツ川〜ニオベツ川に沿って進んで行くが、進むに連れて道は少しづつ勾配のある坂道となる。また徐々に沿道から牧場も少なくなって行き、R336交差点から15kmほど進むとあまり見かけなくなる。R336交差点から約21kmで大きなパーキングがあるが、ここを過ぎるとR236は山中を走る ようになり勾配のある2車線道となって進んで行く。

 山中を走る道となるのだが、やはりそこは北海道国道で整備された路肩の広い2車線道が続く。快適に走ることが出来る道で、バイクで走ると実に楽しい道である。徐々に深い山間に入り込むと、急カーブも現れるようになる。

 R336分岐交差点から約30kmで上杵臼駐車場(翠明橋公園)横を過ぎると、深い谷を渡って野塚TNに到着する。野塚TNは日高山脈の野塚岳を貫く全長4232mのトンネル。2006年(平18年)8月時点では道内最長の山岳トンネルである。それだけの距離となると完成まで27年近くかかったとかで、同TNの開通により帯広市〜浦河町の通行時間はR336経由よりも50分近く短縮されている。

 野塚TNは標高約585m付近を貫いているが、それだけ標高の高い位置にある長いTNとなると、トンネル内部はかなり寒く感じる。実際にバイクで走ると、走り始めて1kmほど進むと寒くなり始め、トンネル中央付近ではかなり冷え込んでしまう。3〜5分もあれば通り抜けてしまうが、トンネルを出る頃には体はほどよく冷えてしまっている。

4.浦河〜広尾間のR236は、『天馬街道』とい

  う愛称が付けられている。

5.R236は整備された2車線道で牧場広がる

  平野部を進んで行く。

6.沿道には牧場が多く、馬の姿が目立つ。

  走りやすい2車線道が続く。

7.やがて山中へ入って行くと、TNや覆道が目

  立つようになる。

8.山中を走る快走2車線ワインディング道路を

  走る。適度なカーブが続く。

9.全長4232mの野塚TNに到着。(南側抗口)

  バイクで走るとかなり体が冷える。

■広尾郡広尾町【野塚TN〜広尾町豊似】

 野塚TNを出ると広尾郡広尾町に入る。広尾町とはいっても深い山中で沿道には何もない。 ほどよいカーブの続くほどよい勾配の2車線ワインディング道路を淡々と下って行く。広尾町内のR236は深い谷をいくつも越えながら進むため、いくつもの橋と何本かのトンネルを抜けて進んで行く。野塚TNから5kmほど進むと豊似川に沿って進むようになり、やがて平坦な2車線道となる。

 野塚TNから約17kmで広尾町上豊似を過ぎると平野部に入る。R236は酪農地帯と畑の中を淡々と進んで行き、やがて広尾町豊似の町中に入り、R336との交差点に到着する。野塚TNから約32km、浦河郡浦河町西幌別のR336交差点から約62kmである。ちなみに同じ交差点間をR336経由で走ると約93kmである。

10.野塚TNを越えてからもいくつかのトンネルを

  走り抜ける。

11.適度なカーブと適度な勾配の坂道が続く。

  山中の2車線ワインディング道路が続く。

12.やがて平野部に入ると見通しの良い平坦な2

  車線道が続くようになる。

13.牧草地と酪農場、畑の広がる平野部を走る。

  見通しが良い道路が続く。

14.豊似の町に近付くにつれて徐々に農家や民

  家が増えて行く。

15.広尾町豊似のR336交差点。R236は左折

  する。

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 野塚TN開通による浦河郡浦河町と広尾郡広尾町の全通により、同区間はそれまでのR336経由ルートよりも距離にして約30kmも短縮されました。帯広ならびに釧路方面と浦河を結ぶ最短ルートの一部となっています。野塚TNはR274日勝峠よりも500mほど標高が低い位置にあるのでトラックなどの通行が目立ちます。標高が低くなる分だけ燃料消費量が減り燃費が良くなるからでしょう。

 沿道は牧場や酪農地帯が広がり、その他は何もない山中を走ります。ある意味で北海道らしい風景の中を進む国道と言えるでしょう。

■ガソリンスタンド

 浦河郡浦河町市街〜浦河町西幌別の間には数軒のGSがありますが、浦河町西幌別角にあるホクレンGSを過ぎると、浦河町西幌別のR336交差点〜広尾町豊似のR336交差点の間(約62km)にはGSはありません。ガソリン残量には注意して下さい。

■アドバイス

 バイク・車では特に問題なく走ることが出来ます。速度の出しやすい場所があるので速度には注意して下さい。特にワインディング区間では速度に注意しましょう。

 勾配の長い区間が続きます。自転車の場合は体力・時間的に余裕を持ってトライして下さい。区間内には自販機や商店はありません。飲料水・食料などは早めに購入しておきましょう。

■注意点

 山中を走りますので悪天候時は走らない方が無難です。冬期は路面凍結・積雪があるので注意して下さい。

 野塚TNを含めて何本かトンネルがありますが、自転車の場合は目立つ格好で走って下さい。また野塚TN内をバイクで走る場合、対向するトラックなど大型車とすれ違う時は風などに注意して下さい。

●走行DATA

北海道浦河郡浦河町〜北海道広尾郡広尾町

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:2005年9月19日

注意>>2005年9月19日は車(Spike)でも走行しています。

○国道236号線

  北海道広尾郡広尾町〜北海道帯広市

【レポートは広尾郡広尾町→北海道帯広市方向(終点→起点方向)です。】

■広尾郡広尾町〜河西郡中札内村

 広尾郡広尾町豊似のR336交差点を左折すると、R336と重複して帯広市方向に向かう。R336との重複区間は500mほどで 終わり、豊似の町が終わる付近でR336が分岐するとR236は単独国道となって広野の中を進む。広尾郡大樹町に入ってもしばらく何もない中を進むが、 豊似から10kmほど進むと大樹町の市街に入り、歴舟川を渡って市街地中心部へ入る。

 R236は大樹町市街地内では片側2車線の4車線道になるが、市街を過ぎると元の2車線道に戻り再び畑や広野の中を進んで行く。中川郡幕別町忠類(旧:広尾郡忠類村)に入り、 広尾町豊似から約21kmでかつての忠類村中心地である市街に至る。幕別町忠類の市街を過ぎて、r15(道道幕別大樹線)が分岐すると大きく左にカーブして北西に向かって進む。

 河西郡更別村に入ると、6〜7kmおきぐらいに町が現れる以外は広大な畑の中を進む北海道国道らしい風景が続く。やがて河西郡中札内村に入って4kmほど進むと大きな右カーブを曲がり、r55(道道清水大樹線)と合流し中札内村の市街に到着する。広尾町豊似から約41kmである。

1.広尾町豊似から平坦な2車線道となって帯広

  を目指して進んで行く。

2.大樹町市街に到着。R236は大樹町市街で

  は少しだけ4車線道になる。

3.市街を離れると再び2車線道に。畑の中を行く

  北海道国道らしい風景が続く。

4.見通しの良い2車線道が延々と続く。

  交通量は意外と多いが流れは良い。

5.道路脇に立つ防風林(?)が北海道の道らし

  い。

6.中札内村の市街に到着する。この先も少しだけ

  4車線区間になっていた。

■河西郡中札内村〜北海道帯広市

 河西郡中札内村の市街を抜けて5kmほど進むと北海道帯広市に入る。帯広市に入ったと言っても周囲は広大な畑が広がっている。それでも帯広市街に近付くにつれて町間距離が短くなり、また町の規模も少しずつだか大きくなって行く。

 中札内村の市街から18kmほど進むと平行していた札内川を南帯橋で渡り札内川左岸に移動。ほどなくして帯広広尾自動車道の帯広川西IC前を通り過ぎる。ICから4kmほど進むと帯広市稲田町に至るが、この付近からR236は片側2車線の4車線道となり 帯広市街を目指すようになる。

 R236は帯広市郊外の住宅街という感じの市街地を進んで行く。やがてJR根室本線の線路を越えると市街中心部へ入る。中都市だけあってビルや商業施設が建ち並んでいる。そんな街中を2kmほど 進み帯広川を渡るとR236起点である、R38・R241交差点に到着する。広尾郡広尾町豊似から69kmである。

7.帯広市に入るが沿道風景はさして変化はな

  い。交通量が多くなったくらいか。

8.市街に近付くにつれて町が続くようになってく

  る。

9.帯広広尾自動車道の高架をくぐり抜けると、

  帯広川西IC前を通り過ぎる。

10.R236はやがて片側2車線の4車線道とな

  って帯広市街郊外の町中を進んで行く。

11.JRを越えると帯広市中心街近くを通る。

  沿道にビルなどが目立つようになった。

12.やがて起点であるR38との交差点に到着す

  る。直進するとR241に入る。

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 広尾郡広尾町〜帯広市の間は、帯広と広尾を結ぶ唯一の道路でかつ日高・襟裳岬方面への幹線道路となるので交通量の多い道となっています。トラックなどの姿も目立ちますが、流れが良いのでそう問題なく走ることが出来ます。一部の市街地では4車線化されていたり、少し勾配のある区間では登坂車線も整備されているので、遅い車やトラックなどをパスすることはそう問題ないでしょう。見通しの良い区間が多いので、つい速度を出しがちになりますので注意して下さい。

<<帯広広尾自動車道>>

 名前の通り、帯広と広尾を結ぶ全長約80kmの高規格幹線道路(自動車専用道路)です。2003年(平15年)3月15日に帯広JCT〜帯広川西IC間、2006年(平18年)3月12日に帯広川西IC〜幸福IC間が開通しています。

 2006年8月時点ではR236として管理されており無料開放されています。自動車専用道路なので自転車・原付1種・2種バイクでの通行はできません。

■ガソリンスタンド

 主要な町中にはGSがありますが、10km前後離れているので注意して下さい。

■アドバイス

 交通量が多いので、自転車の場合は目立つ格好で走りましょう。

■注意点

 ほとんど平野部を走るのでそう問題ないでしょう。悪天候時は走らない方が無難です。

●走行DATA

北海道広尾郡広尾町〜北海道帯広市

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:2005年9月19日/他

注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

注意>>2005年9月19日は車(Spike)でも走行しています。

【合併情報】

●2006年(平18年)2月6日付けで、北海道広尾郡忠類村と中川郡幕別町の1村1町が対等合併しました。広尾郡忠類村は『中川郡幕別町忠類』になり

 ました。

国道236号線【終】

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