>>R265(1)

国道265号線(2)

宮崎県東臼杵郡椎葉村〜宮崎県児湯郡西米良村

○国道265号線

  【宮崎県東臼杵郡椎葉村〜宮崎県児湯郡西米良村】

宮崎県東臼杵郡椎葉村【R327合流点〜飯干峠〜R388分岐点】

 那須橋北詰でR327が分岐すると、R265は耳川を渡って南へ向かう。ここから先は整備された区間で、一部にセンターラインのない狭い2車線幅があるものの、ほとんどの道が2車線幅となっている。いくつかTNを越えて3kmほど走ると椎葉村上椎葉地区に到着。町中を通る1車線幅の道は旧道で、現在のR265は町の外側(川寄り)を進む。

 上椎葉の町中を左上に見ながら4kmほど走る。上椎葉ダムの前を通り過ぎてTNを越え、少し進むと狭い2車線幅の急カーブに到着する。このカーブには『椎葉村飯干峠方面 大型車通行止 幅員狭小・急カーブ・路肩軟弱』と書かれた大きな警告看板が立っている。3ケタ酷道に入りつつあるのだ。

 そのペアピンカーブを曲がると1.5〜狭い2車線幅の急勾配の坂道を駆け上る。1.5kmほどで上椎葉ダムによって出来たダム湖である日向椎葉湖の畔に出ると、しばらくは小刻みなカーブが連続する1〜1.5車線の平坦なダム湖湖畔の狭路を走る。

 ダム湖が終わる頃になると椎葉村綾野(?)の集落に到着する。静かな山間の農村を走る狭路のローカル国道となるが、集落内を抜けると道幅が広がり2車線道となる。やがて小崎川を渡る橋で再び警告看板が現れる。この警告看板を過ぎてカーブを曲がると、道幅は完全1車線幅となる。ここから飯干峠越えに入る。

 R265は急勾配・急カーブの1車線道が連続する3ケタ酷道となり、飯干峠に向かって標高を上げ始める。通る車が少ないのか、日陰となっている所では路面にコケが生えていたりする。舗装されてはいるが、一部では荒れている箇所もある。しばらく山中の道を走る。いくつもの急なブラインドカーブを曲がり、急勾配の坂道を上ると飯干峠に到着する。

警告看板から7kmほどだが、かなりの距離に感じ、またかなりの時間がかかった。

 飯干峠を過ぎても同じ風景の中を進む。周囲には山しかない。R265は飯干山と高塚山の間をウネウネと進む、急カーブ・急勾配の1車線道が延々と続く。大きな峠なのだが、峠を越してもまだ椎葉村内である。椎葉村は非常に広いのだ。

 峠の北側よりはまだ走りやすい狭路が続く。峠から3kmほど進んで、ようやく坂谷川谷の谷間まで下った。ここから先も延々と1〜1.5車線の狭路国道を走り続ける。さらに5kmほど進むと狭い2車線幅となり、やがて右側に1.5車線道が現れた。R388だ。 R327合流点より約33kmでR388分岐点に到着する。

1.那須橋から椎葉村上椎葉へ向かう。整備され

  た2車線道が続く。椎葉村内の最後の快走区

  間。

2.上椎葉内のR265にあった警告。3ケタ酷道

  の証。こういう表記がある区間は、まず酷道で

  ある。

3.椎葉中学校入口付近にて。この付近には桜が

  植えられている。

  (西米良村→椎葉村方向を撮影)

4.ダム湖が終わると、静かな山里の中を進む。

  ローカル国道区間をのんびり走る。

  (西米良村→椎葉村方向を撮影)

5.綾野地区の集落南側は2車線道となってい

  た。この先のカーブを曲がると1車線酷道に。

  正面にあるのが警告看板。

6.飯干峠に向かって急カーブ・急勾配の坂道を

  進んでゆく。荷物満載のバイクだと結構きつい。

  適度に休憩が必要となる。

   

7.飯干峠を越えても深い山中を進む。峠南側も

  急カーブ・急勾配の坂道が続くが、北側よりは

  まだ走りやすかった。 

 

 

宮崎県東臼杵郡椎葉村【R388分岐点〜R388合流点】

 宮崎県椎葉村大河内地区の矢立でR388と合流すると、R265はR388と重複して東に向かう。ここからは矢立川に沿って進むのだが、深い谷間を進むにも関わらず急勾配の狭路坂道が続く。1.5〜狭い2車線幅が断続する狭路を2kmほど進むとヘアピンカーブが現れる。

 下りのヘアピンカーブをクリアすると、道は緩やかな勾配のある狭い2車線道となり、さらに2kmほど進むと椎葉村大河内地区の平集落に到着する。

 ここで大河内越(大河内峠)を目指すR388が分岐する。重複区間は約4kmで終わり、R265は再び単独国道区間へと入る。

8.R265とR388分岐点。左の坂道がR265

  で、右の坂道がR388。R265は直進する。

  (R388側より撮影)

9.重複区間は1.5〜狭い2車線道の狭路で深

  い山中を進んで行く。R388との団子標識は

  少ないが設置されている。 

10.ヘアピンカーブを曲がると、やがて道は2車線

  道となる。少し勾配のある坂道を進んで行く。

  (西米良村→椎葉村方向を撮影)

 

11.R388合流点近くにあった飯干峠の警告

  板。3ケタ国道によく見られる光景。

  (西米良村→椎葉村方向を撮影)

12.R388合流点。南郷村から大河内峠を越え

  てきたR388が左から合流する。R265は右

  に向かう。

 

宮崎県東臼杵郡椎葉村〜宮崎県児湯郡西米良村

 R388が分岐すると、R265は一ツ瀬川に沿って南下する。谷底を走る区間なのだが道は平坦な1.5車線道幅。見通しの悪い小刻みなカーブが連続する。薄暗い谷間の狭路を7kmほど進み、No38のR265標識を越えた付近でようやく椎葉村から離れて西米良村に入った。

 西米良村内のR265は、椎葉村内よりも整備が進んでいる。村境近くでは谷間の1.5車線幅の道が続くが、やがて平坦な2車線幅となる。改良・整備された2車線道となり、それまでの鬱憤を晴らすかのように快適に走ることが出来る。西米良村の山間の集落をいくつか繋いで淡々と走ると、やがて西米良村村所に到着しR219と合流する。

 椎葉村内のR388合流点から約24km、R327合流点からだと約61kmである。

13.椎葉村内のR265は一ツ瀬川に沿って谷間

  を南下する。

  (西米良村→椎葉村方向を撮影)

14.やがて椎葉村と西米良村の村境に到着。

  長い椎葉村を縦断したことになる。

  西米良村側から椎葉村側を撮影。

15.長い椎葉村を抜けてようやく西米良村に入る。

  実際に椎葉村を縦断して来ると、達成感を感じ

  ることが出来る。

 

16.西米良村内に入ると整備された平坦な2車

  線道の区間が多くなる。快適で走りやすい。

  飯干峠区間が夢のよう・・・。

17.この先でR219と合流する。R218から約

  98kmぶりに上位国道と合流する。R265は

  この先の交差点を右に向かう。

 

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 この区間のR265は椎葉村を縦断する秘境酷道区間。ほとんどの区間が1車線幅の道で占められています。

 飯干峠区間は急カーブ・急勾配の連続する峠道で、冬期は路面凍結・積雪のあり得る区間です。また車の通行量が非常に少なく、走った時に出会った車は1台だけだったように記憶しています。飯干峠区間は、深い山中を走るために、路面に小石が転がっていたりしますので走行には要注意です。

 椎葉村〜西米良村の間は平坦な1.5車線幅が連続します。こちらも冬期に路面凍結・積雪に注意して下さい。

■ガソリンスタンド

 GSは椎葉村上椎葉地区と椎葉村平地区、西米良村村所地区の3地区にあるのを確認しています。日曜・休日は休みである可能性が高いので、休日の前日には必ず給油しておいて下さい。

 椎葉村内上椎葉地区を過ぎると、飯干峠を越えて椎葉村平地区までGSはありません。椎葉村上椎葉で必ずガソリンのチェックと給油はしておいて下さい。

■アドバイス

 飯干峠越え区間はかなりの酷道区間です。見通しの悪い狭路の坂道が連続するので対向車には十分注意して下さい。山中狭路で対向車など来ないと思われるかも知れませんが、相手側も「まず走っていないだろう」と思って運転している可能性があります。バイク・車の運転初心者の方にはお勧めできません。出来れば2人以上で行かれるのが良いでしょう。

 この区間、思った以上に時間がかかります。長距離ツーリングのルートに組み入れる場合は、時間にかなり余裕を持たせた方がいいでしょう。土砂崩れで通行止めということもあり得るので、迂回路も検討しておいて下さい。400cc以上のバイクだと、大変疲れます。疲れたら休憩して走って下さい。

 自転車だと、かなりの体力・時間が必要です。下りはブレーキワイヤーが切れるかも知れませんので注意して下さい。行程的には、椎葉村上椎葉〜飯干峠〜西米良村村所を1日かけて走ることをお勧めします。

■注意点

 夜間走行は大変危険なので走らないで下さい。事故につながります。大雨・悪天候時は土砂崩れの危険があるので柱ない方が良いでしょう。

 冬期は路面凍結・積雪がある区間です。バイクでの走行は出来ませんが、車の場合でもタイヤチェーンなどの装備を持って行って下さい。

●走行DATA

宮崎県東臼杵郡椎葉村〜宮崎県児湯郡西米良村

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:1998年3月30日

椎葉村内のR265・R388重複区間

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:2002年4月8日

>>国道265号線(3)

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