国道332号線

起点:沖縄県那覇空港→終点:沖縄県那覇市垣花町(3.1km)

●概況

 国道332号線は沖縄県の空の玄関である那覇空港と那覇市街を結ぶ全長3kmほどの空港国道。誕生は沖縄県が日本に復帰した1972年(昭47年)5月のこと。沖縄での第1期(日本国)国道の一つとして誕生している。

 新ターミナル開業後も起点は変更されることはなく、旧ターミナル前が起点のままとなっている

●取材DATA

>>走行日:各項参照

>>走行方向:各項参照

>>レポート記述方向:起点→終点

●変遷

 1972年(昭47年)5月15日:沖縄県那覇空港〜沖縄県那覇市通堂町3丁目の国道として誕生。

 1993年(平5年)4月1日:沖縄県那覇空港〜沖縄県那覇市垣花町の国道となる。

 現在に至る。

◆Update:2006年4月16日

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国道332号線

那覇空港〜沖縄県那覇市垣花町

○国道332号線

  【那覇空港〜沖縄県那覇市垣花町】

【レポートは那覇空港→那覇市垣花町方向(起点→終点方向)です。】

 R332の起点は那覇市鏡水にある旧那覇空港ターミナル前。貨物ターミナル前を通ってきた道が右にカーブする付近にある。起点には『R332起点』の標識があり、ここが国道起点であることを示している。しかし起点付近は時折車やトラックが通るくらいで交通量は少ない。ほとんどの車・観光バスなどは那覇市街よりの那覇空港入口交差点からr231(県道那覇空港線)に入るためだ。

 起点付近は対向2車線道路となっているが、道幅は広く歩道があり街路樹が植えられている。起点から200mほど進むとr231との那覇空港入口交差点に着く。ここから道は中央分離帯のある片側2車線の4車線道路となる。また交通量は激増し、

空港連絡道路らしい堂々とした道になる。

 r231交差点から先は自衛隊とアメリカ軍施設の中を通って行く。民間の建物としてレンタカーの営業所が数軒あるだけで、他にめぼしい建物は自由貿易のための大きなショップぐらいだろう。空港から市街地に向かって左側にはアメリカ軍施設(那覇軍港)が広がり、多くのアメリカ軍の車両が見える。R332に沿って金網が張り巡らされており、否応なしに『基地の島』の現実を知ることになる。

 その金網が途切れないうちにR331をオーバーパスする高架橋が現れる。起点から約2kmの地点。ほどなくしてR331との垣花交差点に到着する。ここからR332はR331と重複して那覇市街へ向かうがそう長くは続かない。垣花交差点から700mほど進んだ明治橋南詰でR58終点・R331起点・R332終点に到着し空港国道は終わる。中央分離帯にはそれを示すモニュメントが建っている。ちなみにアメリカ軍施設の金網は最後まで途切れることはなかった。

1.R332起点は那覇空港の旧ターミナル前。

  起点標と標識が設置されている。

2.起点から200mほどの間は2車線道だった。

  交通量は少ない。

3.r231交差点より4車線道となり交通量は激増

  する。左端に米軍施設の金網が見える。

4.この先が垣花交差点。立体交差の交差点と

  なっている。この先からR331と重複。

5.明治橋南詰が主点。中央分離帯にモニュメン

  トがある。(空港→那覇市街方向を撮影)

6.R331起点・R332終点を示す。裏は『58』と

  記されている。

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 全長約3kmの空港国道です。空港と市街を結ぶ大幹線道路なので交通量はめちゃくちゃ多い道です。ただ信号がほとんどないので流れは良いのでストレスなく走ることができるでしょう。

 当初の終点は那覇市通堂(とんどう)町の那覇港付近でしたが、1993年に現在の垣花町に変更されています。

■アドバイス

 特にありません。

■注意点

 大雨や台風接近時は走らない方が良いでしょう。

●走行DATA

那覇空港〜沖縄県那覇市垣花町

【起点→終点方向を歩く】

>>調査日:2003年9月23日/他

注意>>この区間は、走行方向問わず 何度か走行しています。調査日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

注意>>2003年9月23日は徒歩にて調査しています。他日は車・送迎バスにて走行しています。

【国道332号線終わり】

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