国道335号線

起点:北海道目梨郡羅臼町→終点:北海道標津郡標津町(42.7km)

●概況

 国道335号線は、北海道羅臼町を起点とする北海道3ケタ国道。R244・

R334と共に知床半島一周コースの一部を形成している。

 羅臼から知床半島の南側の海岸沿いを南西に向かって走り、羅臼と標津を結ぶ。晴れていれば、海の向こう側に”近くて遠い島”である国後島の島影を見ながら走ることになる。

●取材DATA

>>走行日:各項参照

>>走行方向:各項参照

>>レポート記述方向:各項参照

●変遷

 1975年(昭50年)4月1日:北海道目梨郡羅臼町〜北海道標津郡標津町の国道として誕生。現在に至る。

◆Update:2006年4月16日

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国道335号線

北海道目梨郡羅臼町〜北海道標津郡標津町

○国道335号線

  【北海道目梨郡羅臼町〜北海道標津郡標津町】

【レポートは目梨郡羅臼町→標津郡標津町方向(起点→終点方向)です。】

 目梨郡羅臼町のR334とr87(道道知床公園羅臼線)との交差点がR335起点となる。交差点からすぐに羅臼の町中に入り、路肩の広い2車線道で進んで行く。2kmほどで町を過ぎると海岸線に沿う平坦な道を進む。やがて松法の町を通り抜け、続いて知昭、八木浜、麻布といった小さな漁港町を通り過ぎる。

 羅臼から12kmほど進むと羅臼峠という低い峠を越える。この先はしばらく人家のない荒涼とした所を走り続ける。海岸近くを通るのだが海は見えず、ただ淡々と2車線道を進んで行く。羅臼町峯浜地区の町を過ぎて2kmほど進むと、植別川を渡り標津郡道標津町に入る。

 4.5kmほど荒涼とした所を走ると標津町崎無異の漁港町を通り過ぎ、さらに4kmほど進むと標津町薫別の町に到着する。薫別川を渡ってR335唯一のTNである薫別TNを抜け、整備・改良された2車線道を走り続ける。浜古多糖、忠類といった小さな町を通り抜け、約11kmほど走り続けるとR244との交差点に到着。ここがR335終点となる。羅臼から約43kmである。

1.この先の交差点がR334・R335・r87の交

  差点。R335起点である。

2.羅臼の町中を進む。R335は路肩の広い2

  車線道。

3.羅臼の町中を離れると、北海道らしい風景の

  中を進んで行く。

4.荒涼とした所をひたすら走る。同じような光景

  が続く。

  (標津町→羅臼町方向を撮影)

5.海岸近くだけでなく、丘陵地帯も走る。写って

  いる指は私の指。

  (標津町→羅臼町方向を撮影)

6.町を外れると人家のない原野の中を貫く2車線

  道を走り続ける。街灯などないので、日没後は

  周囲は真っ暗となる。

   

7.この先でR244と交差する。

 

 

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 R335は全長約43kmしかない北海道の国道の中では短い国道なので、寄り道をしなければ全区間走破は1時間もあれば終わります。

 道自体はBP工事も終わり、整備改良された2車線が続くので快適に走ることが出来ます。標津から羅臼への唯一の道なので、観光バスや大型トラックが走っていることもあります。知床半島が世界遺産に指定されたことにより、知床への観光バスがかなり増えています。観光バスなどを抜く場合は対向車に注意して下さい。

 羅臼などの町中を除けば、交通量は非常に少ないので地元車はかなりのスピードで走ります。特に夜間はかなり飛ばしていますので注意して下さい。98年9月の ツーリングの時、宿に向かうために夜間のR335を80k/h位で走りましたが、100k/h以上で走る車に次々抜かれました。

■ガソリンスタンド

 羅臼の町中に1軒、羅臼町の他の町に2軒ほどGSがありますが、標津町内のR335沿道にはGSは見かけていません。R244まで出ないとGSはないので注意して下さい。

■アドバイス

 特に問題は ありません。ただ同じような風景の中を走るので、単調な運転になりがちです。眠気を誘いかねませんので注意しましょう。

■注意点

 町の間は人家のない原野を通ります。故障や事故などがあればなかなか助けを呼べません。大雨や悪天候時は走るのは控えた方がよいでしょう。

 冬期は路面凍結・積雪があるので注意して下さい。

●走行DATA

北海道目梨郡羅臼町〜北海道標津郡標津町

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:1995年9月27日/2002年10月13日

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:1998年9月10日・11日

注意>>2002年10月13日は車(レンタカー)にて走行しています。

【国道335号線終わり】

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