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国道368号線(1)

三重県多気郡多気町〜三重県松阪市

三重県松阪市〜奈良県宇陀郡御杖村

○国道368号線

 【三重県多気郡多気町〜三重県松阪市】

【レポートは多気郡多気町→松阪市方向(終点→起点方向)です。】

 R368の終点は三重県多気郡多気町(旧:多気郡勢和村)丹生にあるR42との丹生交差点。R42から分岐すると、R368はJR紀勢本線を跨線橋で越えて北西方向に向かう。以前は未整備区間が残り、所々に1.5車線道があったが今は整備 が進んで、おおむね2車線幅の国道となった。

 淡々とローカル国道を4kmほど走ると、多気町朝柄地区の町中に到着する。櫛田川を渡る勢和大橋東詰交差点を左折すると旧勢和村役場前を通る。その先は山間の農村を繋ぎながら進んで行く 。整備・改良された走りやすい2車線道で、田畑の中を突っ切って走って行く。集落が離れたところにあるところから、この道は別ルートで建設されたBPのようだ。

 3kmほど進むと山間に入って行く。集落は途切れて徐々に山深くに入って行く。道幅はやや狭い2車線幅となり路面も少し荒れ始める。見通しの悪いカーブもあるが、そう問題なく走ることが出来る。やがて桜峠という小さな峠を越えると 三重県松阪市飯南町(旧:飯南郡飯南町)に入る。

 松阪市飯南町 粥見(かゆみ)地区に入り2kmほど進むと桜橋で櫛田川を渡る。櫛田川を渡ってすぐに旧道が分岐し、R368粥見バイパス区間に入る。現R368となる粥見バイパスは2002年(平14年)12月末に開通した全長1100mのバイパス。粥地区の町中を通る旧道の北西側を通りR166と接続。R166とR368との接続を改良している。BPは旧道が分岐した後は2車線道で田畑の中を通り、やがて急坂を上るとR166の交差点に至る。R368は右折してR166と重複し、いったん松阪市方面(R42)方面に向かう。

1. R42との丹生交差点。R368側から撮影。交

  差点角にコンビニがある。

2. 淡々と2車線道で山間を進んで行く。

  (R166→R42方向を撮影)

3. 2車線ローカル国道っぽい道が続く。

  (R166→R42方向を撮影)

4. 桜峠越え区間はセンターラインのない2車線

  道の緩い坂道が続く。

  (R166→R42方向を撮影)

5. 桜橋を渡ると粥見バイパスに入る。整備され

  た2車線道で田畑の中を進んで行く。

(0405)

6. 最後は急な坂道を上る。坂を上りきるとR166

  との交差点に至り、右折しR166と重複してR

  42方向に向かう。(0405)

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2001年5月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 R368の末端区間です。R42とR166を結ぶ道で、昔の和歌山別街道に沿ったルートを進みます。特に目立った特徴はなく、のんびりとしたローカル国道という感じの区間でした。

■ガソリンスタンド

 多気町朝柄地区にGSがあります。

■アドバイス

 そう問題なく走ることが出来ます。見通しの悪い区間では対向車に、町中では歩行者などに注意して下さい。

■注意点

 悪天候時は走行注意です。冬期は山中で路面凍結があるかも知れません。

●走行DATA

三重県松阪市飯南町〜三重県多気郡多気町

【往復走行】

>>走行日:2001年5月11日/04年5月25日/他

注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

【合併情報】

●2005年(平17年)1月1日付けで、一志郡嬉野町、一志郡三雲町、飯南郡飯南町、飯南郡飯高町の5町が三重県松阪市と対等合併して『三重県松阪

 市』になりました。このうち、飯南町は『松阪市飯南町』になりました。

●2006年(平18年)1月1日付けで、多気郡多気町と多気郡勢和村の1町1村は対等合併して『三重県多気郡多気町』になりました。

○国道368号線

 三重県津市〜奈良県宇陀郡御杖村

【レポートは三重県松阪市→奈良県宇陀郡御杖村方向(終点→起点方向)です。】

■松阪市飯南町【飯南町粥見〜飯南町上仁柿】

 松阪市飯南町(旧:飯南郡飯南町)粥見でR166と合流したR368は重複して松坂方面に向かう。櫛田川左岸に出て1.5kmほど進んだ粥見北交差点でR166から分岐する。ここからはR369と重複するのでR368単独国道ではないのだが、標識などはR368のみ設置されている。

 粥見北交差点を左折してR166から分岐すると、R368は整備された2車線道で北西へ向かう。平坦な道で飯南町の農村を繋いで進んで行く、整備されたローカル国道然とした道である。上仁柿地区に入る辺りから徐々に山間に入って行き、やがて見通しの悪い小刻みなカーブが続くワインディングとなる。仁柿川沿いに進むR368旧道が分岐すると、別ルートで建設されたR368BPへと入る。

 BPは急勾配の続く2車線幅の坂道で一気に山腹に駆け上って行き、上仁柿地区の農村集落を見渡す事が出来る。このまま快走路が続くかと思ったがR166分岐点(粥見北交差点)から4kmほど進むと工事現場入口が現れる。そこから先は工事中で一般車は通行止め。R368BPを走って来たバイク・車は集落へ下りる急勾配の連絡道に誘導される。

1.粥見北交差点をR368側から見る。写真右側

  がR166奈良方向となる。R368は右側から

  来ることになる。

2.粥見北交差点からは整備・改良された2車線

  道となって仁柿峠へ向かう。この付近は余裕

  で走ることが出来る。

3.『大型車通行止め』の警告看板がある。ロング

  ボディー車は通行不可能と書かれている。同じ

  物が峠にも設置されている。

4.下仁柿地区の農村集落を繋ぎながら淡々と

  進んで行く。ローカル国道っぽい風景が続く。

(0206)  

5.バイパス区間に入り、急坂を一気に上るが突

  然快走路は終わる。ここから先は建設中だっ

  た。(0206)

6.誘導路経由で本来のR368に戻る。昔ながら

  の町中を2車線道で進んで行く。ここから500

  mほど進むと狭路になる。

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2006年6月撮影>>

■松阪市飯南町【飯南町上仁柿〜仁柿峠】

 連絡道を下ると飯南町上仁柿地区の集落へ入る。集落内を川沿いに進んできた旧道と合流すると、R368は集落内を1.5〜狭い2車線道で進んで行く。450mほど進むと民家が途切れ、道幅も1車線となって杉林の中へ入って行く。粥見北交差点から約5kmで悪路区間に入った。

 悪路区間に入ると民家は途切れ、すぐに深い山中へと入り延々と杉林の中を進んで行く。道幅は1車線〜1.5車線幅の狭路が断続し、見通しの悪い小刻みなカーブが連続する。路面状態は余り良くないが、交通量が多いために路面にコケなどは生えていない。やがて急勾配の坂道となる。しかし見通しの悪い小刻みなカーブが連続するので対向車が全く見えないこともある。

 対向車に注意しながらいくつものカーブをクリアして進んで行く。峠に近づくにつれて小刻みなカーブが増えるようになるが、相変わらず見通しは悪い。杉林の中を4kmほど進んで行くと 、杉林が途切れて周囲が明るくなり仁柿峠に到着する。

 以前の仁柿峠は山中にある峠らしい峠だったのだが、2001年頃を境にして峠の風景は大きく変わってしまった。峠分水嶺付近の山を大きく崩してR368BPが建設されて しまったのだ。 峠の分水嶺だった付近をR368BPの道路を切り通しており、現R368は峠橋(2001年3月竣工)という情緒のかけらもない橋でBPを 跨ぐようになっていた。以前の峠風景を知っているだけ

に、実に残念である。

7.この分岐は右に向かう。ここから凶悪路区間

  に入る。(0606)

8.狭い道ではるが、R368国道標識が何枚か

  設置されている。(0606)

9.杉林の中を行く1〜1.5車線道が続く。

  (峠→R166方向を撮影)(0606)

10.進むにつれて徐々に勾配がきつくなって行

  き、見通しも悪くなる。

(0606)

11.見通しの悪いカーブが連続するようになる。

  対向車には要注意。たまに大型車が走ること

  がある。(0606)

12.仁柿峠に到着。昔日の峠の面影は全く無い。

  跨線橋が峠だった辺り。(0606)

  (峠→R166方向を撮影)

<<写真はすべて2006年6月撮影>>

■松阪市飯南町〜津市美杉町

 仁柿峠 付近には松阪市飯南町峠地区の廃集落がある。江戸時代末期から伊勢参りの参宮客のための宿屋が立ち並んでいた栄えた集落であった。戦後も40戸ほどの集落を形成。小学校分校まであったという。しかし高度経済成長期になって住民の転居が進み人口が減少。1975年(昭50年)10月を最後に住民がいなくなり廃集落となった。現在も民家が数軒残るが、人が住んでいる気配はない。

 廃集落を過ぎると1〜1.5車線幅の狭路のまま緩やかな勾配の坂道を下って行く。峠の美杉 町側はあまり山深くはなく、道路自体もよくある山中のローカル国道という感じの道だ。やがて津市美杉町(旧:一志郡美杉町)に入り、峠から2kmほど進むと道は整備された2車線道となって悪路区間は終わる。その先はクネクネと進む旧道と何度か交差しながら進んで行く。

 山間の2車線道を3kmほど進むと、道の駅『美杉』を通り過ぎ、ほどなくして津市美杉町上多気地区のR422交差点に到着。

R166分岐点(粥見北交差点)から約18kmである。

13.峠の美杉側にある廃集落。家屋は残るが、

  人は住んでいない。

14.この先が仁柿峠。かつては鬱蒼とした林が

  広がっていた。(R165→峠方向を撮影)

15.かつての美杉村、現:津市美杉町に入る。津

  市と言われてもピンとこない。

16.峠を見ると松阪市の表示。津も松阪も広す

  ぎ。(R165→峠方向を撮影)

17.峠の美杉町側は狭路が続くが、飯南町側に

  比べるとかなり走りやすい。

18.やがて整備された快適な2車線道になり、悪

  路区間が終わる。(0206)

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2006年6月撮影>>

三重県津市美杉町〜奈良県宇陀郡御杖村

 津市美杉町(旧:一志郡美杉村)上多気のR422との交差点を過ぎると、R368は整備された2車線道で飼坂峠に向かう。かつては伊勢本街道の難所の一つであった峠で、R368飼坂トンネルが開通するまでは自動車の通行が出来ない峠であった。2車線の坂道を上り着ると飼坂トンネルに入る。整備された立派なトンネルを抜けると旧道が分岐。その先は山間を淡々と進み、

1.2kmほど進むとJR名松線を越えて美杉 町奥津地区の町中へ入る。少し走るとR368の南側をJRが併走するようになる。

 JR名松線の終点・伊勢奥津駅を過ぎると、R368は伊勢地川に沿って進むようになる。道は1.5〜2車線道が断続するようになり、山間の町や集落を繋ぎながら淡々と進んで行く。 ローカル国道らしい風景の中を進んで行く。

 R422との交差点から8kmほど進んだ美杉町杉平地区に至ると整備された2車線道が現れる。2007年(平19年)11月中旬に供用されたR368杉平バイパスである。以前の集落内を行く狭路の南側に建設された高規格道路を進むと、すぐに県境を越えて奈良県宇陀郡御杖村に入る。

 約1kmのバイパス区間を過ぎると、カーブの多い2車線坂道が続く。少し進むとややきつい坂道が現れ、その坂を一気に上ると敷津交差点に到着。R422交差点から約11km、R166分岐点(粥見北交差点)から約29kmである。

19.上多紀地区から西は整備された2車線道に

  なる。(R165→仁柿峠方向を撮影)(0206)

20.ここから山間に入って行き飼坂トンネルを越

  える。(0206)

21.所々に狭路区間が残る。

  (R165→仁柿峠方向を撮影)(0206)

22.県境に完成したバイパス。高規格2車線道で

  貫く。写真の地点が県境付近。

  (奈良県→三重県方向を撮影)

23.奈良県側の旧道分岐点付近。国道標識があ

  る。ここからR165方面は坂道が続く。

  (奈良県→三重県方向を撮影)

24.宇陀郡御杖村敷津のR369交差点。R369側

  からR368を見る。R368は写真右から左奥に

  向かう。写真左側に道の駅がある。

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2008年1月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 仁柿峠を越える区間は、かつての伊勢本街道に沿って進むルートを通ります。現在のR368は江戸時代の街道ではなく、明治時代に建設された『新道』と呼ばれる道を拡幅して車道としたものです。現在の2車線道路はバイパス道路ですが、峠前後の狭路とあちこちで交差する狭路旧道が『明治新道』ということになります。

 津市美杉町と松阪市飯南町を結ぶ道路ということもあり、峠前後が悪路にもかかわらず、意外と通行量の多い峠道となっています。あちこちで車同士の離合がよく見られますが、時々大型ダンプが走ることもあります。

 この状態を解消すべく峠を貫くバイパスが建設されていましたが、現在は建設を一時中止している模様です。なので中途半端状態の姿を峠でさらしたままとなっています。当分は悪路区間は残りそうです。

 他の区間は整備が少しづつ進んでいます。狭い2〜2車線道が多くなっています。

■ガソリンスタンド

 仁柿峠越え区間内にGSはありません。R166沿いの町中か美杉町上多紀地区の町中にあるぐらいです。他の区間では町中などにGSがあります。

■アドバイス

 仁柿峠の狭路区間は見通しの悪い狭路坂道が続きます。中にはバイクと車の離合でも苦労する箇所があります。悪路走行の運転初心者の方はできれば経験のある方と行かれることをお勧めします。一人で向かわれた場合、走行が無理だと思ったら写真7か14の地点で引き返すことをお勧めします。走る場合は対向車に要注意です。

 他の区間ではそう問題なく走ることができます。

■注意点

 悪天候時、大雨の時は土砂崩れなどの危険があるため走らない方が無難でしょう。また冬期は路面凍結・積雪のある区間なので要注意です。

●走行DATA

三重県松阪市飯南町〜奈良県宇陀郡御杖村

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:2002年6月7日/04年5月25日/06年6月1日/08年1月10日/他多数

注意>>この区間は、走行方向問わず 何度か走行しています。走行日は主な走行日です。

【合併情報】

●2005年(平17年)1月1日付けで、一志郡嬉野町、一志郡三雲町、飯南郡飯南町、飯南郡飯高町の5町が三重県松阪市と対等合併して『三重県松阪

 市』になりました。このうち、飯南町は『松阪市飯南町』になりました。

●2006年(平18年)1月1日付けで、三重県久居市、安芸郡河芸町、安芸郡芸濃町、安芸郡美里村、安芸郡安濃町、一志郡香良州町、一志郡一志町、

 一志郡白山町、一志郡美杉村の1市7町1村が三重県津市と対等合併しました。このうち一志郡美杉村は『津市美杉町』になりました。

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