>>R477(3)

国道477号線(4)

滋賀県蒲生郡日野町〜滋賀県甲賀市土山町/滋賀県甲賀市土山町〜三重県三重郡菰野町

三重県三重郡菰野町〜三重県四日市市

○国道477号線

  滋賀県蒲生郡日野町〜滋賀県甲賀市土山町

 松尾北交差点でR307と交差すると、R477は平坦な2車線道のまま滋賀県日野町の市街地を進む。町役場前を通り過ぎ、松尾北交差点から1.5kmほど進むと見慣れた水田地帯へと入って2車線ローカル国道となる。『ブルーメの丘』という農業公園入口を過ぎると、行楽客や観光バスの姿はなくなって交通量は少なくなる。

 いくつかの町を通過し、松尾北交差点から6kmほど進んだ日野町蔵王地区からは2車線ワインディング区間に入り、小刻みなカーブが連続するようになる。道も緩やかな勾配の坂道が現れる。蔵王ダムによって日野川を堰き止めて出来た蔵王(ダム)湖の湖畔を通り過ぎると、日野町平子地区の集落へ。山間の静かな農村という感じの集落だ。

 集落を抜けると急勾配・急カーブが連続する山中2車線道となり、小刻みな見通しの悪いカーブをいくつも曲がって進んで行く。集落から1kmほど、R307との交差点から約11kmで平子峠に到着。峠の分水嶺前後は緩やかな坂道になっている。

 峠を越えて滋賀県甲賀市土山町(旧甲賀郡土山町)に入る。土山町側は山中を進む2車線ワインディング区間。日野町側同様、急勾配・急カーブが連続する。峠から3.5kmほど進むと平坦な道となるが、道幅は1.5車線幅に狭くなる。土山町大河原地区の集落内を通り過ぎ、1.5車線幅の狭い橋で野洲川を渡ると、国民宿舎『かもしか荘』(かもしか温泉)前へ到着する。国民宿舎前の交差点を右折するとすぐにr9(県道大河原北土山線)との交差点に到着する。R307交差点から約12kmである。

1.日野町の市街地から6kmほど進むと、水田

  は消えて周囲は山深くなって行く。この先にダ

  ムがある。 

2.日野町蔵王地区より、2車線ワインディング

  区間が始まる。ダム湖の畔を通り平子峠へと

  向かう。

3.平子峠の分水嶺付近にて。分水嶺前後は緩や

  かな勾配の坂道となっている。前後は2車線ワ

  インディング。

 

4.国民宿舎前の五叉路には信号はない。

  一休みで温泉に入るのも良いでしょう。

  (四日市市→日野町方向を撮影)

5.交差点には情報板があった。頭部にR477の

  標識が表示されるタイプ。鈴鹿スカイラインは

  無料開放されてR477となっている。

 

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 この区間は平子峠を越える区間です。峠前後は2車線ワインディング道路で整備されているので走りやすい峠道となっています。特に問題なく走ることが出来ます。

■ガソリンスタンド

 滋賀県日野町の市街地を過ぎるとGSはなかったように思います。小さな個人経営のGSが集落内にあるかも知れませんが、念のために市街地内ではガソリン残量の確認をして下さい。滋賀県甲賀市土山町から先は、武平峠を越えて三重県菰野町市街地までGSはありません。

■アドバイス

 道は整備されているので平子峠越えはそう問題なく走ることが出来ます。自転車の場合は、急勾配の坂道を上り下りしなくてはならないので、時間・体力が必要となります。下りでは速度の出し過ぎとブレーキワイヤーの切断などに注意して下さい。

 峠を越えると国民宿舎『かもしか荘』があり、国民宿舎にある「かもしか温泉」に入って疲れを癒すのも良いでしょう。

■注意点

 週末や行楽シーズン中は車の通行量が多いので注意して下さい。冬期は路面凍結・積雪があります。

●走行DATA

滋賀県蒲生郡日野町〜滋賀県甲賀市土山町【終点→起点方向を走行】

>>走行日:1998年11月13日/2001年10月13日

◆滋賀県甲賀郡の水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町の5町は、2004年10月1日付けで対等合併して「滋賀県甲賀市」となりました。

○国道477号線

  滋賀県甲賀市土山町〜三重県三重郡菰野町

滋賀県甲賀市土山町【甲賀市土山町大河原〜武平TN】

 r9(県道大河原北土山線)とのT字交差点を左折する。ここからはかつて有料道路だった『鈴鹿スカイライン』区間に入る。鈴鹿山脈を越える山岳ワインディングロードで、1997年(平9年)10月頃に無料開放され、現在はR477となっており無料で通行できる。

 r9との交差点を過ぎると、急勾配の坂道となって小さなカーブを曲がりながら進んで行く。道幅は2車線幅である。1kmほどで集落を抜けると山中へと入って行く。『県境まであと12km』との表示を過ぎると、緩やかな勾配の2車線道となって、野洲川ダムによって出来たダム湖沿いを淡々と進んで行く。

 r9との交差点より5kmほど進むと、2車線道のまま急勾配・急カーブが連続するワインディング道路となる。やがて旧料金所跡を通過すると、かつての有料道路区間に入る。ここからは深い山中を進むワインディングとなり、小さなカーブをいくつも曲がりながら急勾配の坂道を駆け上って行く。峠越えの道だが有料道路だったこともあり狭路はない。場所によっては路面の舗装は荒れ気味の箇所もあるが、道は大体整備されている。やはり冬期の積雪の影響があるのだろう。急勾配の坂道を上り、小さな急カーブを曲がり進んで行く。ヘアピンカーブを3つほど曲がると緩やかな勾配の坂道となる。標高を稼いだようで、沿道にあるパーキング(休憩所?)からは展望を楽しめる。

 旧料金所跡から約5km、r9との交差点から約13kmで武平峠に到着。峠を武平TNで越えると三重県に入る。TN出口(三重県側)すぐの所に武平峠展望台がある。ここからは四日市市街と遠くに伊勢湾を見ることが出来る。休憩ポイントしてはちょうど良い所だが、駐車場への出入りの際には車線を走る車に注意しなくてはならない。

1.旧鈴鹿スカイライン区間に入る。元有料道路

  だけあって、整備された2車線道となって山

  中へ進んで行く。

2.谷間では小刻みなカーブが連続。やがて山

  腹に出ると急勾配の坂とヘアピンカーブで標

  高を稼いで行く。

3.武平峠に到着。峠を武平TNで越える。冬期閉

  鎖のTNで、TN内の照明は少ない。TN滋賀県

  側を撮影。

三重県三重郡菰野町【武平TN〜三重県菰野町菰野】

 展望台を過ぎると急勾配のまま、葛折りに近い急角度のヘアピンカーブを曲がって一気に標高を落として行く。道は2車線幅なのだが、時々センターラインを割って走る車がいる。5箇所ほどヘアピンカーブを曲がるが、どのカーブにも『段差減速帯』という凸凹舗装が施してあるので、バイクで走ると振動で腕がだるくなる。峠から約3kmで三重県側の料金所跡を通過する。この先も急勾配・急カーブが続く2車線ワインディング道路には変化はなく、淡々と山中を進んで行く。蒼滝TNを抜けて少し進むと急勾配の急な右カーブを曲がる。その先は急勾配の坂道となり谷間を進んで行く。峠から7kmほど進むと沿道にホテルなどが現れる。ここまで来ると緩やかなカーブのある長い坂道という感じの道となり、湯の山温泉街の外れを進んで行く。

 やがて近鉄湯の山線の線路が見えるとr752(県道茶屋町湯の山停車場線)との交差点に到着。ここからは平坦な2車線道となり三重県菰野(こもの)町の町中を進んで行く。湯の山温泉へ向かう行楽客の車や観光バスの姿が目立ち、交通量はかなり多くなる。道の駅『菰野』前を過ぎるとR306との交差点に到着する。武平峠から約11km、滋賀県土山町のr9との交差点からは約24kmである。

 

4.急カーブを下り、三重県側の料金所跡を通過

  する。

  (三重県→滋賀県方向を撮影)

5.菰野町の市街地まで下りてくる。道は平坦に

  なり信号が増える。交通量は多くなる。この先

  でR306と交差する。

 

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 鈴鹿山脈を越えるこの区間は、豪快な山岳ワインディング区間です。元有料道路ということもあって、道は全区間2車線道。整備された道が続きます。途中で急勾配のヘアピンカーブがあったりするなどしますが、バイク・車の運転初心者でもまず大丈夫でしょう。

 週末や盆・紅葉の季節などは行楽客の車・観光バスが多く走り、やや渋滞気味になることがあります。カーブ区間では無理な追い越しはかけずに、見通しの良い区間で追い越しするようにしましょう。週末の昼間は格好バイクが走っています。バイクで走ると大変面白い道なのです。ヘアピンカーブにタイヤ痕があるところを見ると、夜間は車で走り込んでいる人達もいるようです。夜間の走行は十分注意して下さい。

■ガソリンスタンド

 旧鈴鹿スカイライン区間にはGSはありません。三重県菰野町市街地では必ずガソリン残量の確認をして下さい。滋賀県甲賀市土山町大河原地区から先も、滋賀県日野町市街地までは大きなGSはありません。

■注意点

 武平峠を含む旧鈴鹿スカイライン区間は積雪のために冬期(12月〜翌年3月)は通行止めとなります。その他の区間でも、冬期は路面凍結・積雪に注意して下さい。

 悪天候時・大雨の時は土砂災害の恐れがあるので通行は控えた方がいいでしょう。

●走行DATA

滋賀県甲賀市土山町〜三重県三重郡菰野町【終点→起点方向を走行】

>>走行日:1998年11月13日/2001年10月13日・14日

◆滋賀県甲賀郡の水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町の5町は、2004年10月1日付けで対等合併して「滋賀県甲賀市」となりました。

○国道477号線

  三重県三重郡菰野町〜三重県四日市市

■三重県三重郡菰野町〜三重県四日市市

 三重県菰野町菰野のR306交差点を過ぎると交通量は多くなる。以前は市街地内を1.5kmほどR306と重複していたが、R306菰野BPが供用開始されたため重複状態は解消された。

 旧r306分岐点、続いてr140(県道四日市菰野大安線)を過ぎると、R477は四日市市街へ向かう。道は平坦な2車線道が続く。菰野市街から2kmほど進むと三重県四日市市に入るが、郊外に広がる水田の中を進んで行く。R306との交差点から3.5kmほど進むと東名阪道四日市IC前を通り抜ける。

 ここからは車・トラックの交通量は多くなり渋滞も発生している箇所も現れる。四日市ICを過ぎると三滝川沿いに進む平坦な2車線道となるが、水田の姿は少なくなり徐々に民家が増えてくる。市街地郊外の2車線国道となるが、道幅は少し狭いので流れは悪くなる。2003年11月に三滝川北岸に建設されていたR477四日市BPが全通したので改善はされているのだろう。

 r8(県道四日市鈴鹿環状線)との交差点を過ぎて少し進むと、久保田橋南詰にあるR477BPとの交差点に到着する。三重県菰野町のR306交差点から約10kmである。

1.以前、菰野町市街地内はR306と重複して

  おり、団子標識があった。

  ここからは町中の2車線国道となる。

2.四日市市郊外の水田地帯の中を進んで行く。

  交通量は多いが、この付近では流れは良い。

  東名阪を過ぎると流れは悪くなる。

3.やがて三滝川沿いに進むようになる。市街地に

  近づくにつれ、交通量は多くなる。渋滞が発生

  している箇所もある。

 

 

4.四日市市郊外の町中へ入る。町中を進む2車

  線国道が続く。

 

 

三重県四日市市

 R477BPとの交差点である久保田橋南詰の交差点からは四日市市街地に入る。久保田橋南詰を過ぎるとR477唯一の一方通行区間に入る。一方通行区間は菰野町→四日市市方向(終点→起点方向)で、平坦な1.5車線幅の道。窪田神社の川側を200mほど走ると2車線道と合流して一方通行区間は終わる。

 この一方通行区間の菰野町側(滋賀県側)分岐点は間違えやすい。分岐点は右に別れる2車線道(下り坂を下り4車線道となる)と直進する1.5車線幅の狭路となっている。ほとんどの車は分岐点を右に折れて市街地へ向かうので、流れるままに進むとR477のルートから外れてしまう。左に別れる一方通行の狭路がR477となる。付近には案内標識がないので注意しないと間違えてしまう。狭路にR477国道標識が立っているのが見えるはずなので、それを見落とさない限りはルートから外れることはないだろう。

 2車線道に戻ったR477は、三滝川に沿って市街地の外れを進んで行く。菰野町からのほとんどの車は4車線の市道(?)に流れるため、R477の方は交通量は少ない。一方通行区間分岐点から2kmほど進むと河岸道路との分岐点を通過。R477右に別れて堤防の上を進む狭い2車線道。堤防上の道を200mほど進むと近鉄名古屋線の踏切を越えて、R365明治橋南詰でR365と合流。ここからR477はR365と重複して進む。

 明治橋南詰より100mほど進むと河岸道路と合流。河岸道路合流点から300mほど平坦な2車線道を進むと、R1四日市橋南詰でR1との交差点に到着する。菰野町市街のR306合流交差点より約14kmである。

5.一方通行区間の菰野町側分岐点。左に別れ

  る狭路がR477。間違えやすい所なので注意

  が必要。

6.一方通行区間は1.5車線狭路。国道標識が

  あるので、これを見落とさない限りはルートを

  外れないだろう。

7.R477の最後は堤防上を行く2車線道。右に2

  車線の河岸道路が見える。

  (R1→R306方向を撮影)

8.近鉄線の踏切を渡ってすぐの所にあるR365

  との交差点。この先はR365と重複して進ん

  で行く。

9.R365との重複区間ではR365のみ標識が

  設置されていた。道は平坦な2車線道。

  (R1→R306方向を撮影)

10.この先の交差点でR1と合流する。大阪府池

  田市から約218km。『近畿外環状国道』が終

  わる。

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 この区間は特に問題なく走ることが出来ます。四日市市市街と市街郊外を結ぶ幹線道路となっているので、交通量が多いことが注意する点でしょう。冬期も路面凍結・積雪はほとんどない(まれにある?)区間です。交通量の多い路肩の狭い2車線道なので、自転車で走る場合は注意して下さい。

>>477四日市BP

 狭い2車線道で交通量が多いことから渋滞気味の区間で、東名阪道四日市IC前後では4車線道への拡幅工事が行われています。しかし市街外れ付近では、拡張が難しいためか三滝川の北岸を進むR477BPが建設されていました。2001年10月頃は未開通で部分供用となっていましたが、2003年11月7日に全通・供用開始しています。

 BP完成により、四日市市生桑町〜同市高角町間の現道がR477のままか国道指定を解除されるかは不明です。

>>河岸道路

 R477起点近くにあるのが河岸道路。近鉄線の踏切手前でR477から別れて三滝川の河原を進む道です。近鉄名古屋線とR365明治橋の下を通ってR1との交差点手前でR365(R477と重複)に合流します。分岐点付近にはR477国道ステッカーが貼られていたので、R477の別ルートかと思いましたが国道ではありません。

 河岸道路は踏切待ちを解消するためのR477BPと言えます。河岸道路のおかげで、近鉄線の踏切を越えるR477本道は、R365から入る車ぐらいで、ほとんど交通量はありません。

 なお、この河岸道路は川の増水時や増水が予想される場合は通行止めになります。

■一方通行区間

 本文中にも書きましたが、一方通行区間の菰野町側分岐点は間違えやすいので注意して下さい。一方通行区間の反対方向(起点→終点方向)は、一方通行区間手前(R1側分岐点)で左に曲がり4車線の市道に迂回するようになっています。

市道との交差点を右折して道なりに進めばR477本道に合流しますが、一度R477のルートから離れることになります。となると、R477を全区間正確にトレースするには終点→起点方向に走らなくてはなりません。

●走行DATA

三重県三重郡菰野町〜三重県四日市市町【終点→起点方向を走行】

>>走行日:1998年11月13日/2001年10月14日

【国道477号線終わり】

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