○国道265号線 【宮崎県小林市〜宮崎県小林市須木】 |
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【レポートは小林市→小林市須木方向(起点→終点方向)です。】 |
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■宮崎県小林市 |
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九州縦断国道のR265起点は宮崎県小林市。市街地内にあるR221との本町交差点である。交差点入口にはR265のおにぎり標識が設置されている。本町交差点からのR265は町中を行く2車線道で交通量が多い。 小林市真方の城山公園近くにある大手橋東詰を過ぎると、緩やかな坂道を下り町中を抜けて郊外の農村地帯を進む平坦な2車線道となる。この先の狭路・悪路区間とは同じ国道とは思えないような、走りやすい快走路が続く。やがて『大型車通行止』の標識が現れる。この先、(旧)須木村の町中を過ぎた先にある輝嶺(きれい)峠が狭路・悪路区間であることを示している。 小林市東方地区の町を過ぎると農村地帯をのんびりと進む。池の上地区の町中を過ぎると民家などはなくなり、山間を進むアップダウンの連続する2車線道となる。見通しの良い走りやすい道で、所々に荒廃した旧道が見られるのでバイパスとして整備された道なのだろう。小林市五本松地区にある峠(峠名?)を過ぎると小林市須木地区(旧:西諸県郡須木村)に入る。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
■宮崎県小林市須木 |
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小林市須木(旧:西諸県郡須木村)に入ってからも、アップダウンの連続する2車線道が続く。小林市須木奈佐木でr401(県道奈佐木高岡線)との交差点を過ぎると、山間に入りカーブの続く2車線道となり、r401交差点から約2.5kmで新軍谷トンネルに至る。新軍谷トンネルで軍谷峠を越えると、r26(県道宮崎須木線)との交差点を過ぎて小林市須木下田の町中に入る。 本庄川を渡ると小林市役所須木庁舎(旧:須木村役場)のある、旧須木村の中心地である小林市須木中原の町中に入る。中原の町を過ぎると、輝嶺峠・尾股峠を過ぎて児湯郡西米良村村所まで大きな町はない。 町中を過ぎて1.3kmほど進むとr143(県道中河間多良木線)との交差点に到着する。小林市本町交差点から約18kmである。このr143交差点から北は狭路・悪路区間となる。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 小林市市街から旧須木村までの区間は、早くから整備されたようで全区間2車線道となっていました。交通量もそこそこありますが、信号がほとんどないので流れは良いです。 整備されているので快走できますが、場所的には取り締まりをしていそうな所があるので、速度には注意しましょう。 ■ガソリンスタンド 小林市から北上する場合、小林市須木の町中にあるGSが最終GSとなります。小林市須木の町中にあるGSを過ぎると、輝嶺峠・尾股峠を越えてR219沿いの児湯郡西米良村村所までの約50kmの間にGSはありません。給油が必要な場合は必ずしておきましょう。 ■アドバイス アップダウンの連続する区間となります。自転車の場合は時間と体力に余裕を持って走ってください。 ■注意点 歩行者・自転車などに注意してください。 |
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●走行DATA |
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宮崎県小林市〜宮崎県小林市須木 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2008年5月9日 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日:1998年3月30日 |
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【小林市内を往復走行】 >>走行日:2002年4月9日 |
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【合併情報】 ●2006年(平18年)3月20日付けで、宮崎県小林市と宮崎県西諸県郡須木村が対等合併しました。須木村は『小林市須木』になりました。 |
○国道265号線 【宮崎県小林市須木】 |
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【レポートは小林市→小林市須木方向(起点→終点方向)です。】 |
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■小林市須木【須木中原〜輝嶺峠】 |
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小林市須木(旧:西諸県郡須木村)中原のr143(県道中河間多良木線)との交差点からは輝嶺峠を越える区間に入る。交差点を右折すると、しばらくの間は2車線道が続く。袋谷川に沿う平坦な2車線道で、川の流れに沿ってウネウネとカーブが続く。 しかしr143交差点から3kmほど進んで袋谷川を渡ると、道幅は狭くなって1車線狭路の3ケタ国道になる。起点のR221交差点から約20kmで九州縦断国道の姿が現れることになる。 1車線狭路となったR265はしばらくは袋谷川に沿って進むが、やがて急勾配の坂道となって谷間から離れて峠に向かうようになる。断崖下を通る見通しの悪い急カーブが続く狭路坂道が続くようになるが、路面は比較的良好な状態となっており、後で走ることになる尾股峠区間よりは走りやすい。そのような狭路を約8km走ると輝嶺(きれい)峠に到着する。r143交差点から約11kmである。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
■小林市須木【輝嶺峠〜田代八重】 |
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輝嶺峠を越えてからも狭路坂道が続く。峠を越えてからも相変わらず見通しの悪いカーブが連続する。R265は山腹をぬうようにクネクネと進む。場所によっては展望が開け、九州山地の山々を見て走る場所もあるが、ほとんどは鬱蒼とした山中を走ることになる。一部に断崖下でコケの生えた狭路区間も現れ、峠南側区間よりも状態が悪い区間もあるものの、比較的良好な路面状態が続く。 クネクネした狭路坂道を下り続け、輝嶺峠から約7kmでr144(県道槻木田代八重線)との交差点に到着する。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など R265を起点から北上した場合、最初に現れる難所となるのが輝嶺峠越え区間です。最初だけは2車線道ですが、この手の3ケタ国道のお決まりパターンで程なくして狭路国道となり峠に向かいます。峠を越えたr144との交差点までは1車線狭路の坂道が続き、見通しの悪いカーブが連続します。 1998年(平10年)3月走行時は北→南方向に走りましたが、このときは田代八重ダム建設中で、工事関係車と何台かすれ違いましたが、2008年(平20年)5月走行時は3台の車とすれ違っただけでした。交通量はかなり少ないのですが、カーブでは対向車に注意してください。 ■ガソリンスタンド 輝嶺峠区間にはGSはありません。小林市須木の町中にあるGSを過ぎると、輝嶺峠・尾股峠を越えてR219沿いの児湯郡西米良村村所までの約50kmの間にGSはありません。給油が必要な場合は必ずしておきましょう。 ■アドバイス 尾股峠よりも幾分走りやすい峠道ですが、それでも狭路・悪路には違いありません。バイク・車の運転初心者の方は2人以上で走られることをお勧めします。輝嶺峠越えで無理だと思った方、尾股峠越えに挑んではいけません。大人しく引き返しましょう。 長距離ツーリングに組み入れる場合、たいていは尾股峠も越える計画を立てられると思います。距離の割には時間がかかるので余裕を持って計画を立てて下さい。また 災害通行止めの可能性も考えて迂回路も検討しておいて下さい。 急勾配の坂道が続くので、自転車の場合は時間と体力に余裕を持って走ってください。小林市須木の町を過ぎると、店や自販機や公衆電話などはありません。食料・飲料水などの購入は予めしておいた方が良いでしょう。なお輝嶺峠〜尾股峠区間には店や自販機はありませんので注意してください。 ■注意点 冬期は路面凍結・積雪があり得る峠ですので、冬期や大雨の降った後は役場にでも問い合わせてから走るようにして下さい。 悪天候時、夜間の走行は危険です ので走らないように。悪天候時の走行はやめた方が良いでしょう。 |
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●走行DATA |
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宮崎県小林市須木 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2008年5月9日 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日:1998年3月30日 |
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【合併情報】 ●2006年(平18年)3月20日付けで、宮崎県小林市と宮崎県西諸県郡須木村が対等合併しました。須木村は『小林市須木』になりました。 |
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