○国道265号線 【宮崎県児湯郡西米良村〜宮崎県東臼杵村椎葉村】 |
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【レポートは児湯郡西米良村→東臼杵郡椎葉村方向(起点→終点方向)です。】 |
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■児湯郡西米良村【板谷〜村所】 |
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児湯郡西米良村板谷のR219交差点からは、R265はR219と重複して東に向かう。重複区間は板谷川に沿って進む平坦な2車線道が続く。川の流れに沿ってウネウネするかと思ったが、整備が進みバイパストンネルが供用されて突っ切るように山間を進んで行く。板谷のR219交差点から約5kmで西米良村の中心地である村所の町に到着。1.5車線幅の狭い橋で板谷川を渡ると、R265分岐交差点である村所交差点に到着する。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
■児湯郡西米良村〜東臼杵郡椎葉村 |
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西米良村村所でR219から単独分岐したR265は一ツ瀬川に沿って北に向かう。一部に狭い箇所もあるが、概ね川沿いの整備された平坦な2車線道が続く。竹原トンネルを過ぎて少し進むと道幅は狭くなり、1.5車線狭路となって3ケタ国道らしくなる。 竹原トンネルから先のR265は所々に2車線道がある広狭混在区間で、概ね一ツ瀬川に沿う平坦な1.5車線で進んで行く。 路面状態は良好な状態で走りやすいが、見通しの悪い区間が長いので対向車に注意が必要となる。淡々と川沿いの道を進んで行く。どこまで行っても同じような風景の中を進むことになる。 R219との村所交差点から約13kmで児湯郡西米良村と東臼杵郡椎葉村との村境に到着。長い西米良村縦断が終わったことになる。東臼杵郡椎葉村に入ると少し荒れた路面となるが、川沿いの平坦な1.5車線狭路区間が続く。淡々と狭路を走り、村境から約8kmで椎葉村大河内の城地区にあるR338交差点に到着する。村所交差点から約21kmである。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
■東臼杵郡椎葉村【大河内】 |
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椎葉村大河内の城地区からはR388と重複する。R388交差点からは一ツ瀬川の北側を戻るように進む。川を挟んで対岸に先ほど走っていたR265の道路が見えるが、平地区の町を過ぎると離れて見えなくなる。底付近からは板谷川に沿って進むようになる。道は狭い2〜2車線道が断続的に続く。2kmほどは緩やかな勾配の坂道が続くが、やがて急勾配の坂道となりいくつかのカーブをクリアして行くことになる。 しばらくすると1.5車線道になり、徐々に3ケタ国道らしい道になってくる。そして城地区のR388交差点から約4kmで椎葉村大河内の矢立地区のR388分岐交差点に到着する。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
■東臼杵郡椎葉村【大河内〜飯干峠】 |
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椎葉村大河内の矢立でR388が分岐すると、坂を下って矢立川を渡る。ここからR265はセンターラインのないやや狭い2車線道となって板谷川に沿って谷間を進んで行く。R388分岐点からほどなくして矢立の集落を通り抜けると、人家はなくなり飯干峠に向かうことになる。矢立集落の北にある野々首集落から先は、飯干峠を越えた北側、椎葉村川の口地区まで集落はない。 矢立集落からのR265は1〜1.5車線の狭路となる。落ち葉や落石などはあまり見られず、また路面状態も良好で走りやすい峠道だ。R265はしばらくは板谷川の谷間に沿って進んで行くが、やがて川から離れて山腹を上り峠に向かうようになる。狭路坂道区間に入ると見通しの悪い急カーブが連続する悪路区間に入る。悪路と言っても車同士でも離合できるぐらいの道幅はあるので、尾股峠区間に比べればかなり走りやすい狭路山道だ。尾股峠を走った後だからそう感じるのかも知れないが・・・。 クネクネした狭路山道を3kmほど進む。やがて切り通しの峠に到着。ここが飯干峠。R388分岐点から約12km、西米良村村所のR219交差点から約33kmである。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
■東臼杵郡椎葉村【飯干峠〜川の口】 |
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飯干峠から北側への展望は良く、椎葉村の山々を見渡すことが出来る。峠を越えると1.5車線狭路坂道で下って行く。路面状態は比較的良好だ。しばらく進むとショートカットルートとなる林道の分岐点を過ぎる。林道を経由すれば新橋地区の小崎小学校近くに 出るそうだ。 林道分岐点からも1.5車線幅の坂道が続く。路面にコケの生えている場所もあるが、大きく荒れている場所はなく淡々と坂を下って行くことができる。所々で狭い2車線幅になっているので、離合もそれほど困難な状態ではない。とはいえ狭路坂道には変わりはなく、見通しの悪いカーブが続くので対向車への注意が必要となる。 カーブをいくつもクリアしながら坂を下る。そして飯干峠から8kmほど坂を下ると、突然山中から抜け出して山間の静かな農村である川の口集落にでた。 椎葉村野々口集落以来の集落だ。静かな山里に下りて来ると飯干峠越え区間も終わる。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
■東臼杵郡椎葉村【川の口〜若宮】 |
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椎葉村川の口からは耳川支流の小崎川に沿って進んで行く。山間の農村集落を繋ぎながら進む2車線道を淡々と走って行く。川の口集落を過ぎると道幅は狭くなり1〜1.5車線幅の狭路となる。狩底集落からは山間を進むローカル国道という感じの道となり、淡々と狭路を進むことになる。 川の口から4kmほど進むと椎葉村新橋地区に至る。小崎(こざき)小学校を過ぎると、飯干峠近くからの林道と合流。その先付近から道路左側に上椎葉ダムによって出来たダム湖・日向椎葉湖が姿を現し、R265はダム湖沿いを進むようになる。入り組んだダム湖沿いを進むため、平坦な1〜1.5車線狭路ながらウネウネと見通しの悪いカーブをいくつもクリアしながら進む。 そして若宮トンネルを抜けて程なく進むと上椎葉ダム横に至り、ダム湖沿いを走る区間が終わりを告げる。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
■東臼杵郡椎葉村【若宮〜下椎葉】 |
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上椎葉ダム横を通り過ぎると椎葉中学校への道が分岐する。中学校への道の分岐点を過ぎると、1.5〜狭い2車線幅の急坂を一気に下って桑の木川沿いの谷間に下りて行くき、整備された2車線道となって川に沿って進んで行く。耳川を渡る針金橋からは上椎葉ダムをほぼ真正面から見て過ぎると、流れが復活した耳川に沿って進む。 1.5kmほど進むと椎葉村の中心地である上椎原の町中を経由する旧道の分岐点に至る。この先、R265は整備された2車線道で耳川沿いに進んで行く。椎葉大橋を渡った北詰で旧道と合流。その先で2006年(平18年)10月に供用となったバイパストンネルの中椎葉トンネルを通り抜け、下椎葉第1トンネルそして第2トンネルを過ぎると、R327との交差点となる音ヶ瀬大橋南詰に到着する。椎葉村矢立のR388交差点から約35km、児湯郡西米良村村所のR219交差点からだと約60kmである。 |
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<<写真はすべて2008年5月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 児湯郡西米良村〜東臼杵郡椎葉村までの区間です。R219交差点からR327交差点までの間は、R219〜R388の川沿いローカル国道区間、飯干峠越え区間、椎葉村川の口からのローカル国道区間と大まかに3区間に分けられます。 このうち飯干峠越え区間は秘境椎葉村を実感できる峠道で、九州山地の山深いところを延々と走ることになります。急勾配・急カーブが連続する狭路が続く、いわゆる”悪路”区間ですが、意外と整備されており尾股峠に比べると走りやすい峠道と言えるでしょう。交通量も意外と多く、2008年5月に走った時は木材を積んだトラックとすれ違いました。なので対向車には注意が必要です。1.5車線幅の区間が長いので、すれ違いは十分に出来ると思います。ローカル国道区間はのんびりと走りましょう。 2008年走行時は椎葉村大河内の城地区(R388交差点付近)から雨が降ってきたため、写真撮影を優先し記録をほとんど取っていません。なので詳しい距離は分かっていません。m(_ _)m ■ガソリンスタンド 児湯郡西米良村村所地区と東臼杵郡椎葉村中椎葉にGSがあるのを確認しています。飯干峠を越える前には必ずガソリンの量を確認してください。 ■アドバイス 飯干峠越え区間は見通しの悪い狭路の坂道が連続するので対向車には十分注意して下さい。山中狭路で対向車など来ないと思われるかも知れませんが、相手側も「まず走っていないだろう」と思って運転している可能性があります。バイク・車の運転初心者の方は出来れば2人以上で行かれるのが良いでしょう。 この区間、思った以上に時間がかかります。長距離ツーリングのルートに組み入れる場合は、時間にかなり余裕を持たせた方がいいでしょう。土砂崩れで通行止めということもあり得るので、迂回路も検討しておいて下さい。400cc以上のバイクだと、大変疲れます。疲れたら休憩して走って下さい。 自転車だと、かなりの体力・時間が必要です。下りはブレーキワイヤーが切れるかも知れませんので注意して下さい。行程的には、椎葉村上椎葉〜飯干峠〜西米良村村所を1日かけて走ることをお勧めします。 ■注意点 夜間走行は大変危険なので走らないで下さい。大雨・悪天候時は土砂崩れの危険があるので 走らない方が良いでしょう。大雨の後は道路状況を確認してから走るようにしてください。 冬期は路面凍結・積雪がある区間です。バイクでの走行は出来ませんが、車の場合でもタイヤチェーンなどの装備を持って行って下さい。 |
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●走行DATA |
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宮崎県児湯郡西米良村〜宮崎県東臼杵郡椎葉村 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2008年5月9日 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日:1998年3月30日 |
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R265・R388重複区間 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2002年4月8日 |
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