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国道308号線 (1)

 大阪市大阪市〜東大阪市までの区間は、大阪市〜東大阪市を結ぶ東西の幹線道路を含む都市国道区間。交通量が非常に多く、バイク・乗用車から大型トラックまであらゆる車輌が走っています。ところがR170(旧道)から東は少しだけ町中国道区間を過ぎると激坂狭路の3ケタ国道区間となり、わずか数キロで激変します。そこが”3ケタ国道”らしいところです。

 ちなみに大阪市内区間は頻繁に走るのですが、頻繁に走りすぎているためか再撮影していません。いずれ写真更新します。

大阪府大阪市〜大阪府東大阪市

大阪府東大阪市

○国道308号線

 【大阪府大阪市〜大阪府東大阪市】

【レポートは大阪府大阪市→大阪府東大阪市方向(起点→終点方向)です。】

■大阪市大阪市【大阪市中央区〜大阪市東成区】

 R308の起点は、大阪ミナミの繁華街である心斎橋にほど近い大阪市中央区新橋交差点。御堂筋(R25・R26・R165)と長堀通り(R308)との交差点でもある。休日にもなるとミナミにやって来る人達の車で大渋滞する交差点だ。

 R308は御堂筋から離れて東に向かう。R308は『長堀通り』と呼ばれる大阪市内を東西に結ぶ幹線道路となっており交通量は多い。御堂筋と松屋町筋までの間は片側2〜3車線もある幅広の道路で、道路中央部は地下駐車場の入口も設置されている。松屋町筋を越えると繁華街やオフィス街を抜けて、片側2車線の道となり街中を進むようになる。谷町筋・上町筋・玉造筋といった大阪市内の南北を結ぶ幹線道路と次々と交差しながら東へ進み、JR大阪環状線を越えて大阪市東成区に入ると大阪市の下町っぽい地域に入り、沿道にも生活感が感じられるようになる。今里交差点で今里筋と千日前通りと交差し、1.2kmほど進んだ新深江橋交差点で大阪内環状線(R479)と合流する。

 大阪内環状線(R479)と合流するとR308は北へ向かうが、北へ1.2kmほど進んだ深江橋交差点で再び東に進路を変える。R308とR479の重複区間はわずか1.2kmほどである。

1.御堂筋との新橋交差点。御堂筋〜堺筋までの間は

  心斎橋随一の商業地。交通量が多い。写真は交差

  点南西角から撮影。(0403)

2.大阪市市街中心部は片側3車線の道で進んで行く。

  交通量は多い。R308の表示は案内標識にしかな

  かった。(9909)

3.大阪市内のR308は『長堀通』と呼ばれている市内を

  東西に結ぶ幹線道路。交通量は非常に多い。

(0003)

4.今里交差点を東から見る。写真右斜めから来るのが

  R308(長堀通り)。(0712)

5.今里交差点からはr702と重複して、千日前通りを

  行く。(0712)

6.この先の新深江交差点でR479と合流。交差点を

  左折して北に進路を変える。(9909)

 

7.大阪市内の幹線道路である大阪内環状線(R479)

  を北上。この先で右折する。(9909)

8.深江橋交差点にある案内標識を森ノ宮寄りから

  撮影。(0106)

 

■大阪府大阪市〜大阪府東大阪市

 深江橋交差点からの区間は、『中央大通り』と呼ばれる大阪市内の東西を結ぶ大幹線道路。上を阪神高速東大阪線が通る区間で、大阪外環状線(r2)までの交差点までは片側3〜4車線もある幅広の区間となる。それだけ広くても、時間帯によってはしばしば渋滞が起こる。

 深江橋交差点から3.5kmほど進むと、r2(府道大阪中央環状線)との荒本交差点に到着。近畿道と阪神高速の東大阪JCT下の交差点。交差点直前の車線は右左折・直進レーンがややこしいので注意が必要。大阪らしく直進レーンから強引に右左折レーンに(その逆もあり)割り込む車も多い。

 荒本交差点を越えると片側2車線道となってさらに東に向かう。大阪中央環状線から東の区間は大阪外環状線(R170)に向かう大型トラックや大型トレーラも多く、信号が多いこともあり慢性的な渋滞が発生している。片道2車線幅なので流れが悪くなっていることも原因の一つとなっている。大阪外環状線までの約5kmの区間は渋滞の中を走ることになる。

 大阪外環状線(R170)との被服団地前交差点を過ぎると第二阪奈道路下の片側1〜2車線の側道のような道となり、500mほど走ると近鉄けいはんな線(旧:東大阪線)新石切駅前にある東山町交差点で本来のR170(東高野街道)と合流する。

9.深江橋からは阪神高速の高架下を行く。

  R308標識がやっと現れた。(0106)

10.幹線道路ゆえ交通量は非常に多い。

  (東大阪市→大阪市方向を撮影)(0106)

11.長田交差点でr2と交差する。ここで交差するr2は

  (旧)大阪中央環状線。(0106)

 

 

12.R170(外環状線)と交差点してから500m ほど

  進むとR170(東高野街道)と合流する。(0106)

 

 

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 この区間はR308の『大都市区間』と言える区間です。起点の新橋交差点から大阪外環状線(R170)までの約12kmの区間は、大阪市内を東西・南北に結ぶ幹線道路と交差しているので、交通量は非常に多い区間です。特に『中央大通り』と呼ばれる区間は、原付バイクから大型トレーラまでが同じ車線を走ることになります。割り込みや無理な追い越しは日常茶飯事。側道や沿道の店からの原付バイクや車の飛び出しなどもよく見かけます。運転は要注意です。

 朝夕のラッシュ時はもちろんこと、月末締めの日などは大渋滞しています。休日も時間帯によっては渋滞することがあるようです。時間帯を考えて走らねばなりません。

■ガソリンスタンド

 適度な距離にあります。

■アドバイス

 大阪らしく歩行者・自転車の無謀横断や飛び出しなどがあるので注意して下さい。これも大阪らしいのですが、路駐車による車線減少などは日常茶飯事です。前方をよく見て運転しましょう。

■注意点

 バイク・車の割り込み、飛び出し、無茶な追い越しや進入、あらぬ場所でのUターンなど、周囲の状況を把握して運転して下さい。

●走行DATA

大阪府大阪市〜大阪府東大阪市

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:1999年9月28日/2000年3月12日/01年6月1日/ 07年12月6日/他多数

注意>>この区間は、走行方向問わず かなり頻繁に走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

○国道308号線

 大阪市東大阪市

【レポートはR170→暗峠方向(起点→終点方向)です。】

■大阪府東大阪市【東大阪市西石切町〜東大阪市東豊浦町】

 駅前交差点 からはR170(東高野街道)とR308は重複して南下する。重複区間は短く1kmほど進む箱殿交差点でR170から単独分岐して東に向かう。ここまで来るとこれから越える生駒山脈が間近に見える。

 R308は2車線の町中の道となり、東大阪市箱殿町や豊浦町などの住宅街を進む。R170までの大都市幹線国道から静かな住宅街の中を進む町中国道へ変わるのだ。しかし山裾なので道は急勾配となっている。進むにつれて勾配はきつくなり、3ケタ国道の雰囲気が出始める。

 箱殿交差点から約1kmで近鉄奈良線のガード下をくぐると、r170(府道牧岡停車場線)との交差点に到着。大阪市内(箱殿交差点方面)から初めて来た場合は、まずここでR308を見失うことになる。

1.箱殿交差点をr702側から撮影する。R308は

  写真左から来て奥に向かう。(0712)

2.大都市国道から静かな住宅街を行く町中国道とな

  る。(0712)

3.やがて急坂のやや狭い2車線となって坂を上ってい

  く。(暗峠→R170方向を撮影)(0106)

 

 

4.最初はここでルートを見失う。進入禁止の標識のあ

  る狭路がR308なのだ。暗峠へは左の道に向かわ

  なければならない。(0712)

 

 

■東大阪市東豊浦町【R308入口付近】

 地図上でも交差点の作りを見ても、交差点を直進して進む道がR308である。ところがこれから進むべき道は完全1車線幅の狭路で、どうみても『集落の生活道路』という感じの道だ。おまけに奈良方面から大阪方面への一方通行区間となっており、箱殿交差点方面からは進入することは出来ない。

 理由は簡単。東大阪市東豊浦町内の町中は極狭路で、車同士のすれ違いが不可能なためだ。そのため町中の約100mの区間は奈良→大阪方向の一方通行区間となっている。峠越え区間も同じような道幅なのだが、町中で迂回路を確保出来るために一通区間が設定されているようだ。

 箱殿交差点方面から来た場合に本来のR308のルートに入るには、いったん市道枚岡公園方面に進んで300mほど迂回路を走る必要がある。道の入口には迂回路を示した標識が設置されているが、標識はここだけなので初訪問の場合はルートを見失いやすい。

 R308の本ルートへ向かうには、交差点を左折していったん近鉄線と併走。最初の交差点を右折して住宅街に入り、50mほど進んだ所にあるY字交差点(写真10の交差点)を右折して完全1車線道に入らなくてはならない。道なりに1.5車線道を進むと枚岡公園に入ってしまう。箱殿交差点から坂を上ってきて近鉄奈良線のガードをくぐってからは、『左折→右折→右折』すればR308本ルートに入ることが出来るのだ。

5.r170交差点からのR308は、暗峠→R170方向の

  一方通行。暗峠へは交差点を左折して迂回ルートを

  通ることになる。(0712)

6.一通区間。ご覧の通り狭路の坂道となっている。

  一通になるのも納得できる。(0712)

  (R170→暗峠方向を撮影)

7.一通区間の始まり。暗峠行きの迂回ルートはここに出

  てくる。(0712)

  (暗峠→R170方向を撮影)

8.交差点にある案内標識。左折して迂回するように

  指示されている。(0403)

9.最近になって案内の看板が設置されたようだ。

  間違う車が多発したためだろうか?(0712)

10.R308暗峠へは、このY字交差点を右に向かう。

  左に進むと牧岡公園に入ってしまう。(0712)

■東大阪市東豊浦町【東豊浦町町中〜S字カーブ付近】

 迂回路経由でR308の本ルートに戻る。これから走るR308と名乗っている道は完全1車線幅のかなりな急勾配を有する狭路坂道。路面は表面に丸いワッカの跡がついたコンクリートによる舗装だ。さきほどまでの大都市幹線国道の面影は微塵すらなく、あるのはこれから走る道が『とんでもない悪路』であるという現実のみ。大阪市内区間の歩道よりも狭い道幅で、信じられないぐらいの急勾配の狭路が、同じ国道 308号線であるとはとても信じられない。

 初めてR308を走る人が箱殿交差点方面から迂回路を回って来た時、本道へ入る交差点では間違いなく停まって凍りつく。バイク・車の運転初心者や『国道だから大丈夫だと思って走ってきた』人達、運転する自信を喪失した人は、T字交差点を右折し一通区間を走って箱殿交差点方面に戻ることを勧める。

 さてR308悪路区間の勾配は半端ではない。ジェットコースターの出発直後の急勾配という感じがする。いわゆる『激坂』である。峠から下って来る車は、『下る』ではなく『落ちてくる』と表現した方が的確だ。400ccのバイクだとLowか2nd、80ccのKSRUではLowに入れてアクセル全開にしないと坂を上ることが出来ない。しかも坂を上っている途中に少しでもアクセルを緩めるとエンストしてしまう。車高の低い車では間違いなく底を擦るだろう。1300ccクラスの車でも上るのは少し苦しい。油断できない狭路坂道だ。

11.R308狭路激坂の入口付近。この付近でも結構

  急勾配だったりする。(0712)

12.少し上ると倉のある民家が現れる。道路と民家の

  壁との角度に注目。(0712)

13.町の外れにある民家。昔ながらの建物で、旧街道の

  面影が残る。(0712)

 

14.枚岡公園内を進んで行く。ひたすら狭路激坂

  が続く。(0106)

15.秋には紅葉も楽しめる。しかし運転している場合は

  そんな余裕は全くない。(0712)

 

 狭路坂道を走り始める。こんな激坂狭路であるにもかかわらず、沿道には住宅が建ち並んでいる。驚いたことには賃貸アパートまで建っていたりする。こんな場所にまで開発が及んでいるのは、平野部の土地に余裕がないということの現れだろう。

 50mほどで町中を抜けると山中へと入る。道は相変わらず急勾配の完全1車線道。山中へ入ると見通しの悪いカーブが何カ所か現れる。対向車が現れないことを 祈って激坂を上り続ける。急勾配区間には対向車とのすれ違いのための待避帯(待避所)というモノは一切ない。沿道にあるお寺の駐車場や空き地、所々にある1.2車線幅区間までどちらかのバイク・車が後退して道を譲らねば離合は困難だ。ちなみに坂道では上りが優先なので、譲るのは下ってくる車である。

 激坂区間に入って500mほど進むと、ほんのわずかな距離であるが勾配が緩くなる。枚岡公園内への遊歩道が分岐しており、道幅は1.2車線幅ぐらいあるので休憩ポイントにはなる。坂の途中にある観音寺というお寺を過ぎると、再び急勾配の激坂区間へ入る。観音寺から先の激坂区間には、急勾配・急カーブが3箇所ほど存在する。2箇所あるS字カーブでは勾配の凄さを目視出来る。

16.軽自動車が轟音を響かせて坂を上って行った。

  ご覧の通り、軽自動車でも離合はかなり困難な

  状況。(0106)

17.鬱蒼として見通しの悪いカーブが何カ所か存在す

  る。さらに凄い勾配が、運転手の精神的プレッシャー

  になる。(0712)

18.最初か2つ目のS字ヘアピンカーブ。分かりずらい

  が、電光掲示板と温度計が設置されている。見る余裕

  はあまりないと思う。(0712)

19.途中にあるS字ヘアピンカーブ。凄い勾配であるこ

  とがお分かりだろか。ここで『第一暗峠橋』を渡る。

 (0712)

20.撮影年月が違うのだが、写真19をカーブ上地点か

  ら見下ろす。バイクでも途中で停まると発進が困難

  になる。(0511)

21.暗峠初走行時の写真。第一カーブをクリアしたところ

  で凍り付いた。橋は『第二暗峠橋』か? この後の坂

  道発進に苦労した。(9608)

■東大阪市東豊浦町【S字カーブ付近〜登山道交差点】

 2箇所目の急勾配S字カーブを過ぎて激坂を少し進む(上る)と山中から抜けて周囲が明るくなる。坂の勾配も少し緩くなる。それでも急勾配の坂道には変わりがないのだが、今までの激坂と比べると緩やかに思える。

 その坂を約200m進むと平坦な1.5車線幅の舗装道路と交差する。東大阪市六万字町から続く登山道であるが、徒歩以外の一般車両(バイク・車は当然含む)は通行禁止だ。この道は『府民の森』へと続く。

 この交差地点もミスコースの一つ。直進する1.5車線道の道路脇から申し訳ないように分かれる1車線幅のコンクリート舗装の道がR308なのだ。小さな案内標識が立っているが 、ゲートが開いていると国道よりも立派な道の方をR308と勘違いしてしまい、そのまま1.5車線道に進む車も時々いるようだ。 

22.S字カーブを過ぎてからもしばらくは激坂が続く。

(0511)

23.やがて勾配は緩くなる。「通学路」は登山道のことだ

  ろう。R308が登山道?(0712)

24.R170へ向かう場合は、コンクリ舗装の狭路に向か

  う。(暗峠→R170方向を撮影)(0712)

25.暗峠には左のコンクリ狭路に進む。アスファルト道

  路は国道ではない。(0511)

26.このコンクリ狭路がR308。3ケタ国道らしい光景。

(0712)

27.ご覧の通り、国道308号線であることを証明して

  いる。(0106)

■東大阪市東豊浦町【暗峠付近】

 『府民の森』へ向かう登山道との交差点を過ぎると、R308は完全1車線幅のコンクリート舗装の道のまま集落内へ入る。暗峠にほど近い所なのに民家(農家)が数軒建っているのだ。この集落(東大阪市東豊浦町)内を急勾配の坂道で一気に駆け上がると平坦な石畳の1車線道となる。バイクだと少し走りにくい。

 石畳の道となって50mほど進むと、暗越奈良街道の難所の峠であり、大阪府と奈良県の府県境である暗峠(くらがりとうげ)に到着する。しかし峠には信貴生駒スカイライン(バイク通行禁止)が横切っているので、峠の雰囲気は半減している。なお、峠には『日本の道百選』の石碑が建っている。 

28.登山道交差点からも狭路坂道で集落内を進んで行

  く。急勾配の坂が続く。(0712)

29.峠付近の大阪府内は平坦な石畳道となる。

  (暗峠→R170方向を撮影)(0712)

30.暗峠に到着。府県境と石碑がある。先に見えるガード

  レールは生駒スカイライン。(0106)

 

 

31.暗峠を奈良県側から撮影。季節営業の小さな茶屋

  がある。(0511)

 

 

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 暗峠区間の大阪府側区間です。近鉄奈良線を越える付近までは急坂の2車線道ですが、東豊浦町の町中からは激坂狭路が続く3ケタ国道となります。大阪市内の幹線道路と同じ国道とはとても思えません。

 通る車は自治体の車や地元の人の車を除けば、『国道308号線』という肩書きに惑わされて来てしまった人か極狭路を楽しむ人ぐらいです。宅急便のトラックが走っているのを見たことがありますがこれは例外でしょう。50ccの原チャリで上り下りする人の姿も見ましたが、当然のことながらかなりゆっくりでした。 原付1種でも上り下りは出来るようですが、エンブレが効きそうにないのでかなり危険だと思います。

 奈良県側と比べると大阪府側の区間の方が激坂狭路区間が長いように思えます。走る場合は心して走りましょう。

■アドバイス

 奈良県側区間にも言えることですが、R308暗峠区間はバイク・車の運転初心者には向いていません。運転に自信がなければ、阪奈道路(無料の府県道)か第二阪奈道路(有料道路)を走ることをお勧めします。興味本位とか『国道だから整備されているだろう』と思っているもやめておきましょう。激坂を上り始めたら必ず後悔します。待避帯のない1〜1.2車線幅の激坂道路なので、車同士のすれ違いは非常に大変です。バイクと車でさえすれ違いに時間がかかることがあります。

 そういや昔、暗峠手前の登山道との交差点で、「この道、国道ですよね。奈良に行くにはどこを走ればいいのですか?」と地図片手に泣きそうな顔をして尋ねてきた若いにーちゃんがいたよなぁ・・・。無事に下界に下りることが出来たのでしょうか?このにーちゃんも『国道だから・・・』と走ってきた人でしょう。ちゃんと入口に『通行困難』とかいう標識を設置しないと、この手の方達が続出しそうです。

 自転車で越える場合ですが、かなりの体力・時間・気力と根性が必要でしょう。というより乗って上れないです。押して登ることになると思います。逆にあの激坂を自転車で下ると大変危険です。ブレーキワイヤーが切れるでしょうね。ご注意を。

■注意点

 冬期は路面凍結・積雪があるそうです。峠上に住む方に話を聞くと、暗峠の分水嶺付近の冬期は風が強くて雪はほとんど積もらないのですが、途中の坂は路面凍結していることが多く、晩や早朝は路面凍結や積雪などで登ることが出来なくなり麓の知り合いの家に泊まることもあるとか・・・。峠付近は風でかなり寒くなるので、凍結する時間も早いそうです。ちなみに知人の話ですが、冬期に昔峠から麓までソリで滑り降りることが出来たそうです。

 『冬期通行止め規制』はないようですが、実質通行不可能となります。冬場に峠を越えるのは危険ですからやめておきましょう。また『異常気象時通行規制区間』となっていますので、大雨の時などは通行止めとなります。まぁ、天候が悪い場合は走らない方が無難でしょう。

 大阪府側区間は枚岡公園内を通ります。桜のシーズンや土日祝日などは歩行者の姿を多く見かけますので、走行時は歩行者に注意して下さい。

●走行DATA

大阪府東大阪市(R170〜暗峠)

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:1996年8月17日/97年7月5日/99年9月28日/2000年4月8日/01年6月1日

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:2005年11月1日

【 往復走行】

>>走行日:2007年12月6日/平成25年(2013年)11月21日

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