○国道368号線 【奈良県宇陀郡御杖村〜三重県名張市】 |
||||||||||||
【レポートは奈良県宇陀郡御杖村→三重県名張市方向(終点→起点方向)です。】 |
||||||||||||
■奈良県宇陀郡御杖村〜三重県津市美杉町 |
||||||||||||
敷津交差点でR369が分岐するとR368は名張川に沿って名張市方面に向かう。2車線道で薄ぐらい山中を走るようになるが、ほどなくして整備された2車線道路となりR368バイパス区間に入り、敷津交差点から約1.2kmで再び三重県津市美杉町(旧:一志郡美杉村)に入る。 以前は山間と農村地帯を行く狭路ローカル国道だったが、美杉町太郎生地区内は整備された2車線道となり、川沿いを進む旧道と何度か交差して進む。見通しの良い快適な道路が約2.5kmほど続くが、快走路は美杉町太郎生の寺垣内地区で終わり、太郎生殿橋で名張川を渡る と1.5〜狭い2車線道が断続する川沿いの平坦な狭路となる。 名張川右岸に渡ったR368は平坦な狭路で淡々と進んで行く。山間の農村地帯を進むローカル国道そのもので交通量も少なく、のんびりと走ることが出来る。名張川に沿ってウネウネと進んで行くと、やがて三重県名張市に入る。 |
||||||||||||
|
||||||||||||
<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2008年10月撮影>> |
■三重県名張市【名張市上長瀬〜名張市蔵持町原出】 |
||||||||||||
名張市内とは言え南部は山間の農村地帯。R368は引き続き山間を進んで行くことになる。平坦な1.5〜狭い2車線道で名張市上長瀬地区の農村地帯を淡々と進んで行く。名張川を渡って左岸に出てしばらく進むと名張市上長瀬の町中に入る。上長瀬の町中も1.5〜狭い2車線道。バス同士の離合で少し詰まることもある。 町中を抜けた付近で約7kmの広狭混在区間は終わり、道は整備・改良された2車線道となる。2kmほど進むと比奈和ダムによって出来たダム湖沿いに進む付け替え道路区間に入り、ほぼ平坦な高規格の2車線道が3kmほど続く。 上比奈和 トンネルを抜けると名張川から離れて山中を進むようになる。急勾配の2車線道を下り、上比奈和トンネルから2.5kmほど進むとr691(県道名張青山線)との交差点を過ぎて下比奈和トンネルを抜ける。トンネルから先も整備された2車線道が続き、宅地開発が進んでいる山間を淡々と進んで行く。郊外型のスーパー前を通り過ぎると交通量も増える。坂道を下り終えるとニュータウンの脇を通り、名張市蔵持町でR165との 蔵持町原出交差点に到着する。奈良県宇陀郡御杖村敷津交差点から約22kmである。 |
||||||||||||
|
||||||||||||
<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2008年10月撮影>> |
<<MEMO>> |
|
■概況・交通量など この区間のR368は、整備・未整備区間の混在区間となっています。津市三杉町太郎生地区でのBPはすでに完成していますが、名張市上長瀬地区は当分広狭混在のままだと思われます。 未整備区間は1.5〜狭い2車線道が断続し、山間の川沿いを進むローカル国道の風景が残っています。比奈和ダム湖より北は整備された付け替え道路となっており、近代的な道路となっています。 交通量は平日は少ないようですが、土日・祝日は多いように思えます。名張市郊外のR165沿道には大きなスーパーマーケットがあることから、ここまでは交通量は多めです。土日や平日夕方は混雑します。 大型トラックや路線バスも走っています。未整備区間では大型車同士の離合で詰まったりします。狭路区間では抜くのは困難なので、諦めて大人しく走りましょう。 ■ガソリンスタンド 奈良県御杖村敷津にGSが1軒、太郎生地区旧道沿いにもGSがあります。名張市上長瀬地区より北側は付け替え道路区間で元々人気のない所に道を造っているので、名張市内と言えどもGSはありません。注意して下さい。 ■アドバイス 広狭混在区間では対向車に注意して下さい。一部離合困難な箇所があります。他はほとんど問題なく走ることができます。 快走区間では速度に注意して下さい。 ■注意点 悪天候時は走行注意です。冬期は山中で路面凍結があるかも知れません。 |
|
●走行DATA |
|
奈良県宇陀郡御杖村〜三重県名張市 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2002年6月7日/06年6月1日/08年10月9日/他 |
|
注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は主な走行日のみを記載しています。 |
|
【合併情報】 ●2006年(平18年)1月1日付けで、三重県久居市、安芸郡河芸町、安芸郡芸濃町、安芸郡美里村、安芸郡安濃町、一志郡香良州町、一志郡一志町、 一志郡白山町、一志郡美杉村の1市7町1村が三重県津市と対等合併しました。このうち一志郡美杉村は『津市美杉町』になりました。 |
○国道368号線 |
||||||||||||||||||
【レポートは名張市→伊賀市方向(終点→起点方向)です。】 |
||||||||||||||||||
三重県名張市 蔵持町のR165との蔵持原出交差点を過ぎると、R368は単独国道となって北に向かう。ここからはR165と名阪国道を結ぶ幹線道路ともなるので交通量は大変多くなる。 R165交点から600mほどで近鉄大阪線を越え、続いて名張市街を通って来るr57(県道上野名張線:R368旧道)を越えて進む。近鉄線を越えてからの北側は、別ルートで建設されたR368上野名張バイパス(L=9.4km)。道は整備された高規格の2車線道路。将来的には4車線道となる予定なのだが、暫定的に2車線道で供用されている。 近鉄線北西側に広がる住宅街横を過ぎると工業団地地帯を通り抜ける。そしてr782(県道上笠間八幡名張線)交差点を過ぎると山間に入って行き、R165交点から5kmほど進むと三重県伊賀市(旧:上野市)に入る。 伊賀市内も2車線道が続く。元々何もない山中を通るので沿道には民家などなく、信号の少ない快走路を淡々と進んで行くことになる。R165交差点から約9kmの伊賀市菖蒲池でR368旧道と合流するとバイパス区間は終わり、ここから北は旧上野市南部の郊外を淡々と進んで行く。2kmほど進むと木津川を渡ってR25名阪国道の上野ICを過ぎて伊賀市市街に入る。市街地内を路肩の広い2車線道で1kmほど進むと、R25とR422との八幡交差点に到着する。名張市蔵持町原出のR165交差点より約15km。ここがR368起点となる。 |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2008年10月撮影>> |
<<MEMO>> |
|
■概況・交通量など この区間は、R25名阪国道とR165を結ぶ幹線道路です。現R368ですが伊賀市菖蒲池〜名張市蔵持町原出の間は別ルートで建設された高規格道路(上野名張バイパス)となっています。以前は名張市街をウネウネと進んで、旧名張街道に沿って進んで行くルートがR368でした。上野名張バイパスは平12年(2000年)に暫定的に2車線道として供用開始されています。 平20年(2008年)10月に久々に走りましたが、まだ2車線のままでした。計画では4車線道路となる予定なのですが、工事する気配もなく、当分はこのままと思われます。 伊賀市〜名張市間は交通量の多い区間です。名阪国道とR165を結ぶ道なので、大型トラックの通行量が目立ちます。 ■ガソリンスタンド この区間沿いにはGSが少ないので注意して下さい。 ■アドバイス 大型車が飛ばして走っているので自転車は注意して下さい。 道は全区間整備が進んでいるので、そう問題なく走ることができるでしょう。 ■注意点 冬期は路面凍結・積雪に注意が必要です。 |
|
●走行DATA |
|
三重県名張市〜三重県伊賀市 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2002年6月7日/08年10月9日/他 |
|
注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。 |
|
【合併情報】 ●2004年(平16年)11月1日付けで、三重県上野市、阿山郡伊賀町、阿山郡島ヶ原村、阿山郡阿山町、阿山郡大山田村、名賀郡青山町の2村3町1市 が対等合併して『三重県伊賀市』になりました。 |
国道368号線【終】 |
|
>>R368TOP |