○国道370号線 【和歌山県海南市〜海草郡紀美野町】 |
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【レポートは海南市→紀美野町方向(起点→終点方向)です。】 |
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■和歌山県海南市【海南市船尾〜海南市重根】 |
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R370は和歌山県海南市内の船尾東交差点から分岐する。R42の和歌山市内から来た場合に南に向かって右折する交差点だ。R370は海南市中心街を東に向かう。広い2車線道で昔の町並みが少し残る街中を進んで行き、JR紀勢本線の手前で南に進路を変えてJR海南駅前を通り過ぎる。駅前付近は 片側2車線の広い道路となっている。1kmほど進むとr135(県道和歌山海南線)分岐点との交差点に到着。R370はこの交差点を左折して東に向かう。 R370はここから約2kmは片道2車線の4車線道路となる。R370の中で一番立派な区間だ。 東に向かうとすぐにJR紀勢本線の高架橋をくぐり、1kmほど進むと阪和自動車道を過ぎて、海南東IC入口に向かうr18(海南金屋線)との交差点 に至る。ここからはR370の北側には廃止された野上鉄道の線路跡が自転車専用道となって併走している。 r18交差点から800mほど進むと、R370から分岐して峠を越えて金屋に向かうr18が分岐する。ここまでは片側2車線の4車線道なのだが、交差点を左に向かうと対向2車線道となる。 |
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<<写真はすべて2008年2月撮影>> |
■和歌山県海南市〜海草郡紀美野町 |
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海南市重根(しこね)のr18交差点からは対向2車線道となる。龍部池までの間は拡幅工事が行われているが、龍部池の畔からは2車線道となって昔の街並みが残る海南市阪井の町中に入る。町中では狭い2車線道となるため、時間帯によっては渋滞が起こることがある。阪井の町中にあるr160(県道沖野々森小手穂線)分岐交差点を過ぎて、海南市沖野々地区に入ると、廃止された野上鉄道の路線後を使用してR370の道幅が拡張されており走りやすくなる。 沖野々の町中からはR424と重複するが、R424との交差点が国道同志の交差点とは思えないような交差点となる。3ケタ国道らしいといえばそうなるのだが、どうみても地区の生活道路の交差点となっている。このR424との重複区間は、300mほど先の野上新橋西詰までとなるので、あっという間に終わってしまう。 野上新橋で貴志川を渡る。消防署の前を通り過ぎると、R370は左に向かい狭い2車線道となって海南市野上中の町中を進んで行く。消防署前で右側に向かって整備された2車線道が分岐しているが、これは野上電鉄の線路跡地を利用したr169(県道奥佐々阪井線)のバイパス道路。町の南側を通って おり、実質的にR370のバイパス道路としての役割を果たしている。ただ全通しておらず紀美野町に入ったところで終わっている。 町中を行くR370は狭い2車線道で東に向かう。和歌山県海草郡紀美野町(旧:野上町域)に入ってからも同じような町中を進むが、狭い場所があるために普通車同士のすれ違いが困難な場所がある。交通量のやや多い町中の狭い2車線道を淡々と進んで、貴志川と野上電鉄の廃線後を右側に見て少し走ると、r10(県道岩出野上線)との動木(とどろき)交差点に到着する。 動木交差点からは1.5〜狭い2車線幅の道が断続しながら町中を進んで行く。紀美野町吉野地区の町を抜けると貴志川沿いに進んで行き、貴志川と真国川の合流点近くにある落合橋北詰で、r4(県道高野口野上線)との交差点に到着する。 真国川を落合橋で渡ると、海草郡紀美野町の旧海草郡美里町域に入る。道は相変わらず1.5〜狭い2車線幅の狭路が続く。r4分岐点から少し進むと旧美里町の中心である神野地区の町中に入る。町中は1.5〜狭い2車線道で大きくカーブを描く坂道で町中を通り過ぎる。紀美野町美里支所(旧美里町役場)前を過ぎると、r19(県道美里龍神線)との交差点に到着する。 |
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<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2007年12月撮影>> |
■美里バイパス |
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R370美里バイパスは海草郡紀美野町福井から紀美野町大角に至る全長約4.1kmのバイパス道路。町中を行くR370現道とは貴志川を挟んだ南側を通るバイパス道路。 平成11年(1999年)度に事業着手。平成16年(2004年)8月に紀美野町福井のr180(県道野上清水線)との交差点から同町福田までの約1.6kmが開通。平成19年(2007年)4月に紀美野町福田から同町野中の町道野中南畑線交差点までの区間が開通し、全区間のうち2.4kmが開通し供用されている。将来的には紀美野町大角の平成大橋の南付近にまで達する計画となっている。 R370美里バイパスは、貴志川左岸を行くr169(県道奥佐々阪井線)の続きのような形で始まる。r180との交差点から先(高野町寄り)がR370となっている。貴志川を小川橋で渡って現道に向かうルートもR370に指定されているようだ。道は整備された2車線道。一部アップダウンがあるものの快適に走ることが出来る。交通量の少ない快走路を走るが、約2.5kmほど進んだ町道との交差点で突然終わる。R370現道へは交差点を左折することになる。町道交差点から先は工事中で、全通はまだ先のことと思われる。 |
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<<写真はすべて2007年12月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 和歌山県海南市近郊の区間は交通量が多いことや、R24〜R42のショートカットルートに含まれたりするため、大型車を含めて交通量の多い区間となっています。海南市街地内は早くから道路改良が行われて4車線道となっていますが、海南市重根以東は2車線のままとなっており、紀美野町に入るとローカル国道らしい道が続きます。 海南市街〜野上新橋間は、R424を経由する大型車の通行が多い上に、海南市阪井地区内での離合で渋滞気味となっています。そのため町の南側を迂回する阪井バイパスが計画されています。 野上新橋以東は町中を行く狭い2車線道が続きます。拡幅が困難なため、現道の南側にバイパス道路の建設が進められています。バイパス道路は廃止された野上電鉄の線路跡地を利用したりして行われていますが、全通するまでは時間がかかるようです。 <<阪井バイパス>> 和歌山市海南市重根〜海南市木津に建設される予定の全長約2.6kmのバイパス道路。龍部池付近でR370現道から分岐し、龍部池を橋で渡って阪井の町中の南側を通り、R424木津バイパス(建設予定)にまで達する計画。4車線道で建設される予定となっている。 ■ガソリンスタンド 海南市街地内に数軒。紀美野町以東は主要な町中にGSがあります。 ■アドバイス 狭路区間が残っているとは言え、3ケタ国道としては走りやすい道です。ただ美里町神野市場地区は町中を狭路で進んでおり見通しが悪い所もあるので、走行時は歩行者や自転車に注意して下さい。海南市街は自転車道(元は野上電鉄線路跡)が整備されてはいますがR370を走る学生の自転車が目立つので、こちらにも注意が必要です。 自転車はそう問題なく走ることが出来ますが、坂道があるので時間・体力には余裕を持って下さい。高野町花坂〜矢立交差点の間は、かなりの急勾配となっています。 >>船尾東交差点 R42を御坊方面から北上して船尾東交差点からR370に入る場合は要注意です。同交差点のR42北行き車線には右折専用レーンがないため、第2走行車線から右折することになります。いきなり止まると追突されます。逆に右折のためにいきなり止まる車もいるので注意して下さい。 >>R370・R424交差点 貴志川を渡る新橋西詰めにあるのがR370・R424交差点です。この交差点、R370からR424に入る車ならびにR424からR370に入る車(ほとんど海南市街へ向かう車)の交通量が多い所です。 以前は信号のない交差点でしたが、野上新橋が整備された際にやっと信号機が設置されました。この交差点、朝夕の通勤時間帯や大型トラックやトレーラーが右左折する時などは、しばしば渋滞が起こることがあるので注意して下さい。 ■注意点 山間部では悪天候時や大雨の時は崖崩れなどが起こることがあるので、走行は控えた方がいいかもしれません。冬期は山間などで路面凍結があるので注意して下さい。 |
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●走行DATA |
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和歌山県海南市〜海草郡紀美野町 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2007年12月20日/08年2月28日/08年12月4日/他 |
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注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は主な走行日です。 |
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【合併情報】 ●平成18年(2006年)1月1日付けで、和歌山県海草郡野上町と海草郡美里町が対等編入して『和歌山県海草郡紀美野町』になりました。 |
○国道370号線 |
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【レポートは紀美野町→高野町方向(起点→終点方向)です。】 |
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■海草郡紀美野町【神野市場〜長谷宮】 |
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海草郡紀美野町(旧美里町域)神野のr19(県道美里龍神線)が分岐交差点から先は急勾配と急カーブが続く2車線ワインディング道路となって手拝峠を越える。峠を越えると沿道には民家 は少なくなり、道幅も再び1.5〜狭い2車線となって貴志川に沿ってウネウネと山間を進むローカル国道になる。 やがて紀美野町赤木地区に入ると「メロディーロード」区間が現れる。路面に溝を設け、通過する車輌のタイヤとの接触による走行音がメロディーとして聞こえる(感じる)道路のこと。北海道標津郡標津町に試験的に約280mの長さで設けられていたが、紀美野町には平成19年(2007年)3月に設置された。北海道が『知床慕情』なのに対し、紀美野町は『見上げてごらん夜の星を』で設置されており、長さも約320mもある。現地で40k/h前後で走るとメロディーが聞こえてくる。ちょっとした観光名所となっている。 「メロディーロード」区間を過ぎると、R370は蛇行する貴志川に沿って山間に入って行く。概ね2車線道で進み、紀美野町松ヶ峰地区から先は山間に入る。菅沢地区で美里温泉「かじか荘」前を通り抜けると2車線道で貴志川沿いに進んで行き、少し先にある藤ノ森不動温泉「だるま湯」前を通り過ぎると達磨渓谷を見ながら進んで行く。 しばらくすると狭い2〜2車線道が断続するようになり、「だるま湯」前から6kmほど進むと紀美野町毛原宮の町を過ぎ、ほどなくして毛原トンネル東口前に出る。毛原トンネル(L=230m)は平成19年(2007年)4月に開通したR370のバイパス道路の一部。ここからは熊坂トンネル区間を含めて、貴志川沿いに蛇行する旧道を貫くような形で快適な2車線道となる。毛原上地区からは一部に狭い2車線道に未整備区間を挟むものの、概ね2車線道となって紀美野町長谷宮地区に入り、熊坂トンネルから約2kmでr115(県道花園美里線)との交差点に到着する。 |
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<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2008年12月撮影>> |
■海草郡紀美野町〜伊都郡高野町 |
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紀美野町長谷宮地区の町を抜けると、平坦な2車線道で貴志川沿いに進んで行く。ほどなくして観音橋貴志川を渡ると、和歌山県伊都郡かつらぎ町に入る。かつらぎ町南部の新城地区は山間の農村地帯。貴志川に沿って広がる農村内を狭い2〜2車線道で淡々と進んで行くが、4kmほどでかつらぎ町から離れて和歌山県伊都郡高野町に入る。高野町内に入ってからは狭い2車線道を淡々と進み、長谷宮地区から約7kmでR480との交差点に到着する。 R480梨ノ木バイパスの志賀高野トンネル東口前にあるR370・R480との交差点は、あとから整備されたR480バイパス道路にR370が合流するような形になっている。矢立交差点方向から見ると、直進する整備された2車線道がR480で、トンネル手前で左に分岐する2車線道がR370となる。うっかりしていると 直進して通り過ぎてしまう。 志賀高野トンネル東口前からはR370・R480重複区間となる。交差点から少し進むと山間のローカル国道となり、狭い2車線道を進んで行く。800mほどで梨ノ木峠を越えてきたR480旧道との交差点を通過。ここからは2車線道の急坂となり、ウネウネと曲がりながら一気に標高を上げて行く。1kmほど進むと旧高野山道路(現在はR480)との交差点である矢立交差点に到着する。r4交差点から約33km、船尾東交差点から約48kmである。 |
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<<写真はすべて2008年12月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など この区間も整備・改良が進んで快適な2車線道区間が増えていますが、まだ1.5〜狭い2車線道のローカル国道らしい区間も残っています。紀美野町毛原宮付近は、毛原宮地区は町の北側を迂回する計画で、全長約3.7km(現在はうち1.6km供用)のバイパスが完成すれば、紀美野町東部は快適な道路に生まれ変わることになります。 交通量はそれなりにあります。休日は観光客の車が目立ちます。「メロディーロード」では、音を聞くために低速で走ったり、何度も往復する車がいるので注意してください。 ちなみ「メロディーロード」をバイクで走ると、わずかですがメロディーが聞こえます。北海道標津町の試験区間をKSRUで走ったことがありますが、オフロードタイヤでは聞こえないようです。 ■ガソリンスタンド 紀美野町毛原宮地区にGSがあったように思います。矢立交差点のGSは閉店しました。 ■アドバイス 山間を走るのんびりとしたローカル国道区間もあり、ゆっくり走るのに適した道です。広狭混在で、一部に見通しの悪い区間がありますが、走行には問題ないでしょう。 アップダウンのある区間もあり、自転車の場合は時間に余裕を持って走ってください。 ■注意点 山間部では悪天候時や大雨の時は崖崩れなど の可能性があるので、走行は控えた方がいいかもしれません。また冬期は山間部などで路面凍結・積雪があるので注意して下さい。 |
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●走行DATA |
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海草郡紀美野町〜伊都郡高野町 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2007年12月20日/08年12月4日/他 |
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注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は主な走行日です。 |
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【合併情報】 ●平成18年(2006年)1月1日付けで、和歌山県海草郡野上町と海草郡美里町が対等編入して『和歌山県海草郡紀美野町』になりました。 |
○国道370号線 |
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【レポートは伊都郡高野町→橋本市方向(起点→終点方向)です。】 |
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■伊都郡高野町〜伊都郡九度山町 |
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伊都郡高野町花坂の矢立交差点でR480が別れると、R370は橋本市街に向かって山を下り始める。R370は不動谷川沿いの谷間に向かって一気に標高を下げる。そのために 急カーブ・急勾配の坂道が続く。見通しの悪い小刻みなカーブが連続するのだが、狭い2車線幅ぐらいしかないため、シーズン中などは観光バス同士の離合困難で立ち往生して渋滞が発生することが多い。平日の通行量が少ない時間帯でもカーブで飛び出してくる対向車は結構多い。 山中の急勾配・急カーブが連続するワインディング道路をひたすら下る。高野町細川地区内を走るのだが、沿道に集落はなくひたすら無人の山中を進むことになる。やがて右側に南海高野線の線路がちらほらと見えてくる。細川地区の集落からの町道と合流して少し進むと伊都郡九度山町に入る。九度山 町笠木地区を過ぎて上古沢地区に入る辺りで谷間に下り、不動谷川沿いを進んで行くようになる。 九度山町上古沢地区からは平坦か緩やかな勾配の2車線道となるが、見通しの悪い急カーブが続く。沿道に民家が目立つようになり、やっと人里に下りてきたという感じがする。下古沢付近からは南海高野線と共に不動谷川沿いに進んで行き、九度山町椎出地区の町中に至る。 町中を過ぎて赤瀬橋北詰のr118(県道高野橋本線)交差点を左折すると、丹生川右岸を走る平坦な狭い2〜2車線道となる。やがて丹生川対岸に九度山町九度山の町を見ながら狭い2車線道を進むと、r13(県道和歌山橋本線)との交差点に到着する。矢立交差点より約13kmである。 |
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<<写真はすべて2008年12月撮影>> |
■伊都郡九度山町〜和歌山県橋本市 |
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伊都郡九度山町のr13との交差点は五叉路交差点で、信号の待ち時間が結構長い。シーズン中は交通量が多いので、ここを中心に渋滞がよく起こる。その交差点を右折するとR370は北東に向かう。山中を抜けると平坦な2車線国道となる。整備されておりかなり走りやすいが交通量が多い。道のすぐ右側には南海高野線の線路が併走している。 やがて橋本市に入る。橋本市学文路の r118(県道高野橋本線)が分岐する岸上橋南詰を右折すると、R370は 紀ノ川南岸を東に進む。学文路地区の町を過ぎると田畑の広がる南馬場地区を過ぎて、R371との交差点となる、橋本市清水の橋本高野橋南詰に到着する。平成18年(2006年)4月の橋本高野橋開通で、R370から橋本市街やR24へのアクセスは飛躍的に良くなった。 橋本高野橋南詰の交差点から1kmほど進んだ橋本市向副(むそかい)で、重複していたR371が分岐すると、すぐに橋本橋南詰に至る。r55(県道橋本五條線)が分岐する橋本橋南詰を左折して紀ノ川を渡ると、R24との交差点である橋本一丁目交差点に到着する。九度山町のr13交差点から約6kmである。 |
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<<写真はすべて2008年12月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など この区間も 平成5年(1993年)4月に国道に昇格した区間です。橋本市街〜高野山を結ぶメインルートの南半分の区間で、観光道路となっています。橋本市街〜高野山を結ぶ道の中では、大型車が走ることが出来る唯一のルートとなっているので、観光シーズン中(特に高野山での宗教行事がある時)などは、観光客の車と観光バスで大渋滞が起こります。シーズン中以外であっても、ワインディング区間にある 狭い箇所では大型車同士が離合できなくなり完全に道路が塞がり停滞することもしばしばあります。平日でも一般車や運送トラックの通行量が多い道です。 現在の道路を拡幅しようにも限界があるようで、抜本的に改良するとすれば別ルートでのバイパス建設しかないようです。計画はあるようですが、事業化すらされていないようなので当分は今の状態が続くようです。 ■ガソリンスタンド 矢立交差点近くにGSがありま したが閉店したので、九度山町高野下付近までGSはありません。以後は適当な距離にGSがあります。 ■アドバイス バイク・車の運転初心者の方は、狭路での離合では要注意です。ワインディング区間では無理は禁物です。無理な追い越しは事故の原因となります。 自転車で走る場合は、路肩のない区間がほとんどなので、追い越し車両に巻き込まれないよう注意が必要です。急勾配の坂道ワインディングが続くので、登りは時間・体力に余裕を持った方が良いでしょう。下りは速度の出し過ぎとブレーキワイヤーの切断に注意が必要です。 ■注意点 秋は紅葉が綺麗な区間もあって楽しめますが、それを見物に来る観光客の車がとんでもない所に止まっていることがあるので注意して下さい。また落ち葉にも気を付けて下さい。冬期は路面凍結・積雪のある区間です。晩秋〜早春はバイクで走らない方が無難です。 矢立交差点〜下古沢間の地質は脆いため、大雨の後などは崖崩れ・土砂災害が起こることもあります。悪天候時はもちろんですが、大雨の後は道路情報を確認してから走ることをお勧めします。 なお、橋本市街〜高野山の間のもう一つのルートであるR371は、とんでもない1車線狭路の悪路です。橋本〜高野山間はR370を走ることをお勧めします。 |
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●走行DATA |
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伊都郡高野町〜橋本市 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2008年12月4日/他 |
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注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は主な走行日です。 |
>>R370TOP |