■三重県多気郡大台町【八知山TN】 |
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多気郡大台町(旧:多気郡宮川村)滝谷地区にあるR442八知山TNは、1998年(平10年)2月20日より『落石による危険防止のため』終日全面通行止めになっている。そのため八知山TNと八知山橋を挟んで、北側は八知山橋北詰(八知山林道分岐点)、南側は滝水橋西詰の間が通行不可能となっている。 八知山TNが貫くのは宮川にせり出した岩山の部分。TN自体は南北の抗口から反対側がすぐみ見えるぐらいの短いTN。幅も1.5車線幅ぐらいで3ケタ国道としては典型的なTNと言える。TN内部は素堀で、落盤などが激しいために通行止めとなったようである。 通行止め地点にはゲートが設置されており進入は不可能。TN南側(桧原側)抗口には鉄骨が組まれており通り抜けも不可能となっている。TN北側(明豆側)の八知山橋から抗口までの間は草が茂って廃道状態となっている。400mほどの距離だが、事実上『分断区間』となっている。 迂回路は対岸(宮川右岸)を走る村道新大杉谷線。1.5〜狭い2車線の舗装路を1.5kmほど迂回しなくてはならない。 ちなみに通行止め規制解除は『R422BP供用開始まで』だそうだが、一体何年先になることやら・・・。 |
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■三重県多気郡大台町【大台町滝谷〜大台町明豆】 |
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走行可能なR422は八知山TN北側にある八知山橋北詰、八知山林道の分岐点から始まる。道の半分だけ舗装された中途半端な2車線道を50mほど進むと、道は整備された2車線道となる。民家のない谷間を1kmほど走ると落滝橋西詰に到着。立て看板はあるが、林道へ向かう車両のために完全には封鎖していない。桧原に向かって迂回する場合は、西詰交差点を左折して落滝橋を渡って村道大杉谷線に向かわなければならない。 落滝橋西詰からは平坦な道を淡々と進んで行く。整備された2車線道区間や一部センターラインのない1.5〜狭い2車線区間など整備・未整備区間が断続する。大台町神滝や小滝地区の集落を通り抜けたR422は、御棟(おむなぎ)地区付近からは整備された走りやすい2車線道となり明豆(みょうず)地区の集落を抜けてr31(県道大台宮川線)との交差点に到着する。八知山橋北詰から約6.5kmである。 注意>>2003年11月の実走時、r31交差点〜御棟地区の間は工事通行止めで村道を迂回しています。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 不通区間の八知山TN区間を除けば、整備・未整備区間が混在する平坦な道が続く区間です。3ケタ国道としては道は整備されている方に入るでしょう。R422は工事などで通行止め・迂回する場合が多いので注意して下さい。 平日であれば走っている車のほとんどは地元車ですが、休日やシーズン中は観光客の車の走行も多いようです。 >>八知山TN 通行止めです。通り抜けは徒歩でも不可能となっています。 98年2月から通行止めになったとのことですが、97年10月に初めてR422を走った時は素堀TNを通り抜けた記憶がありません。確か対岸を渡って1.5車線の狭路を走った記憶があるので、97年秋からはすでに通行止め・迂回路に誘導となっていたように推察されます。 ■ガソリンスタンド 明豆地区のr31交差点に1軒ありますが、他にはありません。区間中にGSはここだけなので注意して下さい。 水呑峠を越えてR42(北牟婁郡紀北町海山区)に向かわれる方は必ずここで給油して下さい。 ■アドバイス 整備された道が続くのでそう問題ないでしょう。狭路区間では対向車に注意して下さい。集落内では歩行者にも注意が必要です。 ■注意点 悪天候時は土砂崩れなどの災害が起こりやすい地域です。大雨の時などの走行は控えた方が無難です。冬期は路面凍結・積雪があるので注意して下さい。 |
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●走行DATA |
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三重県多気郡大台町明豆〜大台町野又 【往復走行】 >>走行日:1997年10月16日/2003年11月17日 |
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【合併情報】 ●2006年(平18年)1月10日付けで、多気郡大台町と多気郡宮川村の1町1村は対等合併して『三重県多気郡大台町』になりました。 |
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