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国道477号線(5) |
■滋賀県蒲生郡日野町〜滋賀県甲賀市土山町 |
○国道477号線 【滋賀県蒲生郡日野町〜滋賀県甲賀市土山町】 |
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【レポートは蒲生郡日野町→甲賀市土山町方向(終点→起点方向)です。】 |
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■滋賀県蒲生郡日野町 |
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R307との松尾北交差点を過ぎたR477は、平坦な2車線道のまま蒲生郡日野町の町を進んで行く。1.5kmほど進むと町中から離れて田畑が拡がる農村地帯に入り、見通しの良い平坦な2車線道を進んで行く。日野町西大路の西大路交差点で『ブルーメの丘』という農業公園に向かう農道が分岐すると、行楽客の車や観光バスの姿はなくなって交通量は少なくなる。 R477は平子峠に進むにつれて徐々に山間の農村をつなぐローカル国道のような状態になる。日野町音羽 地区の集落を通り抜け、蔵王地区の集落横を通り過ぎると蔵王ダム前に到着。ここからは2車線道の見通しが悪い小刻みなカーブが連続して続くようになり、緩やかな勾配の2車線坂道も現れ、山中へと入って行くことになる。 蔵王ダム湖湖畔を通り抜けると、日野町平子地区の集落に到着する。山間の静かな農村だ。集落を抜けると急勾配・急カーブが連続する山中2車線道となり、小刻みな見通しの悪いカーブをいくつも曲がって進んで行く。やがて緩やかな坂道となると、程なくして平子峠に到着する。平子集落から1kmほど、R307との松尾北交差点から約11kmである。 |
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<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>> |
■滋賀県甲賀市土山町 |
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平子峠を越えると滋賀県甲賀市土山町(旧:甲賀郡土山町)に入る。土山町側は山中を進む2車線ワインディング区間。日野町側同様、急勾配・急カーブが連続している。対向車に注意しながら2車線坂道を下って行く。 平子峠から3kmほど進んで急なS字カーブをクリアすると、左側に1.5車線狭路が分岐し、前方に整備された2車線道が現れる。平成20年(2008年)2月18日に供用開始となったR477大河原バイパスだ。左に分岐する1.5車線狭路は旧道で、野洲川を渡り国民宿舎『かもしか荘』(かもしか温泉)前へ出ている。バイパス開通で旧道となったが、平成21年(2009年)10月末時点で国道標識は残されていた。いずれ撤去されるのだろう。 バイパスを進み若宮大橋を渡るとr9(県道大河原北土山線)からの側道(R477旧道、r9?)との交差点に到着する。松尾北交差点から約14kmである。 |
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<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 蒲生郡日野町蔵王地区までは走りやすい平坦な2車線道が続きますが、蔵王地区から先の平子峠越え区間に入ると、見通しが悪くカーブが連続する2車線坂道となります。整備された2車線道ですが、速度に注意が必要です。 平日は交通量は少ない道ですが、土日祝日・行楽シーズンは観光客の車が多いので注意が必要です。 平成20年(2008年)9月2日の大雨で、鈴鹿スカイラインで大規模な土砂崩れが発生したため、平成23年(2011年)3月末頃までスカイラインが通行止めとなっていることから、通行量はそれほど多くはないようです。 ■ガソリンスタンド 蒲生郡日野町の市街地(R307交差点付近)にGSがありますが、他にはGSはありません。注意してください。 ■アドバイス 道は整備されているので平子峠越えはそう問題なく走ることが出来ます。自転車の場合は、急勾配の坂道を上り下りしなくてはならないので、時間・体力が必要となります。下りでは速度の出し過ぎとブレーキワイヤーの切断などに注意して下さい。 峠を越えると国民宿舎『かもしか荘』があり、国民宿舎にある「かもしか温泉」に入って疲れを癒すのも良いでしょう。 ■注意点 週末や行楽シーズン中は車の通行量が多いので注意して下さい。冬期は路面凍結・積雪があります。 大雨などの悪天候時は走行しないほうが無難です。日野町平子〜甲賀市土山町大河原までの約7kmは異常気象時通行規制区間となります。 |
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●走行DATA |
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滋賀県蒲生郡日野町〜滋賀県甲賀市土山町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:平成21年(2009年)10月29日/他 |
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注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。 |
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【合併情報】 ●平成16年(2004年)10月1日付けで、滋賀県甲賀郡の水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町の5町が対等合併して『滋賀県甲賀市』になりまし た。各町はそれぞれ『甲賀市水口町』『甲賀市土山町』『甲賀市甲賀町』『甲賀市甲南町』『甲賀市信楽町』となりました。 |
○国道477号線 |
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■鈴鹿スカイライン全面通行止 |
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滋賀県甲賀市大河原から先の区間は、鈴鹿山脈を越える山岳ワインディングロードの『鈴鹿スカイライン』区間となる。元々はは昭和47年(1972年)に開通した有料道路だった区間。同区間は平成5年(1993年)4月にR477が誕生した時に国道指定され、R477の有料道路区間となっていたが、平成9年(1997年)11月に無料開放された。無料開放後はバイクツーリングの定番コースにもなり、@管理人も何度か走行している。 鈴鹿山脈を越える国道の一つとして交通量はそれなりにあったが、もともと鈴鹿山脈の奥深い所を越える山岳道路であることから、土砂災害などが度々発生する区間であり、また冬期は路面凍結・積雪のため通行止となる道路であった。 平成20年(2008年)9月2日の集中豪雨により、鈴鹿スカイライン区間内の4箇所において大規模な土砂崩れが発生。道が寸断されて通行不可能となった。現在、滋賀県甲賀市土山町大河原〜三重県三重郡菰野町間が災害復旧工事のため全面通行止めとなっている。かなり大きな規模のため復旧工事は長期に及んでおり、平成23年(2011年)3月末の開通を目標に工事が行われている。 このため平成21年(2009年)秋に行ったR477走行では同区間は走行しておらず、この区間のレポと写真は以前のレポを一部修正して掲載させていただく。開通すれば早いうちに走行して更新するつもりです。m(_ _)m |
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【レポートは滋賀県甲賀市→三重県三重郡菰野町方向(終点→起点方向)です。】 |
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■滋賀県甲賀市土山町 |
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滋賀県甲賀市土山町大河原のr9(県道大河原北土山線)からの側道(R477旧道?)との合流点からはかつて有料道路だった『鈴鹿スカイライン』区間に入る。電光掲示板を過ぎると、異常気象時の通行止規制などの際に閉じられる第一ゲートがあるのだが、平成21年(2009年)10月末時点ではここから先は通行止めとなっている。工事関係車輌の出入りがあるため、ゲートは半分だけが閉じられた状態となっているが、一般車輌の通行は禁止されているので引き返さねばならない。 甲賀市土山町大河原からは、急勾配の2車線坂道となって小さなカーブを曲がりながら進んで行く。『県境まであと12km』との表示を過ぎると、緩やかな勾配の2車線道となって、野洲川ダムによって出来たダム湖沿いを淡々と進んで行く。 ダム湖沿いを過ぎると、急勾配・急カーブが連続する2車線道ワインディング道路となる。 やがて旧料金所跡を通過すると、かつての有料道路区間に入る。ここからは深い山中を進むワインディングとなり、小さなカーブをいくつも曲がりながら急勾配の坂道を駆け上って行く。峠越えの道だが有料道路だったこともあり狭路はない。場所によっては路面の舗装は荒れ気味の箇所もあるが、道は大体整備されている。やはり冬期の積雪の影響があるのだろう。急勾配の坂道を上り、小さな急カーブを曲がり進んで行く。ヘアピンカーブを3つほど曲がると緩やかな勾配の坂道となる。標高を稼いだようで、沿道にあるパーキング(休憩所?)からは展望を楽しめる。 旧料金所跡から約5km、r9との交差点から約13kmで武平峠に到着。峠を武平トンネルで越える。 |
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<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成13年(2001年)10月撮影>> |
■三重県三重郡菰野町 |
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武平トンネルを出ると三重県三重郡菰野(こもの)町に入る。トンネルを出ると視界が広がり、四日市市街と工業地帯、その先の伊勢湾を一望できる。そのためトンネル出口すぐの所には武平峠展望台が設けられており、ゆっくりと眺めることができる。休憩ポイントしてはちょうど良い所だが、駐車場への出入りの際には車線を走る車に注意しなくてはならない。 展望台を過ぎると急勾配のまま、葛折りに近い急角度のヘアピンカーブを曲がって一気に標高を落として行く。道は2車線幅なのだが、時々センターラインを割って走る車がいる。5箇所ほどヘアピンカーブを曲がるが、どのカーブにも『段差減速帯』という凸凹舗装が施してあるので、バイクで走ると振動で腕がだるくなる。 トンネルから約3kmで三重県側の料金所跡を通過する。この先も急勾配・急カーブが続く2車線ワインディング道路には変化はなく、淡々と山中を進んで行く。蒼滝トンネルを抜けて少し進むと急勾配の急な右カーブを曲がる。その先は急勾配の坂道となり谷間を進んで行く。 峠から7kmほど進むと沿道にホテルなどが現れる。ここまで来ると緩やかなカーブのある長い坂道という感じの道となり、湯の山温泉街の外れを進んで行く。やがて近鉄湯の山線の線路が見えてくるとr752(県道茶屋町湯の山停車場線)との交差点に到着。ここからは平坦な2車線道となり菰野町の町中を進んで行く。湯の山温泉へ向かう行楽客の車や観光バスの姿が目立ち、交通量はかなり多くなる。道の駅『菰野』前を過ぎるとR306との交差点に到着する。武平峠から約11km、滋賀県 甲賀市土山町大河原からは約24kmである。 なお、三重県側通行止ゲートは鳥居道山キャンプ場付近にあり、この付近までは上がることが出来るとのこと。 |
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<<撮影年月の記載が無い写真は平成21年(2009年)10月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 鈴鹿山脈を越えるこの区間は、豪快な山岳ワインディング区間です。元有料道路ということもあって、全区間2車線道となっています。途中で急勾配のヘアピンカーブがあったりしますが、バイク・車の運転初心者でもまず大丈夫でしょう。 週末や盆・紅葉の季節などは行楽客の車・観光バスが多く走り、やや渋滞気味になることがあります。カーブ区間では無理な追い越しはかけずに、見通しの良い区間で追い越しするようにしましょう。週末は 結構バイクが走っています。バイクで走ると大変面白い道なのです。ヘアピンカーブにタイヤ痕があるところを見ると、夜間は車で走り込んでいる人達もいるようです。夜間の走行は十分注意して下さい。 前述の通り、土砂崩れによる災害復旧工事のため平成23年(2011年)3月末頃まで全面通行止となっています。R477での鈴鹿山脈越えは出来ませんので、トレースする場合はR1鈴鹿峠に迂回する必要があります。ちなみにR421石榑峠も土砂崩れで道路が寸断され全面通行止めとなっています。 スカイライン区間の三重県側区間の写真がほとんどないのは単に撮影していないからです。m(_ _)m 平21年10月時も時間の都合で三重県側ゲートまで上がれなかったため撮影していません。開通後に走行することがあれば撮影してきますです・・・。 いつになるやら・・・。 ■ガソリンスタンド 鈴鹿スカイライン区間にはGSはありません。三重県菰野町市街地では必ずガソリン残量の確認をして下さい。滋賀県甲賀市土山町大河原地区から先も、滋賀県日野町市街地までGSはありません。 ■アドバイス 2車線道の山道が続きますが、無理な運転をしない限りは問題なく走ることができるでしょう。急カーブが続くので速度には要注意です。またカーブでは対向車に注意が必要です。 急勾配の坂道が続きます。自転車の場合は体力・時間的な余裕をもって走ることをお勧めします。スカイライン区間では自販機などはありません。武平峠展望台ぐらいです。飲料水や食べ物は予め購入しておきましょう。速度には要注意です。 ■注意点 武平峠を含む旧鈴鹿スカイライン区間は積雪のために冬期(12月〜翌年3月)は通行止めとなります。その他の区間でも、冬期は路面凍結・積雪に注意して下さい。悪天候時・大雨の時は土砂災害の恐れがあるので通行は控えた方がいいでしょう。 武平峠付近では展望台に出入りする車にも注意してください。対向車が来るため車道に停まるバイク・車があります。武平トンネルから四日市方向に向かう場合、カーブの先に展望台駐車場出入り口があるため、一時停車中の車輌を確認しづらくなっています。トンネルを出てからは速度を落として走行してください。展望台駐車場から本道に出る場合も、本線を走って来るバイク・車に要注意です。 観光シーズン中はあらぬ場所で車を停めている観光客がいます。対向車の他にも前方の車などにも注意が必要です。また武平峠付近では登山者が歩いていることがあります。注意しましょう。 スカイライン区間では公衆電話などはありません。携帯電波も入りずらいため、緊急事態の際に連絡する手段がありません。救急車の到着はかなり時間がかかるそうです。くれぐれも事故は起こさないようにしてください。 |
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●走行DATA |
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滋賀県甲賀市土山町〜三重県三重郡菰野町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:平成13年(2001年)10月13日/平成19年(2007年)10月21日/平成21年(2009年)10月29日/他 *平21年10月29日は土山町大河原付近と菰野町市街の一部区間のみ走行。 |
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注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。 |
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【合併情報】 ●平成16年(2004年)10月1日付けで、滋賀県甲賀郡の水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町の5町が対等合併して『滋賀県甲賀市』になりまし た。各町はそれぞれ『甲賀市水口町』『甲賀市土山町』『甲賀市甲賀町』『甲賀市甲南町』『甲賀市信楽町』となりました。 |
○国道477号線 |
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【レポートは三重郡菰野町→四日市市方向(終点→起点方向)です。】 |
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■三重県三重郡菰野町〜三重県四日市市 |
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R477は三重郡菰野町菰野のR306交差点を過ぎると、交通量の多い市街地内を行く2車線道となる。1.5kmほど進むと、近鉄湯の山線の線路が近づいてきて、ほどなくしてR306旧道との交差点に至る。以前はこの交差点まではR306との重複区間で、R306とR477の団子標識があったのだが、R306菰野バイパスが開通したため重複状態は解消されている。 渋滞気味のr140(県道四日市菰野大安線)交差点を過ぎると、町中から離れて四日市市街へ向かう。道は平坦な2車線道が続く。菰野市街から2kmほど進むと三重県四日市市に入るが、郊外に広がる水田の中を進んで行く。R306との交差点から3.5kmほど進むと東名阪道四日市IC前に至る。 ここからはR1と四日市ICを結ぶアクセス道路となるため、交通量がさらに増加する。そのためR477の北側を流れる三滝川の対岸(北岸)にR477四日市バイパスが建設され、平成15年(2003年)11月に一部区間が先行供用された。このおかげで三滝川沿いの区間の 交通量は少し減ったようで車の流れは良くなっている。 四日市ICを過ぎるとバイパスへの連絡道路との交差点を過ぎ、三滝川沿いに進む平坦な2車線道となる。進むにつれて水田の姿は少なくなり徐々に民家が増えてくる。やがて市街地郊外の 少し狭い2車線国道となる。 r8(県道四日市鈴鹿環状線)との交差点を過ぎて 1.5kmほど進むと、久保田橋南詰にあるR477バイパスとの交差点に到着する。三重郡菰野町のR306交差点から約10kmである。 |
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<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>> |
■三重県四日市市【西伊倉町〜西町】 |
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四日市市西伊倉町のR477バイパスとの久保田橋南詰交差点は、R477本道とバイパス、それに四日市市街の中部交差点を結ぶ市道との交差点となる。交通量が多いことから信号の待ち時間が長く 、渋滞しがちな交差点だ。R477本道をR1方面に進む、もしくはR477バイパスから南詰交差点を左折してR1方面に向かうと、すぐにR477と市道の岐点に至ることになる。この分岐点 を初めて訪れた場合はルートを間違えやすい場所となる。南詰交差点からR1方向を見ると、分岐点は直進する川沿いを進む一方通行の1.5車線狭路と、2車線道(坂を 下ると4車線道となる)が右に別れている。 ほとんどの車は分岐点を右に折れて市街地へ向かうので、右に進んで行く立派な道がR477と思いこんでしまい、そちらに向かってしまいそうになる。それは間違いで、直進する一方通行の1.5車線狭路がR477である。付近には案内標識がないので注意しないと間違えてしまう。狭路にR477国道標識が立っているのが見えるはずなので、それを見落とさない限りはルートから外れることはないだろう。四日市市街にまで来て3ケタ国道らしい分岐点があるのだ。 久保田橋南詰の先にあるR477唯一の一方通行区間に入る。一方通行区間の通行方向は菰野町→四日市市方向(終点→起点方向)となっている。平坦な1.5車線幅の川沿いの道で、窪田神社の北側を200mほど走ると2車線道と合流して一方通行区間は終わる。R1→R306方向に走ると、R477のルートから離れて窪田神社の東側を通って市道に誘導されるようになっている。それゆえR477のルートを全区間トレースする場合は 、終点→起点方向に走る必要がある。 対向2車線道に戻ったR477は三滝川に沿って市街地の外れを進んで行く。ほとんどの車は4車線の市道に向かうため、R477の交通量は少ない。一方通行区間分岐点から1.5kmほど進むと河岸道路との分岐点を通過。R477は右に別れて堤防の上を進む狭い2車線道となり、堤防上の道を200mほど進むと近鉄名古屋線の踏切を越えて、R365明治橋南詰でR365と合流する。ここからR477はR365と重複して進むことになる。 明治橋南詰より100mほど進むと河岸道路と合流。河岸道路合流点から300mほど平坦な2車線道を進むと、R1四日市橋南詰でR1との交差点に到着する。菰野町市街のR306合流交差点より約14kmである。 |
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<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>> |
■三重県四日市市【西町〜浜町】 |
四日市橋南詰のR1との交差点はR477起点ではなく、R477はまだ続く。R1と合流するとR477は南に向かい中部交差点を左折してR164と重複してR23方向に向かう。中部交差点では一方通行区間手前で別れた4車線道の市道と合流している。 R164は市街地を行く路肩の広い2車線道。R1とR23を結んでいるので交通量は多い。2車線道を2kmほど進と、JR関西本線を踏切で越えてR23との浜町交差点に到着する。ここがR477起点となる。 |
■R477バイパス |
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三重郡菰野町〜四日市市のR477はおおむね2車線道が続くが、交通量が増えていることから渋滞気味となっている。特に四日市IC〜四日市市街の間は交通量が多くなり渋滞気味となっていることからR477四日市バイパスが計画された。また将来予定されている新名神高速道路へのアクセス道路として、R477四日市湯の山道路、R477菰野道路なども計画されており、 バイパスが全通すれば四日市市のR23交差点〜三重郡菰野町千草付近までが快適な道路に生まれ変わることになる。このバイパスのうちで、平成21年(2009年)10月末時点で部分供用されているのはR477四日市バイパスだけで、他は事業中か計画段階となっている。 菰野町から四日市市街に向かう場合、R477四日市バイパスへは四日市ICの東寄りの交差点から入る。R477本道から分岐する連絡道路に入ると、整備された片側2車線の4車線道道に入る。三滝川を立派な橋で渡ると、高速のインターチェンジのような造りで川の北側に建設されたバイパス道路に合流する。ここから東側がR477四日市バイパスとなる。西側には道路はないが用地は確保されているようで、将来的にR477四日市湯の山道路が接続することになっている。 四日市市高角町からのR477バイパスは対向2車線道で進んで行く。暫定供用のため片側しか建設されていないようだ。田畑の中を平坦で走りやすい2車線道を進んで行く。いかにも取り締まりをしていそうな道路である。2車線道を3kmほど進むと、 四日市市尾平町に入り、r8(県道四日市鈴鹿環状線)との交差点に到着する。この交差点の少し手前から片側2車線の4車線道となる。 このr8との交差点はややこしい構造をしているため、信号の待ち時間がやたらと長い。R477バイパスが全通していないためか、r8側の方を優先しているように感じる。交通量の関係からそのようにしているのだろう。全通すれば改善されると思われる。 r8交差点を過ぎてからは快適な片側2車線の4車線道となるがやたらと信号が多い。r8交差点から1.5kmほど進むと、久保田橋北詰交差点に到着。R477バイパスはここで終わり、交差点を右折して久保田橋を渡ってR477本道に向かう。 計画では、バイパスは久保田橋北詰かこの手前から四日市市街を経てR23につながることになっている。いつ頃開通するかは全く分からない状態なので、当分は1.5車線狭路一方通行道路がR477となりそうだ。 |
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<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>> |
■昔のR477 |
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現在のR477は三重郡菰野町でR306と交差しているが、R306菰野バイパスが全通するまでは菰野市街でR306と重複していた。R306と重複していた頃は、R306交差点(現在の菰野バイパスとの交差点)からR1寄りに、R306とR477の団子標識が設置されており、またその先のR306分岐点(現在のR306旧道分岐点)にはR306国道標識が設置されていた。現在は重複状態がなくなり、R477単独国道区間となったため、R477の国道標識しかない。 四日市市の久保田橋南詰先の狭路一方通行区間は、平成10年(1998年)11月当時と今もほとんど変化はない。ただ標識が文字の大きいタイプから、標識自体がやや小さく文字の小さい最近のタイプに替えられている。 |
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<<写真はすべて平成10年(1998年)11月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など この区間は特に問題なく走ることが出来ます。四日市市市街と市街郊外・東名阪四日市ICを結ぶ幹線道路となっているので、交通量が多いことが注意する点でしょう。冬期も路面凍結・積雪はほとんどない(まれにある?)区間です。交通量の多い路肩の狭い2車線道なので、自転車で走る場合は注意して下さい。 >>R477バイパス道路 幹線ルートとなっていますが、2車線道のため交通量が多いと渋滞しがちです。そのためバイパス道路の建設が進められ、一部は供用されています。新名神高速道路へのアクセス道路にもなるため、現道に替わるR477のバイパス道路の建設・計画が進められています。 以下、主なバイパス道路(参考:三重県県土整備部HPの『三重県の道路』) ・R477バイパス:四日市港〜四日市市高角町(L=7.8km) R23から分岐し、四日市市市街を貫いてR477四日市バイパスと接続させ、R23と四日市IC・新名神菰野IC(仮称)のアクセスをスムーズにする目的で計画 さている。四日市バイパスを含んでいる模様。 ・R477四日市バイパス:四日市市尾平町〜四日市市高角町(L=3.2km) 平成15年(2003年)11月7日に一部先行供用。r8交差点より西側の2車線区間の4車線化などが行われる模様。 ・R477四日市湯の山道路:四日市市高角町〜菰野町音羽(L=9.0km) 建設中の新名神高速へのアクセス道路として建設中。R477四日市バイパスの延長となる。R477バイパスに菰野IC(仮称) が設置される計画。 ・R477菰野道路:菰野町音羽〜千草(L=2.0km) R477四日市湯の山道路の西側。現R477から新名阪高速へのアクセス道路として計画。菰野町千草のr577(県道)交差 点付近から分岐して、菰野IC(仮称)へ繋がる予定。四日市湯の山道路の一部? >>河岸道路 R1交差点近くにあるのが河岸道路。近鉄線の踏切手前でR477から別れて三滝川の河原を進む道です。近鉄名古屋線とR365明治橋の下を通ってR1との交差点手前でR365(R477と重複)に合流します。分岐点付近にはR477国道ステッカーが貼られていたのでR477の別ルートかと思いましたが 、国道ではないそうです。 河岸道路は踏切待ちを解消するためのR477 のバイパス道路と言えます。河岸道路のおかげか、近鉄線の踏切を越えるR477本道を走る車はかなり少なくなっています。 なお、この河岸道路は 、大雨や悪天候時の川の増水時や増水が予想される場合は通行止めになります。 ■ガソリンスタンド 適度な距離で沿道に数軒あります。 ■アドバイス 交通量の多い道です。流れは悪いかも知れませんが、淡々と走りましょう。 R477四日市バイパスですが、r8との交差点と久保田橋南詰交差点での信号待ち時間が少し長く、また区間途中にやたらと信号が多いため、本道を走るよりも時間がかかります。四日市湯の山道路が開通すれば改善されると思われますが、しばらくはこのままと思われます。 交通量や時間帯にもよりますが、四日市IC→R1方向はバイパスを通るより本道を走る方が早いでしょう。 ■注意点 バイパス区間はいかにも速度取り締まりを実施していそうな道路です。速度に注意してください。 ■一方通行区間 本文中にも書きましたが、一方通行区間の菰野町側分岐点は間違えやすいので注意して下さい。一方通行区間の反対方向(R1→R306方向)は、一方通行区間手前で左に曲がり4車線の市道に迂回するようになっています。市道との交差点を右折して道なりに進めばR477本道に合流しますが、一度R477のルートから離れることになります。 そのため、R477のルートを全区間正確にトレースするには終点→起点方向に走らなくてはなりません。 ちなみに、@管理人が初めて一方通行区間を訪れたのは平成10年(1998年)11月のこと。この時は見事にミスコースしてしまい、市道の方に進んでしまいました。(^^;) |
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●走行DATA |
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三重県三重郡菰野町〜三重県四日市市 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:平成 21年(2009年)10月29日/他 |
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注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。 |
国道477号線【終】 |
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>>R477TOP |