>>R480TOP

国道480号線(1)

大阪府和泉市

大阪府和泉市〜和歌山県紀の川市

○国道480号線

 【大阪府和泉市】

【レポートは和泉市穴田交差点→和泉市仏並町方向(起点→終点方向)です。】

大阪府和泉市【和泉市穴田交差点〜和泉市仏並町】

 R480の起点は大阪府和泉市にあるR26との穴田交差点。ここから2車線道で和泉市府中町の町中を進んで行く。ほどなくしてJR阪和線 をアンダーパスする。平成23年(2011年)3月末にJRとの踏切を解消すべく建設されていたアンダーパス道路が完成したことで、踏切渋滞は解消され ている。

 アンダーパスを上がるとr30(府道大阪和泉泉南線)との市役所北交差点に至る。市役所北交差点から先は少しだけ4車線道となるが、すぐに2車線道となって東に向かう。和泉市立病院前を過ぎると水田の中を通る2車線国道となり、以後1〜2kmおきに郊外の町中を進む。ときおり大型量販店やパチンコ、新興住宅地が立ち並ぶ、典型的な大都市近郊の町中国道といった風景の中を進む。交通量は車・トラックとも結構多い。

 穴田交差点から5kmほど進むとr38(府道富田林泉大津線)との交差点に到着。泉北高速鉄道と阪和自動車道の高架が上を通る。交通量が多いのと信号の間隔が短いため、この交差点手前では渋滞気味である。この交差点を過ぎると田畑の中を少し走る。和泉市和田町でr216(府道和田福泉線)との交差点を右折し、2kmほど交通量の多い町中を進んで行く。

 やがて和泉市国分町の町を迂回するために別ルートで建設されたバイパス区間に入ると、R480は田畑の中を通る走りやすい2車線道となる。緩やかな勾配の坂道を上り国分トンネルを越えると、和泉市下宮町 の町中に入りR170(旧道)と合流。交差点を右折すると槇尾中学校前を通り過ぎてR170(大阪外環状線)との合流交差点である槇尾中学校南交差点に到着する。穴田交差点から約10kmである。

1.穴田交差点を西側(r38側)から見る。案内標

  識は直進R480と記されている。

2.R26との穴田交差点。交差点角に国道標識

  がある。(R170→R26方向を撮影)

3.穴田交差点を東側(R480側)から撮影。拡幅

  工事中だった。(R170→R26方向を撮影)

4.JR阪和線をアンダーパスする工事の真っ最

  中だった。JR西側を撮影。

5.現場周辺ではややこしい車線誘導がされて

  いる。JR東側を撮影。

6.r30との交差点を過ぎると少しだけ片側2車線

  区間がある。(R170→R26方向を撮影)

7.ほどなくして2車線道となり、郊外の町中を

  進んで行く。

8.この先がr216との交差点。R480は右に向か

  う。和歌山県の地名表記はない。

9.和泉市中部まで来ると農村地帯と住宅街が混

  在している。この付近も開発が進んでいる。

10.和泉市国分地区の町を迂回するように進む

  バイパス区間を進んで行く。

11.急な2車線坂道を上ると国分トンネルに入

  る。トンネル西側抗口を撮影。

12.国分トンネルを出ると坂を下ってR170との交

  差点に至る。この先は右折する。

<<写真はすべて平成22年(2010年)6月撮影>>

大阪府和泉市【和泉市仏並町〜和泉市父鬼町】

 R480は槇尾中学校南交差点を右折して泉佐野方面に向かい、R170(大阪外環状線)との重複区間を進む。交通量の多い4車線道をしばらく南に向かうと、2車線道となり大野町北交差点に到着。ここでR170(大阪外環状線)から分岐する。大野町北交差点からはS字カーブを描く2車線坂道を下る。300mほど進むと、R170(大阪外環状線)の東側を通るR170(旧道)との大野町交差点に至る。

 ここから先、以前は父鬼川に沿って進んでいたが、2002年度末にR480父鬼バイパスが一部供用開始となり、全長約230mの逢野トンネルを含む全長約1kmの2車線道で和泉市大野町の町中を迂回するようになった。トンネルを出ると長い坂道を下り、やがて旧道が合流してからは整備された2車線道となる。バイパス道路の建設現場を過ぎると、見通しの悪い急カーブが連続する2車線ワインディング区間に入る。

 しばらく山間を進んで行くが、大野町交差点から3kmほど進むと南横山小学校前を通り過ぎて和泉市父鬼町の町に入る。小学校を過ぎた辺りで1.5車線道となり、ほどなくしてr226(府道和気父鬼線)との交差点に到着する。R26との穴田交差点から約15kmである。

13.R170(外環)との大野町北交差点。R480側

  から見る。

14.大野町北交差点からはS字の2車線坂道を

  下る。下った所がR170(旧道)との交差点。

15.途中にはR170の標識があった。R170・R480

  の重複区間なのだろうか?

16.坂を下るとR170(旧道)との交差点に至る。

  R480は直進する。

17.R170(旧道)との交差点を父鬼側から見る。

  こちらの標識にはR480の表示はない。(0906)

18.バイパス区間に入り、坂道を上ると逢野トンネ

  ル(L=230m)に入る。

19.この付近は旧来の道を拡幅して整備された。

  先に見える切り通しの場所が建設中のバイ

  パス道路。R480は左に向かう。

20.建設現場を過ぎると急カーブが続く2車線ワ

  インディング区間に入る。見通しの悪いカーブ

  が続く。

21.この先が父鬼町のr226交差点。バイパスへ

  の連絡道路が完成し、今は十字路になった。

  標識は以前のまま。(0906)

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成22年(2010年)6月撮影>>

◆R480鍋谷峠道路開通

 平成29年(2017年)4月1日にR480父鬼バイパスの残り区間と鍋谷峠道路が供用開始となりました。父鬼バイパス内には父鬼トンネル、鍋谷道路内には鍋谷トンネル(L=3697m)が設けられています。

 レポの写真19の先から今回供用開始となった区間で、写真19の地点から先は自転車それと原付一種バイクの通行は禁止されており、旧道となったかつての国道ルートを経由しなくてはなりません。その関係か、鍋谷峠を越える旧ルートもR480のままで通行可能となっています。

H29(2017)年5月追記 写真付きのレポと改訂はいずれ・・・m(_ _)m

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 この区間のR480は、大阪のベットタウンとして宅地開発が進む和泉市を横断する区間です。R26〜r38(泉北1号線)〜R170を結ぶ幹線道路ともなっています。R170交差点を境にして町中を進む区間と山間を進む区間に分けられ、町中を進む区間では大型車も含めて交通量が多い区間となっています。

 道は全区間2車線道となっていますが、山間部では見通しの悪いブラインドカーブが連続するワインディング区間となっています。

■ガソリンスタンド

 町中を進むのでGSが数軒ありま すが、R170(大阪外環状線)から鍋谷峠側のR480沿いにはGSはありません。大野町内の旧道沿いに1軒ありますが、ここが大阪府側最後のGSとなります。

■注意点

 交通量が多く、町中では渋滞気味の箇所が目立ちます。町中では歩行者・自転車の通行が多いので、通行は注意して下さい。

●走行DATA

大阪府和泉市

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:平21年(2009年)6月18日/平22年(2010年)6月3日/他多数

注意>>この区間は、走行方向問わず 、かなり頻繁に走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

○国道480号線

 大阪府和泉市〜和歌山県紀の川市

【レポートは大阪府和泉市→和歌山県紀の川市方向(起点→終点方向)です。】

大阪府和泉市【和泉市父鬼町 】

 r226(府道和気父鬼線)との交差点を過ぎると狭い2車線道で和泉市父鬼町内の町中へと入って行く。町中なのだが、急勾配の坂や見通しの悪いカーブがあり、また町の中央付近まで南海バスの路線バスが走っているので注意が必要だ。町中は歩道はなく、道のすぐ近くにまで沿道に民家が建ち並んでいる。

 しばらく町中を走って父鬼川を渡ると民家はなくなり、数軒の木材加工所が建っているだけとなる。最後の木材加工所の前を通過すると、道幅は狭くなって1.5車線幅の狭路となり、鬱蒼とした杉林の中へと入って行く。

 狭路区間に入ると民家はなくなり、R480は鬱蒼とした杉林の中を進んで行くようになる。狭路になってからは揺るやかな勾配の1.5車線道が続く。3ケタ国道らしい風景の中を行く狭路が続くが、少し進むとセンターラインのある2車線道となる。部分的に改良されているのだ。2車線道となってすぐに現れる急なS字カーブを過ぎると、適度な勾配の2車線坂道となって山間を進んで行く。しかし2車線道は長くは続かず、300mほど 進むと1車線狭路の坂道となり、本格的な悪路区間へと突入する。写真2の地点から約1.2kmである。

1.父鬼の町中を2車線道で進んで行く。鍋谷峠

  の大阪側最後の町となる。

2.木材加工所を過ぎると、狭路となって山中 に

  入って行く。ここから悪路区間が始まる。

3.最初は杉林の中を進む1.5車線幅の道が続

  く。まだ走りやすい狭路だ。(1006)

 

4.悪路らしい光景。ここからは少しだけ見通し

  の悪い狭路が続く。(1006)

5.途中にある2車線幅区間の終わり付近に国

  道標識がある。この先から狭路になる。

 

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成21年(2009年)6月撮影>>

大阪府和泉市【和泉市父鬼町〜鍋谷峠】

 道幅が狭くなると、R480は深い山中を進むようになる。1〜1.5車線幅の狭路狭路が続き、見通しの悪い急カーブをいくつも曲がることになる。場所によっては車同士の離合困難な箇所があるので、対向車に注意しながら走って行く。路面は舗装されてはいるが、穴があいていたり落石が転がっているなど路面状態はあまり良くない。

 道は進むに連れて徐々に勾配がきつくなり、また急カーブもきつくなる。狭路坂道を淡々と進んで行くと、やがて明るい山腹に出る。道幅も1.5車線幅ぐらいになり勾配も緩やかになると、大阪府と和歌山県の府県境になる鍋谷峠に到着する。R170との大野北交差点から約10kmである。

6.狭路坂道区間に入る。鬱蒼とした山中を進

  み、見通しの悪いカーブが続く。路面状態の

  悪い箇所が多い。

7.悪路1車線区間はこんな感じの道が続く。

  薄暗い山道だ。左側は深い谷となっているの

  で要注意。

8.杉林の中を行く狭路坂道が続く。路肩の広い

  場所などでは、不法投棄防止のためのフェンス

  が設置されている。(0906)

9.この先も急カーブ。対向車が見えないような

  カーブが多い。

10.途中では緩やかな勾配の狭い2車線区間も

  ある。

11.橋には番号が付けられている。小さな橋でも

  ご覧のように番号と国道標識が記されている。

12.やがて狭い2車線幅の坂道になると鍋谷峠

  も近い。

  (鍋谷峠→R170方向を撮影)

13.ウネウネと狭路坂道を上り、やがて鍋谷峠に

  到着する。電光掲示板や気温表示機まで設

  置された。(鍋谷峠→R170方向を撮影)

14.峠を越えて和歌山県に入った所に『鍋谷峠』

  の表示がある。@管理人の定点撮影ポイント

  でもある。(0906)

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成22年(2010年)6月撮影>>

和歌山県伊都郡かつらぎ町【鍋谷峠〜伊都郡かつらぎ町広口】

 鍋谷峠を越えて和歌山県伊都郡かつらぎ町に入ると、センターラインのある2車線道となる。和歌山県に入ってからすぐの所に急坂・急カーブが連続する区間があるが、それを過ぎると緩やかな勾配の2車線坂道となる。いくつかの急カーブがあるのだが、センターラインのある2車線道なので難なくクリアできる。和歌山県側は和泉山脈の南斜面を通るので明るく走り易い。足下にはこれから走る道路と平集落が見え、遠くに紀伊山地の山々を見ることもできる。山の斜面には柿畑やミカン畑が広がる。

 やがて1.5車線幅区間が現れるが、すぐに2車線道に戻る。しかし峠から3kmほど進むと山間の未整備区間に入り、R480は断崖下を通る1車線幅の狭路になる。見通しも悪いカーブが連続し、一部にガードレールのない区間もある。薄暗い山間を通るのでやや暗い。対向車に注意しながら進んで行く。

 1〜1.5車線の狭路区間を2kmほど進むと、かつらぎ町平地区の集落に出る。緩やかな山の斜面にある農村集落だ。集落内からは道幅が広がり2車線道となる。集落を過ぎると急勾配・急カーブが連続する区間となり、ウネウネと坂を下って行くと谷間に下り牛神橋に至る。この付近に鍋谷トンネル(仮称)を含む和泉山脈を越えてくるバイパス道路が着くことになるようだ。 将来のR480鍋谷峠旧道分岐点ということになるのだろう。

15.和歌山県に入るとセンターラインのある2車

  線道になる。

16.しばらくは急坂で急カーブが連続するが、2

  車線道なので問題ない。標識が隠れている。

17.やがて緩やかな勾配の2車線坂道になる。

  走りやすい山中の国道が続く。

18.やがて狭路に戻る。見通しの悪い1〜1.5

  車線道が断続する。

19.進むにつれて山間を行くようになる。薄暗い

  山中を進む。

20.見通しの悪いカーブが続く。ガードレールのな

  い区間もあるので注意が必要。(0906)

21.やがて平地区の集落に至る。久々の集落。

  (R24→鍋谷峠方向を撮影)

22.平集落を過ぎてからも急坂と急カーブが続く

  が、2車線道となる。

23.やがて牛神橋に至る。奥は新牛神橋。将来は

  この付近に峠下を貫くバイパスが通じる。

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成22年(2010年)6月撮影>>

>>国道480号線(1-2)

>>R480TOP

>>R450〜R507に戻る