○国道487号線 【広島県広島市】 |
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【レポートは宇品港→R2交差点方向(起点→終点方向)です。】 |
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■広島港付近 |
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広島県広島市内のR487は広島港〜R2交差点までの約3.5kmだけとなっている。このR487広島市内区間の広島港(宇品内港地区)における始点がはっきりとしない。管理人は広島みなと公園西側にある”海岸通り”と旅客ターミナルに向かう市道とのT字交差点(宇品海岸1-10交差点)をR487の始点と見なし調査を始めている。 公園前にあるT字交差点から西に向かう道がR487。この付近は昔からの市街地となっている。R487には路面電車が走っており、広島電鉄宇品線の併用軌道が中央部に通っている。車道はその両脇に1.5車線幅ぐらいある程度。広電の軌道が中央分離帯のような役目を果たしているのだ。 海岸通りを東に向かうが、宇品海岸交差点から200mほど進んだ元宇品入口交差点から先に直進できなくなっていた。かつては広電の軌道と共に直進していたはずの道路なのだが、すぐ北側に広島南道路とR2BPが建設された際に、上り車線(港→R2方向)の車道だけが撤去されてしまったようだ。下り車線は残っているが車両通行止めになっているところを見ると、次の交差点までの間は車両通行止めになってしまい、通り抜けはできなくなってしまっている。なので元宇品電停付近からはR2BPに入って宇品海岸3丁目交差点に向かう必要がある。この処置が建設による一時的なもので将来元にもどるのかどうかは不明である。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
■広島市南区【南区宇品海岸〜南区皆実町】 |
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R2BPを少し走ると宇品海岸3丁目交差点に至る。この手前にある案内標識で初めてR487の表記が現れた。表示の通り に交差点を左折してR487に入る。宇品海岸3交差点からは”宇品通り”と呼ばれており、ここも道路中央に広電宇品線の軌道がある軌道併用区間となっている。 広島市街と広島港を結ぶ道なので、もっと広い道幅かと思ったが意外にも上下車線とも1.5車線幅ぐらいしかない。実質対向2車線道路という状態で、広電宇品線の軌道が中央分離帯代わりとなっている。ひっきりなしに走る広電の路面電車を見ながらR2に向かう。 R487(宇品通り)は広島市南区の宇品御幸地区と宇品神田地区の境となっており、市街地(下町)の中を北に向かって進んで行く。市街地内ということもあって信号も多く、右折車があったりすると車の流れが悪くなりやすい。大きな道との交差点では路面電車の運行も絡んでくるので、時間帯によっては渋滞が発生するようだ。 R2BPとの宇品海岸3交差点から1.6kmほど進んだ県病院入口交差点からは交通量が増える。すぐ近くに学校もあることから平日の朝夕の通勤通学時は混雑しているようだ。夕方の時間帯に 実際に走ったが、皆実町交差点までの約700mの間が渋滞で移動するのに時間がかかってしまった。 皆実町交差点を過ぎると流れがよくなる。淡々と広島市街を進み、皆実町交差点から約800mでR2との平野橋東交差点に到着した。この交差点がR487終点となる。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など R487は地図を見るとR2交差点〜広島港(宇品内港地区)の港国道に見えますが、実際は江田島に渡って呉市に至る全長約50kmの3ケタ国道です。 広島港のうち宇品内港地区は埋め立てと再開発が進む地域で、道路関係では広島南道路とR2BPが建設されています。その関係で周辺道路や交差点では付け替えや改良・通行止めが行われており、R487も途中で通り抜けできなくなっています。ただ2008年(平20年)時点での話なので、建設工事が終了すれば元に戻るかも知れません。今のところはどうなるかは不明です。 市街地を行く区間なので交通量が多い道です。朝夕のラッシュ時は混雑すると思われます。国道走破という目的がなければ、他の広い道を走った方が良いでしょう。 あめふらし@管理人ですが、取材時は港に車を止めて徒歩で皆実町交差点で北上。そこから広電の路面で車で港に戻り、今度は車でR487を北上してR2交差点に至っています。翌日も車でR487を南下して港に向かっています。路面電車で国道調査というのは新鮮でした。 なおR487広島市内区間にはR487の国道標識(おにぎり標識)は設置されていませんでした。案内標識にR487の表記があるだけで、大阪の港国道R172と同じ状態です。 ■注意点 皆実町交差点近くには広島大学付属小中高校があるため、登下校時間は道路を横断する生徒に要注意です。電車に乗ろうと急に渡る生徒を数名見かけています。 |
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●走行DATA |
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広島県広島市(広島港〜R2交差点) 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2008年4月17日 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2008年4月18日 |
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注意>>2008年4月17日・18日とも車にて走行しています。 また17日は徒歩と路面電車を利用しての調査も行っています。 |
○国道487号線 【江田島市江田島町】 |
【レポートは 江田島町切串→江田島町津久茂方向(終点→起点方向)です。】 |
■広島港〜切串港 |
広島港(宇品内港地区)からは海上区間となるため、運航されているフェリーで江田島市切串に渡ることになる。バイク・車は広島港の旅客ターミナル西側から乗り場に入る。高速道路の料金所のような感じの入口で、車から降りずに料金所で乗船券を購入することができる。出航間際だと、そのままスルーしてフェリーで支払うよう指示されることもある。 広島港からは各島や松山など瀬戸内航路のフェリーや高速船が発着する。R487走行を目的にした場合は、江田島の切串(切串西沖桟橋)に渡る必要があるため、上村汽船かファーストビーチのいずれかのフェリーを利用することになる。どちらも切串西沖桟橋に発着する。広島港〜切串港間の所要時間は約25分。 |
■江田島市江田島町【江田島町切串〜江田島町小用】 |
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江田島に渡ったR487は切串西沖桟橋から始まる。フェリーターミナルから出たところにあるr297(県道石風呂切串線)との交差点にある案内標識にR487の表記があり、すぐ近くにR487国道標識も立っている。広島市のR2交差点から来た場合、初めて見るR487のおにぎり標識となる。 港を出ると狭い2車線道で江田島市江田島町(旧:安芸郡江田島町)切串の町中を通る。長谷川に少し沿って進んで左折して切串小学校の前を通り過ぎるとクネクネ曲がりながら町中を進む。道なりに進めばミスコースすることはない。町外れで左折すると、田畑の中を通るようになりやがて狭い2車線のまま急坂となって山中に入って行く。急カーブのある坂道を上りきると切串隧道に入る。隧道を越えると2kmほどの間は山中を通る狭い2車線道が続き、数本のトンネルが連続する。島国道とは思えない山中を通る。 最後のトンネルを越えると下り坂で一気に下って海岸線沿いを進むようになる。やがて町中に入り、切串西沖桟橋から約6kmで江田島町小用の町中に到着する。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
■江田島市江田島町【江田島町小用〜江田島町津久茂】 |
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小用港前となる小用交差点を右折すると、R487はやや狭い2車線の急坂となって古鷹 山南側の鞍部を一気に駆け上がる。峠(?)の少し手前まで民家が建っていた。現在、この区間を迂回するバイパスが建設中で峠近くで合流していた。 峠を越えるとr44(県道江田島大柿線)との交差点に至る。R487はここを右折。狭い2車線道の坂道を上り短いトンネルを越えると、海上自衛隊第一術科学校(旧海軍兵学校)を見下ろして進む。やがてやや長いトンネルを越えて坂を下ると江田島町宮ノ原地区の町中に入る。ここからは再び海岸線沿いを行く。 町を過ぎると海自施設と官舎の周りを囲むように進む。江田島町津久茂地区まで進むと、海岸線ギリギリのところを進むようになり、島国道らしい風景の中を走ることが出来るようになる。しかしそれもわずかな距離。やがて2車線道は畑にぶつかって終わり、その先は1車線狭路の農道となっていた。江田島町小用から約7km、切串西沖桟橋から約13kmである。 この江田島町津久茂3丁目にある2車線道の終わり付近がR487江田島側端点となる。R487はここから津久茂瀬戸を渡って、対岸に見える西能美島の江田島市能美町(旧:佐伯郡能美町)高田地区の端点に至るのだが、橋はなく連絡するフェリーもないので、ここから先は海上不通区間となっている。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など R487の江田島区間です。切串から小用を経て津久茂まで、古鷹山を時計回りに大きく迂回しますが、海岸線近くまで山が迫っていることや鞍部を越えるために島国道でありながらアップダウンの坂道が続き、何本かのトンネルが存在しています。そのため山中を行く3ケタ国道のように思えます。海岸線沿いを行く区間はのんびりとした島国道らしい道となっています。 R487は島内を巡る幹線道路ということもあって交通量の多い道です。江田島町大原のr297交差点から津久茂地区までは 交通量のほとんどないローカル3ケタ国道となっています。 道路はおおむね2車線道が続きます。一部狭い2車線道がある程度。ただ何本かあるトンネルは幅の狭い昔のトンネルなので、大型車とのすれ違いには注意が必要となるでしょう。 ■アドバイス 島国道ながらアップダウンのきつい区間です。自転車で走る場合は時間に余裕を持って走ってください。町はほどよい距離にあるので、飲食物の確保には困らないでしょう。 ■注意点 町中やトンネル内では歩行者・自転車に注意してください。 |
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●走行DATA |
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広島県江田島市江田島町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2008年4月18日 |
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注意>>2008年4月18日は車で走行しています。 |
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【合併情報】 ●2004年(平16年)11月1日付けで、広島県安芸郡江田島町、佐伯郡能美町、佐伯郡沖美町、佐伯郡大柿町の4町が対等合併して『広島県江田島市』 になりました。各町はそれぞれ、『江田島市江田島町』『江田島市能美町』『江田島市沖美町』『江田島市大柿町』になりました。 |
○国道487号線 |
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【レポートは江田島市能美町→江田島市大柿町方向(終点→起点方向)です。】 |
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■江田島市能美町【能美町高田〜能美町中町】 |
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江田島市江田島町津久茂のR487端点から津久茂瀬戸を挟んだ対岸にある江田島市能美町(旧:佐伯郡能美町)高田の端点には渡ることが出来ないので、R487〜r44(県道江田島大柿線)〜r36(県道高田沖美江田島線)〜R487というルートを走って陸路で端点まで移動する。 江田島市能見町高田の端点付近にはR487の国道標識と少し離れてr36の県道標識が立っている。道路的には変化はなく同じ道が続いているが、実際は国道と県道の境目となっているのだ。このような例はR390石垣島北端の端点付近で見ている。 端点の海側に駐車スペースがある。そこから津久茂瀬戸を挟んだ江田島側の端点が見える。ここに架橋する構想があるのだろうけど、仮に建設された場合は端点付近に橋の西詰がくるのだろうか。 西能美島の端点からR487走行を始める。道は平坦な2車線道で海岸線沿いに進む。小方の港を過ぎてしばらく進むと能美町中町の江田島市役所(旧:能美町役場)前に到着する。端点から約3km。R487は市役所前を右折して南に向かう。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
■江田島市能美町〜江田島市大柿町 |
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江田島市役所前の交差点を右折すると、R487は2車線のまま南に向かう。いったん海岸沿いから離れて島の内部に入り、緩やかな坂道で小さな峠(?)を越えて江田島市能美町鹿川地区に至り、端点で離れたr36と合流する。町中を少し走ると再び海岸沿いを進む平坦な2車線道を走る。 東能美島の江田島市大柿町(旧:佐伯郡大柿町)大原の町中を抜けると、小さな峠のような場所を通って島の東側に出る。海岸にでた所にあるr44(県道江田島大柿線)との交差点を右折すると島の東海岸を南に下るようになり、やがて早瀬大橋が見えてくる。そして江田島市役所前から約11kmで早瀬大橋西詰(東能美島側)に到着する。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 西能美島〜東能美島の区間です。江田島と西能美島の間は津久茂瀬戸で分断されていますが、実際は江田島と陸続きの一つの島となっているので、r44〜r36経由で陸路で能美町高田のR487端点まで移動できます。その分断区間である津久茂瀬戸を結ぶ構想があるそうですが、今のところは建設する予定はないようです。 江田島町の切串や小用、中央地区から大柿地区へ向かう場合はr44を下ればよいので、仮に津久茂瀬戸を渡る橋が出来たとしてもR487で迂回する必要はなく、実際に交通の流れもそういう風になっています。それに見合ったルート設定をしなかったのかは謎です。旧佐伯郡沖美町域にR487は設定されていないのも不思議です。 閑話休題。この区間のR487は西能美島の各地から大柿を経て早瀬大橋に向かうメインルートとなっているため、交通量の多い道となっています。流れは良いので走る場合はストレスなく走ることが出来ます。 ■アドバイス 江田島区間とは違い、おおむね平坦な2車線道が続きます。一部に緩やかな坂がある程度なので、自転車で走る場合はさほどしんどくはないと思われます。交通量が多いので、大型車には注意してください。 ■注意点 町中では歩行者・自転車に注意が必要です。 |
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●走行DATA |
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江田島市能美町〜江田島市大柿町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2008年4月18日 |
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注意>>2008年4月18日は車で走行しています。 |
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【合併情報】 ●2004年(平16年)11月1日付けで、広島県安芸郡江田島町、佐伯郡能美町、佐伯郡沖美町、佐伯郡大柿町の4町が対等合併して『広島県江田島市』 になりました。各町はそれぞれ、『江田島市江田島町』『江田島市能美町』『江田島市沖美町』『江田島市大柿町』になりました。 |
>>R487TOP |