国道279号線 ROUTE 279 |
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起点:北海道函館市→終点:青森県上北郡野辺地町(107.0km) |
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●概況 国道279号線は北海道函館市を起点とする北海道・本州連絡国道の一つ。全区間の約98%にあたる約105kmは本州にある。 R279は函館港より津軽海峡を渡り青森県大間町に入り、あとは”逆S字型”を描いて下北半島の海岸沿いに進んでゆく。R338とは常に反対側を通る。 誕生は1970年(昭45年)4月。誕生以来、区間の変化がない国道である。下北半島への主要道路となっているため整備が進んでいる。 |
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●DATA/走行日:各項参照/走行方向:各項参照/レポート記述方向:各項参照 |
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○国道279号線 |
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【レポートは 青森県野辺地町→青森県むつ市方向(終点→起点方向)です。】 |
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■青森県上北郡野辺地町〜 青森県上北郡横浜町 |
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R279の終点は青森県上北郡野辺地町にある、R4との松の木交差点となる。三沢市方面から北(青森市方面)に来た場合、右に分岐するのがR279となる。道は2車線道で松の木交差点からすぐに跨線橋でJR東北本線を越えて野辺地町の町中へと入ってゆく。直線の2車線道で賑やかな町中を進んでゆく。野辺地川を渡ると町の中心街へと入る。2kmほど進むと直角に右に曲がりすぐに大きく左カーブを曲がると町はずれに出て、JR大湊線を越えて野辺地湾の海岸線に出る。ここからはひたすら野辺地湾を左側に見て北上して行く。 海岸線に出て最初の間、R279はアップダウンのある2車線道となって海沿いに北上するが、やがて平坦な2車線道となり民家のない原野の中を貫いて進んでゆく。ほぼ直線の道路が続くので見通しはよい。R4交差点から約9kmで野辺地町有戸地区を過ぎると再び原野を突き進む。 JR大湊線の踏切を越えて少し進むと青森県上北郡横浜町に入ると、牧場地帯を通り抜ける。再びJRを越えると上北郡横浜町吹越地区の町中に到着。JRの吹越駅近くでr24(県道横浜六ヶ所線)との交差点に到着する。R4交差点から約24kmである。 |
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■青森県上北郡横浜町〜 青森県むつ市 |
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青森県横浜町吹越の町を過ぎても沿道の風景には変化がない。平坦な2車線道が続き3〜6kmおきぐらいに小さな集落や町を繋いで北上してゆく。吹越の町から約4kmでr179(県道泊陸奥横浜停車場線)との交差点に到着。右に進むのがR279BPで、直進するr179が横浜町の中心町を通る旧R279である。R279BPはJR大湊線の東側を通り、町外れを迂回して行くが、高規格道路のBPは長くは続かず5kmほどで終わる。旧道と合流すると元の道路に戻り、淡々と海岸沿いを進んでゆく。 青森県むつ市に入ると徐々に町の規模も大きくなってくる。道は平坦な2車線道が続くが、片側2車線の4車線道も現れるなど整備・改良が進んでいた。r176(県道赤川下北停車場線)が分岐すると2車線道に戻りむつ市中心街へと向かう。田名部川を渡って500mほど進むとR279旧道であるr4(県道むつ恐山公園大畑線)が分岐。R279はBP区間に入り右に向かう。中心街をさけて迂回するような形のルートをとり、BP区間を2kmほど進むとR338との交差点に到着する。R4交差点より約58kmである。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 青森県野辺地町〜むつ市間の区間は、青森方面からむつ市など下北半島へ向かう主要ルートとなっているので、交通量の多い幹線国道となっています。乗用車・観光バス・トラックなどの通行量が多いので走行ペースはあがりません。道路自体は整備が進んでおり、また信号などが少ないので流れは良い方でしょう。 >>下北半島縦貫道路 青森県むつ市を起点として青森県上北郡天間林村を終点とする全長約60kmの道路で、下北半島を南北に結ぶ高規格道路として建設が進んでいます。青森県天間林村では計画中の東北縦貫自動車道八戸線(青森〜八戸間)と接続する予定です。 その『下北半島縦貫道路』の一部として建設されていた「R279有戸BP」(全区間供用6.3km)、「R279野辺地BP」(一部供用2.8km)が、2004年(平16年)11月末に供用開始されています。現R279より内陸寄りに建設されおり、片側2車線の4車線道路で自動車専用道路となっています。野辺地町内にも800mほど暫定供用されている区間があり、いずれはここまで延長されるようです。 2004年12月末時点で建設が進んでいるのは「R279野辺地BP」の残り区間のみで、他の区間については工事未着工となっています。 ■ガソリンスタンド 比較的大きな町中にはGSがあります。BP区間沿いにはGSがないことが多いので、旧道で町中に入る必要があります。 ■アドバイス ほとんど問題なく走ることができます。大型車の通行量が多いので自転車での走行は要注意です。目立つ格好で走ることをお勧めします。 ■注意点 冬季は路面凍結・積雪に注意して下さい。町中では歩行者・自転車などに注意が必要です。 |
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●走行DATA |
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青森県むつ市〜青森県上北郡野辺地町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2003年9月2日 |
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○国道279号線 |
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【レポートは 青森県むつ市→青森県大間町方向(終点→起点方向)です。】 |
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■青森県むつ市〜 青森県むつ市大畑町 |
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R338との交差点を過ぎると、R279は整備された2車線道のまま市街中心地の東側を北上してゆく。2kmほど進んだむつ市田名部地区で市街中心街を通る旧道と合流。そこから北はやや狭い2車線道のまま進んでゆく。7kmほどの間はアップダウンのある道で民家の少ない山中を通るが、交通量が多いので走行ペースは落ちてしまう。 むつ市関根の町を抜けた出戸川南詰付近で海岸沿いに進むR279旧道とR279大畑BPが分岐する。ここからのR279大畑BPは整備された平坦な2車線道となりやや内陸部を走る。 むつ市大畑町(旧:下北郡大畑町)市街の南西を迂回するようにして進み朝比奈橋を渡ると大畑川左岸に出る。r4(県道むつ恐山公園大畑線)との交差点を過ぎて500mほど進むと、大畑の中心街を進んできたR279旧道と合流する。むつ市のR338交差点から約15kmである。 |
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■青森県 むつ市大畑町〜 青森県下北郡大間町 |
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むつ市大畑町(旧:下北郡大畑町)のR279旧道交差点を過ぎると、R279は大きく左に曲がり海沿いに進むようになる。2kmほどでむつ市大畑町二枚橋を過ぎ、続いて釣屋浜を過ぎると、2車線道のまま急カーブ・急勾配の続くワインディング区間へ入る。峠北側(大間町側)の南行き車線には登坂車線が設けられるなど、道路の拡幅や整備など一部で改良が行われている。それでも急カーブ・急坂が続くので、観光バスやトラックなどが走ると流れが途端に悪くなる。 約2kmで木野部峠を越えると一気に坂道を下って海岸沿いに進む平坦な2車線道に戻る。木野部峠から北側のR279は海岸沿いに進んで行くようになる。眺めは良く津軽海峡を見ながら走ることができる。峠から4kmほど進むと下北郡風間浦村に入る。3kmほどで下風呂温泉を通り抜けると、あとは平坦な2車線道で海岸線を淡々と進んで行く。 しばらく民家の少ない海岸線を、小さな集落を繋ぎながら10kmほど進むと、村役場のある風間浦村易国間(いこくま)を通り抜ける。町を抜けると再び民家の少ない海岸線を走る。3kmほど走ると風間浦村蛇浦地区の町を抜ける。この付近までくるとR279は下北半島の海岸沿いを進むローカル国道然とした雰囲気が強まってくる。 平坦な2車線道を淡々と進む。蛇浦地区から2kmほど走ると折戸坂と呼ばれる急坂を上る。旧道が分岐すると整備された2車線道となり、何もない原野の中を進んでゆく。アップダウンのある道を3kmほど進むとR338との交差点に到着する。大畑町のR279旧道交差点から約20kmである。 |
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■青森県下北郡大間町 |
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R338交差点を過ぎると緩やかな2車線幅の坂道を下る。約400mほど進むとT字交差点に出る。ここを左折すると新日本海フェリーの大間FTへ向かうが、このFTは根田内地区に1987年(昭61年)造られた新港。R279本州区間起点(端点)となる大間港はまだ先にある。 T字交差点を右折すると平坦な2車線道のまま大間町の中心街へ向かう。300mほど進むとR338との交差点に着く。ここでR338と合流し港まで重複する。R338との交差点を左折して道なりに進み、町中にある交差点を左折して高磯崎方向に向かうと大間港に到着する。港は漁港となっているようでFTだった頃の面影はない。昔はFTだった思われる広い敷地には昆布が干されていた。 青森県むつ市のR338交差点から約37kmである。R279はR338と共に函館へと海を渡る。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 青森県むつ市以北の区間はローカル国道っぽい海岸線を進んでゆく区間となります。交通量はむつ市大畑町を過ぎると少なくなりますが、それでも大型車は比較的目立ちます。 難所は木野部峠区間。木野部峠はR279唯一の難所で、急カーブ・急坂が続きます。大型車が前を走ると走行ペースはかなり落ちてしまいますが、登りであれば登坂車線が設けられているので抜くことは可能です。また他の区間にも追い越し区間があります。 ■ガソリンスタンド 6〜10kmおきぐらい、比較的大きな町にはGSがあります。大畑BP沿いにはないので、旧道沿いの町中に入る必要があります。 ■アドバイス 特に問題なく走ることができます。大型車の通行量が多いので自転車の場合は注意して下さい。特に木野部峠区間は要注意です。 ■注意点 冬期は路面凍結・積雪のある区間なので注意して下さい。海岸線近くを通る区間もあるので、時化や大雨時は走らない方が無難でしょう。 |
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●走行DATA |
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青森県下北郡大間町〜青森県むつ市 【起点→終点方向を走行】 >>走行日: /1998年9月8日2003年9月1日 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日: 1998年9月7日・8日/2003年9月2日 |
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【合併情報】 ●2005年(平17年)3月14日付けで、青森県下北郡脇野沢村、川内町、大畑町の1村2町が青森県むつ市に編入されて『青森県むつ市』になりました。 |
○国道279号線 【北海道函館市】 |
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【レポートは 函館駅前→函館港方向(起点→終点方向)です。】 |
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R279は函館駅前のR5・R278との交差点から始まる。函館駅前から函館山へ向かう道がR279となる。道は中央に函館市電の軌道が走る幅広い道路だが、車道部分は狭い2車線幅ぐらいしかない。 R5交差点を出ると函館市街地の中心街を1.3kmほど進んで行く。函館市電の分岐点がある十字街停留所付近を過ぎると右に向かって揺るやかにカーブを描く。さらに400mほど進んだ八幡坂入り口の交差点で右折し、町中を2車線道で100mほど進むと函館港(東浜桟橋)に到着。R279北海道区間は約2kmで終わる。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 函館市内のR279は函館駅前と函館港までの全長2kmほどの国道で、函館港への港国道と思われるかもしれませんが、函館港から海を渡り下北半島を縦断して青森県上北郡野辺地町まで続いています。 函館市内のR279は市街地内の幹線道路です。函館駅前から函館山や煉瓦倉庫群に向かう観光ルートにもなっていることからも交通量の多い区間です。駐車場と化している末端の100mほどを除いて、ほとんどが函館市電の軌道がある併用道路となっているので走行には注意が必要です。 なお函館市内のR279はR338と重複しています。 ■アドバイス 問題なく走ることができます。自転車の場合は歩道を走りましょう。 八幡坂入口交差点を右折(横断)する場合は、市電のレールが濡れていたりするとスリップしやすいので注意して下さい。 ■注意点 特に問題ないでしょう。冬期は除雪されるでしょうが、路面凍結・積雪には注意して下さい。 |
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●走行DATA |
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函館駅前〜函館港 【起点→終点方向を走行】 >>走行日: 1998年9月6日/2003年9月3日 |
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【国道 279号線終わり】 |
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