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国道308号線 (3) |
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奈良市中町から東の区間。r7交差点までは旧街道の雰囲気が漂うローカル1車線国道ですが、r7を過ぎると町中国道となり、やがて片側2車線の都市国道へと変貌します。狭路区間と4車線の都市国道が同じ国道であるというのが3ケタ国道らしいところ。
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■奈良県奈良市(1) ■奈良県奈良市(2) |
○国道308号線 【奈良県奈良市(1)】 |
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【レポートは奈良市中町→R24交差点方向(起点→終点方向)です。】 |
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■奈良県奈良市中町【その1】 |
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集落外れの交差点を過ぎると、R308の道幅は広がって1.5車線道とな り、緩やかな勾配のある坂道を下って行く。少し北側を第二阪奈道路が走っているために、行き来する車やトラックの音が聞こえてくる。緩やかなカーブを曲がり1.5車線狭路を300mほど進むと奈良市水道局の施設前に到着する。施設前は道の分岐点となっており、1.5車線幅のコンクリート舗装の道から1車線幅(0.8車線幅)の狭路が左に分岐している。この左に分岐する農作業道にしか見えない狭路がR308である。 ここはR168方面から来た場合、R308のルートを見失う一番のポイントである。1.5車線幅のコンクリート舗装の道から左に分岐する1車線幅(0.8車線幅)の狭路がR308なのだ。(写真3) そのまま1.5車線幅の道を進むと若草台という住宅街に入ってしまいR308を完全に見失う。 0.8車線狭路を進んで行く。緩やかな坂道を下ると、第二阪奈道路を橋で渡った。道路が出来る以前はここも鬱蒼とした場所だったのだろう。橋を渡ると道幅は少し広くなっているがほんのわずかな距離だけで、道はすぐに0.8車線の極狭路となって進んで行く。まるで第二阪奈道路の作業道のような道だ。 少し進むとY字交差点に出る。第二阪奈道路をくぐってくる道との合流点だ。奈良市内(R24)からR168に向かう場合にミスコースしやすい場所。奈良市内(R24)から来た場合は右に向かうこと。R308は必ず第二阪奈道路を橋で渡る。 |
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■奈良県奈良市中町【その2】 |
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第二阪奈道路をくぐる道と合流するとさらに田舎の裏道っぽくなり、『果たしてこの道は国道なのか』と不安になってくる。少し進むと奈良市中町山ノ上地区の集落内に出た。電柱にR308のおにぎり標識があるので、この道が正式な国道であることを確認できる。 集落内は急勾配の狭路坂道となっている。暗峠から来た場合だと、最後の狭路坂道となる。集落内を過ぎると平坦な1車線道となり水田の中を走る。まるで農道のような道だ。すぐ南側に第二阪奈道路の高架を見ながら300mほど進むと富雄川を渡って砂茶屋地区の町中に入り、r7(県道枚方大和郡山線)との砂茶屋交差点に到着する。南生駒駅前から約5.4kmである。 富雄川と砂茶屋交差点の間は時間通行規制が行われており、朝の7〜9時(?)は生駒市→奈良市方向の一方通行になるよう だ。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 奈良市内にありながら、狭路のローカル国道を行く区間です。地区の生活道路ならびに農道という状態です。 走る車は地元車ぐらいです。 ■アドバイス ミスコースしやすい場所があるので注意して下さい。写真3の分岐点さえ無事にクリアできれば問題なく砂茶屋交差点にたどり着けます。@管理人ですが、初めて走った時は見事に直進してR308を見失いました。 ■注意点 地区の生活道路なので、歩行者・自転車には注意して下さい。また対向車との離合困難な場所が多いので、対向車にも注意が必要です。 悪天候時、冬期の走行は注意が必要です。 |
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●走行DATA |
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奈良県奈良市 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:1997年7月5日・6日/99年9月28日/ 2000年4月8日/01年6月1日/05年11月1日/07年12月6日 |
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【往復走行】 >>走行日:平成25年(2013年)11月21日 |
○国道308号線 |
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【レポートは奈良市中町→奈良市三条大路方向(起点→終点方向)です。】 |
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r7(県道枚方大和郡山線)との砂茶屋交差点を過ぎると、ローカル国道区間は終わって奈良市郊外の町中を走る国道となる。一部にセンターラインのない狭い2車線幅もあるが、おおむね2車線の町中国道となって東に向かう。路線バスも走る通行量の多い道となる。 少し進むと第二阪奈道路を越える。新池という池を過ぎると大和中央道と交差。その先、奈良市宝来の町中を抜けて砂茶屋交差点から3kmほど走ると近鉄橿原線尼ヶ辻駅前を通り抜ける。駅前付近はほんのわずかだが旧街道の面影が残っていた。駅前から300mほど進むと現道の北側を通るR308大宮道路と合流。片側2〜3車線もある広い道となって、r9(県道奈良大和郡山斑鳩線)との三条大路 五丁目交差点に至る。 三条大路五丁目交差点を過ぎると再び2車線道となって奈良市市街に向かって行く。積水化学の工場南を通り抜けて1.5kmほど進むとR24との交差点である三条大路 二丁目交差点に到着。R308終点である。 2007年(平19年)12月時点では、r9交差点〜R24交差点では道路の拡幅工事が始まろうとしていた。 |
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■R308大宮道路 |
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R308の盲腸線的な存在の別線区間がR308大宮道路。奈良県庁前から西に延びる大宮通りの続きとなる。奈良市街中心部と阪奈間の大動脈である阪奈道路と第二阪奈道路を結ぶ幹線道路ゆえに、交通量が非常に多い道。この大宮通りのうち、秋篠川を渡る尼ヶ辻橋西詰(尼辻北交差点)〜宝来ICまで の区間と、R308本道と大宮通りを結ぶ菅原交差点〜都橋西詰(三条菅原線)間がR308として指定されている。 この区間は平成22年(2010年)8月に片側2車線(4車線)の高架道路と1〜2車線の側道を有する都市道路に生まれ変わっている。阪奈連絡道路の役割を担っているが、R308大宮道路の高架道路の西行きから第二阪奈道路の宝来ICに入ることができないので注意が必要である。 注)写真10〜12は、改良工事中の平成19年(2007年)12月に撮影したもので、道路はガラリと姿を変えています。 |
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■H25(2013)年秋のR308 |
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平成25年(2013年)11月に暗峠を越えてR24交差点まで往復しました。R308の本ルートをトレースして三条大路2丁目交差点まで走っています。大宮道路は車で何度か走っていましたが、南側を走る三条道路が4車線化されたのは知っていたものの全く走っておらず、数年ぶりに走ると変貌ぶりに驚きました。 初めて走ったのが平成9年(1997年)7月。そのときは対向2車線道で、R24方向に向かう東行き車線は三条大路2丁目交差点を先頭にした渋滞にはまり、ウンザリした覚えがあります。 整備事業は平安遷都1300年祭に合わせて行われ、平成22年(2010年)3月末に供用開始されています。
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【R308三条道路】 R308奈良市内の三条大路5丁目交差点〜同2丁目交差点間(L=1.0km)は対向2車線道で渋滞の頻発区間となっており、渋滞緩和を目的に平成14年(2002年)度から『R308三条道路』として4車線化事業が開始された。平成22年(2010年)3月24日に、R308大宮道路との菅原交差点〜三条大路5丁目交差点〜三条大路2丁目交差点間が4車線道として供用開始された。 |
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<<写真はすべて平成25年(2013年)11月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 奈良市内東部の町中国道区間です。路線バスが走り、乗用車の交通量が多い典型的な町中国道です。阪奈連絡を担う国道とは思えませんが、近鉄尼ヶ辻駅を過ぎて少し進むと都市型の4車線道となり、阪奈連絡道路らしくなります。 交通量は多めですが、4車線化されたのでほとんど渋滞なくスムーズに流れています。 ■アドバイス まず問題なく走ることが出来るでしょう。 ■注意点 町中区間では歩行者・自転車には要注意です。また飛び出しにも注意して下さい。 悪天候時、冬期は注意して走行して下さい。 |
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●走行DATA |
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奈良県奈良市 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:1997年7月5日・6日/99年9月28日/2000年4月8日/01年6月1日/01年12月7日/ 05年11月1日/07年12月6日 |
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奈良県奈良市(R308大宮道路) 【奈良市街→宝来IC方向を走行】 >>走行日:2007年12月6日/他多数 |
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【往復走行】 >>走行日:平成25年(2013年)11月21日 |
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注意>>R308大宮道路は、走行方向問わず頻繁に走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。 |
国道308号線【終】 |