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国道425号線(3)

国道425号線(4)

奈良県吉野郡十津川村〜奈良県吉野郡下北山村

奈良県吉野郡下北山村

○国道425号線

 【奈良県吉野郡十津川村〜奈良県吉野郡下北山村】

【レポートは吉野郡十津川村→吉野郡下北山村方向(終点→起点方向)です。】

■吉野郡十津川村【十津川村蕨尾〜十津川村滝】

 吉野郡十津川村蕨尾のR168柳本橋北詰を左折すると、R425はR168と重複して北に向かう。R168は紀伊半島を南北に縦断する幹線国道だが、十津川村蕨尾地区は狭い2車線道となっており道路ギリギリにまで家屋が建ち並んでいる。庵之前橋を渡ると十津川村平谷地区の町中に入る。十津川温泉の中心地となる温泉街 だ。

 平谷の町を抜けるとやや狭い2車線道で二津野ダムによって出来たダム湖沿いを進んで行く。やがて折立橋を渡って十津川村折立の町中に入ると、川の流れが復活した十津川に沿って北上する。2車線道 なのは折立地区までで、折立地区の町を離れると断崖下を進む1.5車線狭路道となる。十津川はR168(R425)のはるか下を流れており、道路自体が山の中腹を進んでいることが分かる。

 R168十津川道路建設現場を過ぎてからも見通しの悪い狭路が続く。一部には対向車とのすれ違いに困難な1車線幅の区間もあり、この区間はかつての3ケタ国道らしい悪路となっている。現在、この区間をパスするR168十津川道路(十津川村平谷〜十津川村小原:L=6.0km)が建設中で、開通すればトンネル3本を含む地域高規格道路で通りぬけることになり、重複するR425も整備された2車線道となる。

 柳本橋北詰交差点から10kmほどR168と重複して進むと十津川村滝地区に至る。滝地区の集落手前にある交差点で、R425は単独分岐して東に向かう。

1.柳本橋北詰をR168から見る。右に向かうのが

  R425。案内標識の表示が小さい。

2.狭路区間を進み、十津川村滝でR168から分

  岐する。R168五條側から撮影。(0904)

3.トンネル前の案内標識とR425国道標識。

  この分岐点もR425側はトンネルである。

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成22年(2010年)4月撮影>>

■吉野郡十津川村【十津川村滝〜十津川村高滝】

 R168・R425交差点を右折すると滝隧道に入る。上位国道との交差点のR425側がトンネルとなっているのは、R168とR371との交差点の2箇所だけなのだが、国道同士の交差点で片方の国道がトンネルというのは実に3ケタ国道らしい。紀伊半島だと他には和歌山県田辺市本宮町のR168とR311交差点にあるぐらいだ。ただしR168との交差点については、十津川道路が開通すれば解消されることになるので、あと数年の間だけとなる。

 滝隧道(L=224m)は逆U字形した天井の高いトンネル。R425吉野郡十津川村〜下北山村間のうち、十津川村内の区間は吉野熊野総合開発事業の一環として森林開発公団が昭和30年代前半に建設した林道芦廼瀬(あしのせ)線が前身となる。滝隧道もその時に建設されたトンネルで、木材を運搬する大型トラックの通行を考慮して天井が高くなったのだろう。

 滝隧道を出るとR168十津川道路の建設現場に出る。R168十津川道路の高架道路とR425から向かう接続道路が姿を現している。『滝ランプ』と呼ばれるそうで、将来は高架道路に向かう接続道路がR425となり、十津川道路が全通すれば滝隧道を含む区間は村道に降格となるのだろう。

 少し騒々しい建設現場を過ぎると十津川第一発電所が見えてくるが、R425は発電所を避けるように芦廼瀬隧道(L=258.9m)

に入る。トンネル内部にカーブがある芦廼瀬隧道を過ぎると、十津川支流の芦廼瀬川に沿って深い谷間を進んで行く。道幅は1.5車線道で平坦な狭路が続く。見通しの悪い区間が続くのは山中の狭路では当たり前だが、この付近のR425は路面も整備されており走りやすく速度が出やすいので注意が必要だろう。

 ガードレールが設置されている谷間の狭路をしばらく進むと交差点に至る。R168交差点から約3kmである。大野出合と呼ばれる、芦廼瀬川と大野川の合流点付近にある交差点でR425は右に向かう。

4.R168・R425交差点。R425側は滝隧道抗口と

  なる。隧道西口前が交差点。

5.滝隧道東側抗口。逆U字形で背の高いトンネ

  ル。直線なので向こう側が見える。

6.R168十津川道路を過ぎると現れる芦廼瀬隧

  道。改修されたそうだ。

7.芦廼瀬隧道を出るとセンターラインのある2車

  線道となる。(R169→R168方向を撮影)

8.2車線道はすぐに終わり狭路になる。下北山

  まで35kmあるそうだ。

9.ほどなくして谷間を行く1.5車線路となる。谷

  側にはガードレールが設置されている。

10.断崖下を淡々と進んで来る。

  (R169→R168方向を撮影)

11.大野出合と呼ばれる交差点。表示が無けれ

  ば左に進みそうになる。正解は右に向かう。

12.右に進むと坂道を下る。坂の途中にR425国道

  標識が設置されている。

<<写真はすべて平成22年(2010年)4月撮影>>

■吉野郡十津川村【十津川村滝〜十津川村小川】

 十津川村高滝で大野地区に向かう村道(林道?)が分岐すると、R425は狭路坂道を下って大野川を渡り、引き続き芦廼瀬川に沿って谷間を進んで行く。蛇行する川に沿って進むため、R425も必然的にウネウネと曲がりながら進んで行く。1.5車線道をしばらく進むと、落石防護のための覆洞が現れる。この区間だけはセンターラインのある2車線道となっていた。山の斜面は頑丈なコンクリートで覆われているところを見ると、かつて大規模な土砂崩れが起こった現場なのかもしれない。

 覆洞区間を過ぎると再び1.5車線狭路道となり、平坦な谷間の狭路をひた走る。大野出合から3.5kmほど進むと十津川村小川の集落に至り、七泰の取水堰提に向かう林道(?)分岐点に到着する。この小川地区が十津川村側最後の集落となり、この先は白谷トンネルを抜けて吉野郡下北山村浦向までの約27kmの間に民家や集落はない。

 分岐点を路面表示通り右に向かう。緩やかな坂道を下ると白谷橋で芦廼瀬川を渡る。400mほど進むと道は急勾配の狭路坂道となり、急カーブをいくつも曲がりながら標高を上げて行く。ウネウネと曲がる1〜1.5車線幅の狭路坂道を2kmほど進んで行くと、やがて葛川隧道を経て瀞峡へと向かう村道(?)との交差点に到着する。R168交差点から約9kmである。

13.途中にあった覆洞区間。この区間だけセンタ

  ーラインのある2車線道。

14.淡々と谷間の狭路を進んで行く。

  (R169→R168方向を撮影)

15.十津川村小川の林道(?)分岐点。R425は表示

  通り右に向かう。直進はやがて行き止まり。

16.写真15の地点を右に向かうと緩やかな坂道

  を下って行く。

17.狭い幅の白谷橋を渡る。ここで芦廼瀬川から

  離れて山越えに入る。

18.1〜1.5車線坂道が続く。急坂・急カーブの

  山道だ。3ケタ国道らしくなってくる。

19.やがて瀞峡の地名が見えてくる。先のカーブ

  を曲がると分岐点に至る。

20.瀞峡に抜ける村道(?)分岐点は幅広となって

  いる。(R169→R168方向を撮影)

21.R425は左、瀞峡へは右に向かう。右の道は

  R169全通まで瀞峡への近道だった。

<<写真はすべて平成22年(2010年)4月撮影>>

■吉野郡十津川村【十津川村小川〜十津川村上葛川】

 村道(?)分岐点を過ぎてからも1.5車線狭路坂道が続く。しばらく進むとアップダウンを繰り返すようになり、紀伊半島の深い山中を進んで行く。見通しの悪いカーブが連続するが、道幅は広がり1.5〜センターラインのない2車線道が断続するようになり、多少は走りやすくなる。

 しかしそれも『21世紀の森』(紀伊半島森林植物公園)の辺りまでで、植物公園を過ぎると断崖下を進むアップダウンのある1.5狭路となる。見通しの悪いカーブが連続をいくつもクリアしながら進むと狭い2車線道となり、ほどなくして白谷池郷林道分岐点に到着する。村道(?)分岐点から約13kmである。

22.村道(?)分岐点から1.5車線狭路坂道を進

  んで行く。

23.紀伊半島森林植物公園『21世紀の森』周辺

  は道幅が広がる。

24.山中のローカル国道をのんびりと走る。下北山

  まで約24km。

25.急斜面の下を進んで行く。路面状態は良好

  で走りやすいが見通しが悪い。

26.落石防護ネットの下部には多くの落石が見

  られる。路肩に注意。

27.切り通しを通る場所もある。

  (R169→R168方向を撮影)

28.十津川村側は路面の整備がされている。

  路肩に大きな石が転がっていた。

29.ガードレールのない箇所もある。防護ネット

  下にはたくさんの落石が・・・。

30.アップダウンとカーブを繰り返しながら進んで

  行く。この区間も元林道。

<<写真はすべて平成22年(2010年)4月撮影>>

■吉野郡十津川村【十津川村大野】

 白谷池郷林道分岐点をR168側から見ると、左側のダート広場となっているのが下北山村上池原に抜ける白谷池郷林道(ゲート閉鎖で通行止め。通り抜け不可能)で、右側の狭路坂道の舗装路がR425となる。この付近までのR425は元々は国営林道白谷線だった区間。分岐点から白谷トンネルを抜けて浦向までは県営白谷林道と奥地川林道だった区間となる。

 白谷池郷林道分岐点からは1〜1.5車線幅の狭路急坂を一気に上って標高を稼いで行く。急カーブが続く狭路坂道を3kmほど上って行くと白谷トンネルに到着する。白谷トンネル(L=943m)は、大峰山脈を貫く県営白谷林道のトンネルとして建設されたもので、昭和44年(1969年)7月に開通している。(県営白谷林道は昭和45年5月に開通) 山奥の標高845mの高所にあることから冬期は閉鎖される。

 白谷トンネルは狭い2車線幅の直線トンネルだが、内部には照明はないので意外と暗い。1km近い照明のないトンネルを抜けると吉野郡下北山村に入り、牛廻越付近から始まった長い十津川村横断が終わる。R168交差点から白谷トンネル東口まで約26kmである。

31.白谷池郷林道分岐点。右の狭路坂道が国

  道。左のダート広場が林道入口。

32.分岐点にはR425国道標識が立っている。

  ここからR169まで約20kmとのこと。

33.分岐点からのR425は1車線の急勾配をともな

  う狭路坂道。見通しは悪い。

34.急坂が続くが、途中には狭い2車線道ぐらい

  の道幅がある。

35.3kmほど急坂を上ると白谷トンネルが見え

  てくる。十津川村側抗口。

36.約1kmの直線トンネルを抜けると吉野郡下北

  山村に入る。下北山村側抗口を撮影。

<<写真はすべて平成22年(2010年)4月撮影>>

■吉野郡下北山村【下北山村浦向】

 白谷トンネル東側抗口付近には広い空き地が広がっている。白谷トンネル建設時には事務所などがあった場所なのだろう。トンネルを出た場所からは山しか見えず、紀伊半島の深い山中を走っていることを実感出来る。足下にはこれから走るR425の

狭路が見え、ウネウネと曲がりくねり進んでいるのがよく分かる。

 トンネルを出ると1.5車線狭路坂道を下って行く。ほどなくして急カーブを曲がると、あとは急勾配の狭路坂道を下って行く。見通しの悪いカーブをいくつもクリアしながら断崖下を進んで行く。この付近は災害多発地帯で、平成7年(1995年)秋頃には大雨で大規模な斜面崩落が発生。道路が流出して長期通行止めになったこともある。その後も幾度となく土砂崩れなど災害が発生しており、その度に通行止めになっている。山側の斜面のコンクリート護壁や丈夫そうな防護ネット 、継ぎ接ぎの真新しい路面がそれらを物語っている。

 やがて奥地川で出来た深いV字の谷を渡ると、谷を右側に見て進んで行く。さすがにこの付近にはガードレールが設置されている。白谷トンネルから3kmほど進むと、1車線幅の狭いカナウナギトンネルを通り抜ける。今はコンクリートで補修されているが、以前は素堀トンネルで通り抜けるのにヒヤリとしたものだ。

 カナウナギトンネルを出ると、引き続き断崖下を進む1.5車線狭路坂道を下って行く。カナウナギトンネルから2kmほど進むと急勾配・急カーブを曲がり奥地川沿いの谷間に下ってきた。ここからは奥地川沿いに谷間を進むことになる。

 元林道となる区間は、一部に狭い2車線幅もあるが概ね1.5車線狭路道となる。奥地川に沿う平坦な狭路を淡々と2.5kmほど進むと倉庫が現れる。十津川村小川地区の集落以来の建物だ。そこから600mほど進むと下北山村浦向の集落に出る。道幅もいきなりセンターラインのある2車線道となり、突然に狭路区間が終わる。

 2車線道になってから700mほど浦向の集落内を進むと新楓橋で西川を渡り、r229(県道上池原下桑原線)との交差点に到着する。白谷トンネルから約9km、十津川村滝のR168交差点から約35kmである。

37.白谷トンネルを出てからも1.5車線狭路坂

  道を下って行く。

38.下北山村に入って、やっと『尾鷲』の地名が

  現れる。尾鷲まで57km・・・。

39.断崖下の狭路を進む。この付近は災害復旧現

  場らしくコンクリ防壁が目立つ。

40.カナウナギトンネル西側抗口。なんとも珍し

  いトンネル名だ。見通しが悪いので注意。

41.急勾配の狭路坂道を下り続ける。十津川村

  側と比べると急勾配の坂道が続く。

42.急カーブを曲がって奥地川沿いの谷間に至

  る。逆光状態・・・。(R169→R168方向を撮影)

43.奥地川沿いの谷間に進む。元々は奥地川林

  道だった区間。1.5車線道が続く。

44.谷間の断崖下を進む。防護ネットの下には

  落石が積もっており、草木が生えていた。

45.2車線道となり700mほど進むとr229交差点

  に至る。大峰山脈越えの悪路区間が終わる。

<<写真はすべて平成22年(2010年)4月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 吉野郡十津川村〜吉野郡下北山村間は大峰山脈を越える悪路区間で、芦廼瀬川や奥地川の谷間から一気に標高を上げて白谷トンネルで山脈を越えています。地質的に脆い場所なのか、大雨の後は非常に危険な区間で1年を通してどこかで防災工事や災害復旧工事などが行われており、平日は時間通行規制が行われることも多い区間ともなっています。

 龍神・十津川間の奈良県十津川村内のように集落を繋ぎながら進むのであればまだ安心出来るのですが、前身が林道なので 十津川村小川〜下北山村浦向間には集落(民家)はありません。公衆電話はないために何かあれば連絡することは難しい場所を走ります。

 交通量は非常に少ない国道です。十津川村内であれば瀞峡へ向かう観光客の車や地元車と出会いますが、白谷 トンネルを挟んだ区間は林業関係車以外はほとんどお目にかかりません。特に平日は通行量は皆無に近い状態です。だからと言ってカーブでは油断大敵です。小刻みなブラインドカーブが連続するので、カーブを曲がるときは絶えず対向車が来るものと思って走って下さい。平成22年(2010年)4月に走った時は、何故か大型ダンプが走っており、2〜3台の集団と数 回すれ違いました。

どこかで大規模な工事でも行われていたのでしょうか?狭路で出会うと離合困難となるので、出来る限り出会いたくない相手です。

■ガソリンスタンド

 下北山村浦向にあったGSは廃業していました。この区間のR425にはGSはありません。最寄りは十津川村内のR168沿いか、下北山村 上池原のR169沿いにあるGSとなります。

■アドバイス

 龍神・十津川間と比べると走りやすい区間ですが、そこはやはり3ケタ国道。急勾配の狭路が続き、対向車とのすれ違いが困難な箇所が多いので、バイク・車の運転初心者の方は1人では走らない方が良いです。 複数人か複数台で行かれることをお勧めします。

 自転車の場合、かなりの時間・体力・気力が必要です。区間中には自販機や商店などはないので、十津川村 折立地区や下北山村浦向地区の商店などで飲み物などを購入しておくことをお勧めします。

■注意点

 この区間 は非常に深い山中を走ります。標高の高い場所や深い谷底を進むので、晩秋〜早春にかけては路面凍結・積雪があります。12月中旬頃〜翌年3月にかけては白谷トンネルが冬期通行止めとなるため、吉野郡十津川村〜吉野郡下北山村間は通り抜けできません。

 悪天候時は土砂崩れなどの災害が起こる可能性があるので、雨天時はもちろんのこと雨が上がってからもしばらくは走らない方が無難です。晴れた日に走る場合も、工事で時間通行止め規制が行われていることがあ るので、道路規制状況を確認してから走るようにして下さい。

●走行DATA

奈良県吉野郡十津川村〜奈良県吉野郡下北山村

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:平成22年(2010年)4月8日/他

注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

【参考資料】十津川(昭和36年刊)/下北山村史(昭和48年刊)

○国道425号線

 奈良県吉野郡下北山村

【レポートは吉野郡十津川村→吉野郡下北山村方向(終点→起点方向)です。】

■吉野郡下北山村【下北山村浦向〜下北山村池峰】

 R425は新楓橋東詰のr229(県道上池原下桑原線)交差点を左折する。ここからはr229と重複して進むのだが、元々はR169だった区間である。そのR169には新楓橋東詰を右折してr229を経由する方が早く出ることが出来る。

 新楓橋東詰を左折すると、吉野郡下北山村浦向の町中を進んで行く。下北山村役場のある村の中心地を2車線道で通り過ぎて1.5kmほど進むと西川を渡ってバイパス道路区間に入り、寺垣内トンネル(L=80m)を通り過ぎる。西川沿いに進み寺垣内地区の集落を経由してくる旧道が合流すると、整備された2車線道となり西川左岸を進んで行く。やがてカーブの多い緩やかな勾配のある坂道となり、浦向地区から4kmほどで下北山村池峰地区の集落に至り、さらに800mほど進むと池の平公園に入り峠(?)に到着する。

1.新楓橋東詰のr229交差点。R169側から撮

  影。ここからは2車線道となる。

2.下北山村浦向の町中を進んで行く。浦向から

  は元R169だった区間となる。

3.バイパス道路内にある寺垣内トンネル。短いト

  ンネルだ。

4.西川右岸を整備された2車線道で進んで行

  く。ただし走りやすいのは池峰地区まで。

5.やがて2車線坂道となって池峰地区へ向か

  う。(0904)

6.池の平公園内を狭い2車線道で進み、やがて

  峠(?)に至る。

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成22年(2010年)4月撮影>>

■吉野郡下北山村【下北山村池峰〜下北山村上池原】

 公園内にある峠(?)を過ぎると杉林の中を行くセンターラインのない2車線道を下る。坂を下ると明神池の畔を通り抜け、やがて狭い2車線坂道を下って行く。見通しの悪い小刻みなカーブが続く坂道を1kmほど進むと、ヘアピンカーブが現れる。この付近からは急勾配の1.5車線〜狭い2車線坂道と急カーブが断続するようになる。この付近は断崖上を進み、下北山村上池原の町を見下ろすことが出来る。

 急勾配の坂道を下って行き、池原橋西詰を過ぎると下北山村上池原の町中に入る。町中を平坦な2車線道で進んで行くが、池郷川を渡ると1.5車線狭路となり、ほどなくしてR169との 上池原交差点に到着する。下北山村浦向の新楓橋東詰(r229交差点)から約8kmである。

7.公園を過ぎると杉林の中を進む。暗いが国道

  標識が立っている。正面は明神池。

8.明神池を過ぎると山中を進む。狭い2車線幅

  のカーブが続く狭路坂道となる。(0904)

9.やがてヘアピンカーブが現れる。ここの前後は

  1.5車線幅になる。冬期は要注意。(0904)

10.ヘアピンカーブにはR425国道標識が設置さ

  れている。(0904)

11.急な坂道を下り、2箇所目のヘアピンカーブ

  を曲がる。

12.センターラインのある2車線坂道を下って行

  く。(R169→R168方向を撮影)(0904)

13.池原橋西詰を過ぎると上池原の町中に入

  る。平坦な2車線道で進んで行く。

14.池郷川を渡ると狭路となる。

  (R169→R168方向を撮影)(0904)

15.R169との交差点に到着。R425は左に向かう。

  交差点の信号は感応式信号となっている。

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成22年(2010年)4月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 吉野郡下北山村内のr229との重複区間は、元々はR169だった区間です。道的には早くから道路整備が行われていたようです。ただ線形だけは改良できなかったようで、上池原〜池峰間では急カーブ・急坂が続きます。そのため、下北山村浦向からだとr229を経由する方がR169に出ることができます。

■ガソリンスタンド

 R425沿いにはありません。最寄りは下北山村上池原のR169沿いにあるGSとなります。

■アドバイス

 急坂・急カーブ区間があります。運転初心者の片は注意して走ってください。運転が難しいと思ったらr229経由の方が安全です。

 自転車でR169から浦向に向かうと、かなりきつい上り坂となります。逆方向だと速度が出やすくなるので注意が必要です。時間・体力に余裕を持って走ってください。

■注意点

 晩秋〜早春は路面凍結・積雪のある区間です。冬期は急坂・急カーブ区間での走行には要注意です。また悪天候時や大雨時も走行に注意してください。

●走行DATA

奈良県吉野郡下北山村

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:平成21年(2009年)4月30日/平成22年(2010年)4月8日/他多数

注意>>この区間は、走行方向問わず頻繁に走行しています。走行日は使用写真の撮影日を記載しています。

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