○国道440号線 【愛媛県上浮穴郡久万高原町】 |
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【レポートは高岡郡檮原町→上浮穴郡久万高原町方向(終点→起点方向)です。】 |
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■愛媛県上浮穴郡久万高原町【地芳峠〜久万高原町西谷】 |
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地芳峠を越えると愛媛県上浮穴郡久万高原町(旧:上浮穴郡柳谷村)に入る。峠付近は平坦な狭い2〜2車線道となっているが、r383(県道四国カルスト公園縦断線)の分岐点を過ぎると1.5車線狭路坂道となり、見通しの悪いカーブが連続する狭路ワインディングをしばらく下って行くことになる。 地芳谷川沿いに出るとやや薄暗い谷間を行くようになり、狭路で淡々と進んで行く。悪路区間があるが、愛媛県側からの四国カルストへのアクセスルートとなっているため、高知県側に比べると整備が進んでいるのでそう長くはない。 地芳峠から8kmほど進むとr36(県道野村柳谷線)との中久保交差点に到着。地芳峠越え区間はここで終わる。 |
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■愛媛県上浮穴郡久万高原町【久万高原町西谷】 |
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r36交差点を右折すると、R440は高野川沿いに進む平坦な狭路となって北に向かう。1kmほど進むと改良された2車線道が現れた。R440地芳道路である。将来はこの付近に地芳トンネル(仮称)の北側抗口が現れるようだ。ここから1kmほど整備・未整備混在区間を走ると、久万高原町横野地区の集落に到着。ここからは横野トンネルを含めたR440地芳道路の一部が供用されており、700mほどだが高規格道路を進んで行く。 |
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■愛媛県上浮穴郡久万高原町【久万高原町西谷〜久万高原町柳井川】 |
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横野トンネルを出るとしばらくしてからr303(県道猪伏西谷線)分岐点に到着。ここを過ぎて300mほど進むと、黒川を渡ってr52(県道小田柳谷線)交差点に至る。r52交差点までは狭い2〜2車線道が続くが、r52交差点手を過ぎると広狭混在区間となって1.5もしくは狭い2車線〜2車線道が断続する。 2007年5月時点では建設中だった大成トンネル北側抗口前で左折すると、再び1.5車線狭路区間となり黒川の流れに沿って進んで行く。やがて久万高原町西谷の町中を通る。r328(県道柳谷美川線)分岐点を過ぎた付近で、先ほどの大成トンネルから来る地芳道路と合流。町を抜けるとR440は1.5〜2車線が断続する道路となり、黒川沿いにウネウネと沿いながら淡々と進むようになる。そんな道を7kmほど走ると、久万高原町永野地区の集落に至る。 |
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■愛媛県上浮穴郡久万高原町【久万高原町柳井川】 |
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久万高原町永野地区の集落を抜けてしばらく行くとR440旧道が分岐。旧道分岐点を過ぎると、R440落出バイパス区間二は入り高規格道路となって、本村トンネル(L=1110m)、落出トンネル(L=1005m)の2本の長いトンネルで一気に山を貫き、最後は大きなループを描くループ橋で標高を下げてR33との柳谷大橋交差点に至る。R440単独区間が終わる。R33交差点まで地芳峠から約24kmである。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 地芳峠北側の区間です。R440地芳道路の地芳トンネル(仮称)はr36分岐点近くに出てくるので、地芳峠〜r36分岐点近くまでの区間は狭路が続く悪路区間のままとなっています。高知県側と比べると、道路状態は良好で道幅が狭いという以外は特に問題なく走ることができます。愛媛県側からの四国カルストへのアクセス道路だけに整備は行われているようです。 r36分岐点近くからは快適な2車線道かと思えば1.5車線狭路が現れるなど、整備未整備混在区間となっています。一部は別ルートで建設されるようですが、多くは既存のR440を改良し拡幅して使用するようです。小刻みなカーブが連続する区間があるのはそのためでしょう。 R33交差点近くのR440落出バイパス区間は豪快な2車線道となっています。トンネルを出ると急カーブとなっているので、速度には注意して下さい。 愛媛県側の区間ですが、四国カルストへのアクセス道路だけに交通量は多めです。土日祝日などは観光客の車が多いようです。またR33に近づくにつれて地元車の通行量も増えます。 ■ガソリンスタンド 区間中では久万高原町古味地区にGSが1軒あるだけです。あとはR33沿いの柳井川の町中にGSがあるだけです。 ■アドバイス 地芳峠〜r36分岐点までは昔ながらの悪路区間が続きます。見通しの悪いカーブや狭い道では対向車に注意して下さい。 他の区間はさほど問題なく走ることができるでしょう。 自転車の場合は峠道区間では坂道が続くので時間・体力に余裕を持って走りましょう。バイパス区間では飛ばす車に要注意です。 ■注意点 大雨などの悪天候時は土砂崩れなどの危険があるので走らない方が良いでしょう。地芳峠は標高1080mもあるので、柳井川の町中は曇りで雨が降っていなくても、峠付近は雨が降っていたり、濃霧で視界が悪いことがあるので天候をよく見て走って下さい。走り始めて途中から視界が悪くなったら引き返した方が無難です。 晩秋〜早春は路面凍結・積雪があるので走らない方が良いでしょう。 |
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●走行DATA |
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愛媛県上浮穴郡久万高原町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2006年10月17日/07年5月12日 |
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【合併情報】 ●2004年(平16年)8月1日付けで、愛媛県上浮穴郡久万町、面河村、美川村、柳谷村の1町3村が対等合併して『愛媛県上浮穴郡久万高原町』になり ました。 |
○国道440号線 |
【レポートは上浮穴郡久万高原町→松山市方向(終点→起点方向)です。】 |
上浮穴郡久万高原町柳井川でR33と合流すると重複して松山市街へ向かう。上浮穴郡久万高原町内のR33は、面河川に沿って進む川沿いのワインディング区間。交通量は少ないのでマイペースで走ることができる。しかし旧上浮穴郡久万町の市街からは交通量が多くなる。三坂峠を越えると一度松山市に入るが、ループを描いて通り抜ける塩ヶ森TNを抜けると伊予郡砥部町へと入って行く。 R379交差点を過ぎて少し進むと砥部町市街に入る。やがて道は片側2車線の幹線道路となり、交通量も一気に増える。重信川を渡ると松山市へ入る。松山自動車道を越えると市街地に入って行く。松山市天山町の天山交差点を右折し、伊予鉄道を越えたところにある小坂交差点を左折。ここからはR11とも重複する。最終的にはR440を含めて5本の国道と重複して松山中心街を進み、R11やR33の紀終点となる松山市二番町の起点(市役所前)に至る。 なお重複区間では、最上位国道(R11もしくはR33)の表示しかされていない。 |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など R11〜R33との重複区間は、さすがに整備された道路で何の問題もなく走ることができます。松山市〜伊予郡砥部町までは片側2車線の4車線道路となるほど交通量の多い道路となります。重複区間ですがR440の表示は何もありません。 R33重複区間や松山市街地内の区間はツーリングや他国道の調査時に何度も走っていますが、特にこれといった写真は撮影しておりません。 |
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●走行DATA |
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愛媛県松山市〜愛媛県上浮穴郡久万高原町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2006年10月17日/他 |
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【合併情報】 ●2004年(平16年)8月1日付けで、愛媛県上浮穴郡久万町、面河村、美川村、柳谷村の1町3村が対等合併して『愛媛県上浮穴郡久万高原町』になり ました。 |
国道440号線【終】 |
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