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>>R477(3)

国道477号線(4)

京都府左京区大原小出石〜滋賀県大津市

滋賀県大津市〜滋賀県蒲生郡竜王町

滋賀県蒲生郡竜王町〜滋賀県蒲生郡日野町

○国道477号線

 【京都市左京区大原小出石〜滋賀県大津市】

【レポートは京都府→滋賀県方向(終点→起点方向)です。】

■京都府京都市左京区大原小出石〜滋賀県大津市

 R477は京都市左京区大原小出石のR367交差点を左折すると、R367と重複して進路を北西に向ける。R367は京都と小浜を結ぶ幹線ルートの一つということで交通量が多い道だ。そのため道は早くから整備されており、R367重複区間は整備された2車線道で山中を進んで行く。2kmほど進むと途中越を越えて滋賀県大津市に入る。

 滋賀県大津市に入ってから少し進むと大津市伊香立途中町の集落へと向かう大津市道(R367旧道)が分岐する。和邇川の谷間に下る狭路坂道なのだが、R367を走っている車の多くがそちらに向かう。というのも市道分岐点から北は途中トンネル有料道路という有料道路区間(夜間は通行無料)に入るため。たまに来るならともかく、通勤や仕事で頻繁に走るとなると通行料金(普通車だと150円)がかさむので、わざわざ狭路坂道の市道に入るようだ。有料道路は昭和63年(1988年)4月に開通。償還完了を早めるという動きもあるが、計画では平成30年(2018年)4月に償還完了する予定であり、それまでは有料道路のままとなる。

 市道が分岐すると整備された2車線道を進む。ほどなくして料金所を通過すると途中トンネルに入る。トンネルを出ると和邇川と谷間を走るR477を跨ぐ橋を渡り、R477分岐交差点となる途中交差点に到着する。京都市左京区大原小出石のR367交差点から約3kmである。

1.山中の2車線道を行く。重複区間ということで

  団子標識が設置されている。

2.市道(旧道)が分岐すると有料道路の料金所

  に至る。左側には市道が見える。

3.料金所を通過すると途中トンネルに入る。

  トンネル南口(京都府側)を撮影。

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■滋賀県大津市【伊香立途中町〜真野】

 R477は途中交差点で単独分岐して東に向かう。途中交差点を右折すると、2車線の急なループ坂を下って一気に和邇川沿いに下る。和邇川を渡った所にある市道交差点を左折すると、和邇川沿いに山間を琵琶湖方面に向かって2車線坂道で進んで行く。R161とR367を結ぶ道路となるので車・大型車も含めて交通量の多い2車線道だ。

 r311(県道途中志賀線)との交差点を過ぎると和邇川から離れ、また山間から郊外の農村地帯を進むようになる。途中交差点から約3kmでr47(県道伊香立浜大津線)が分岐。やがて平野部を進む平坦な2車線道となり郊外の農村地帯を進んで行く。途中交差点から約7kmでR161湖西道路の真野ICを過ぎると町中に入って行き、真野川続いてJR湖西線を越えると、大津市真野の琵琶湖大橋交差点に到着する。途中交差点から約9kmである。

 かつては琵琶湖大橋交差点はR161との交差点であったが、平成17年(2005年)8月にそれまで有料道路だった湖西道路が無料化されたことで、平成19年(2007年)9月末に並行していた地道のR161の大津市木戸〜大津市今堅田間の区間が県道に降格しr558(県道高島大津線)となったため、琵琶湖大橋交差点はR161とr558との交差点となっている。

4.R477は途中トンネルを出た北側で単独分

  岐する。

5.ループを描いて急勾配の2車線坂道で一気に

  川沿いに下る。

6.川沿いに下りてからは2車線道で山間を進ん

  で行く。

7.やがて郊外の農村地帯を行く平坦な2車線

  道になる。

8.R161に近づくにつれて町中に入って行く。

  先に見える高架はR161湖西道路。

9.やがて大津市郊外の町中を進んで行く。2車

  線の町中国道。

   

10.市街地に入りR161・r558との琵琶湖大橋

  交差点に到着する。

 

 

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 R367重複区間、R367とR161を結ぶ区間は車・トラックなどの交通量の多い区間です。R367〜R161間は2車線道で山間に 入ると勾配のある坂道が続くので、大型車が走っていると走行ペースが落ちてしまいます。ただ信号が少ないので流れているのが救いです。真野ICから東寄りは湖西道路へのアクセス道路になり、また市街地内を通るので交通量の多い都市型道路となります。のんびりと走りましょう。

■ガソリンスタンド

 この区間に来てやっとGSが現れます。R367重複区間にはありませんが、R367〜R161間に数軒のGSがあります。滋賀県→京都府方向で走る場合、大津市の伊香立公園付近から先のR477沿いにGSは、京都府左京区大布施地区(r38分岐点付近)までありません。R367から前ヶ畑峠・百井峠・花脊峠を越える場合は、必ずガソリンのチェックをして下さい。

■アドバイス

 問題なく走ることができます。

 交通量が多い区間なので、自転車の場合は車・トラックに注意してください。途中トンネルは歩行者・自転車は無料です。

■注意点

 この区間は全区間、冬期は路面凍結・積雪があります。山間なので注意して下さい。冬場は何も知らずにノーマルタイヤでR477をR367に向かい、途中でスタックしたりスリップする車がいるそうです。ノーマルタイヤの場合はタイヤチェーン必携です。

●走行DATA

京都府京都市左京区大原小出石〜滋賀県大津市(R367重複区間)

【京都府→大津市方向を走行】

>>走行日:平成21年(2009年)10月15日/他

滋賀県大津市(R367〜R161)

【終点→起点方向を走行】

>>走行日 :平成21年(2009年)10月15日/他

注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

○国道477号線

 滋賀県大津市〜滋賀県蒲生郡竜王町

【レポートは大津市→竜王町方向(終点→起点方向)です。】

■滋賀県大津市〜滋賀県守山市

 琵琶湖大橋交差点からは片側2車線の4車線道となる。車道左側(R477北側)の敷地は琵琶湖タワーがあった場所。平成13年(2001年)8月末で廃業となり、今はイズミヤとヤマダ電器の建物が立っている。道の駅『びわ湖大橋米プラザ』への連絡道路を過ぎると琵琶湖大橋(有料)を渡る。R477単独区間内では唯一の有料道路だ。

 琵琶湖大橋で湖東に渡ると滋賀県守山市に入る。料金所を越えてr559(県道近江八幡大津線)との交差点を過ぎると、道は対向2車線道となって滋賀県守山市郊外の町中を進んで行く。交通量は多い。ここからR477は、数キロおきに何度も向きを変えて進んで行く『迷走国道』となる。 

1.琵琶湖大橋交差点を過ぎると片側2車線の

  4車線道になる。

2.琵琶湖を琵琶湖大橋で渡る。道の駅から撮

  影。写真右側が大津市側となる。

3.琵琶湖大橋を渡ると料金所がある。手前にR4

  77国道標識がある。

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■滋賀県守山市〜滋賀県野洲市

 琵琶湖大橋料金所から4kmほど郊外の町を進んで行く。見通しの良い対向2車線道であるが、琵琶湖大橋を経由してR8と湖西道路を結ぶルートの一部となるので交通量が多い。途中には自動速度違反取締装置(ORBIS)が設置されているので、空いていても速度には注意が必要だ。

 4kmほど進むと、r11(県道守山栗東線)・r26(県道大津守山近江八幡線)との洲本町交差点に至る。この交差点を左折すると、「浜街道」と呼ばれる街道沿いの区間に入り、昔の町の面影が残る守山市洲本町の町中を進んで行く。メインルートから離れるので交通量は少なくなる。守山市洲本町の町を抜けると水田の中を進み、守山市幸津川(さづかわ)の町に至ると狭い2車線道で町中を通り抜け、洲本町交差点から約3kmでT字交差点(写真8)に到着。ここを右折して野洲川を幸浜大橋で渡って快適な2車線道で進んで行く。 この守山市幸津川地区では幸津川洲本バイパス(L=2800m)が計画されている。

 野洲川を渡って少し進むと揺るや那右カーブを曲がる。この付近から滋賀県野洲市(旧:野洲郡中主町域)に入る。カーブを曲がり終えると、見通しの良い平坦な2車線直線道路となって水田地帯を進んで行く。やがて野洲市六条の町北側の六条中央交差点(写真11)に到着。R477はこの交差点を左折して北東に進路を変える。

4.洲本町交差点を左折すると町中を通る2車線

  道となる。交通量は減る。

5.水田がちらほらと目立つ郊外の町中を進んで

  行く。

6.守山市幸津川町では、狭い2車線道で町中を

  進んで行く。

7.町を抜けて野洲川の堤防手前で道なりに左

  に向かう。

8.写真7の地点から100mほどでT字交差点に

  到着。この先は右折する。

9.快適な2車線道となり野洲川を渡って滋賀県

  野洲市に入る。

 

10.野洲市井口地区の水田地帯を行く。

  見通しの良い直線2車線道が続く。

11.この先の交差点は左折する。R477は何度

  も曲がって進路を変える。

 

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■滋賀県野洲市〜滋賀県近江八幡市

 野洲市六条の六条中央交差点を左折してr32(県道野洲中主線)交差点を過ぎると、水田の中を突っ切るほぼ直線の2車線道となる。見通しの良い平坦な道なのでスピードが出やすい道なのだが、この付近は白バイが頻繁に走っているので油断は出来ない。

 水田の中を走って2本の川を渡り、六条中央交差点から4kmほど進むと近江八幡市に入り日野川を野村橋で渡る。R477は野村橋東詰交差点(写真14〜15)を右折して南東に向きを変え、日野川右岸に出て近江八幡市野村町の町中に向かう。この野村橋東詰付近がミスコースをしやすい場所となる。六条中央交差点から来ると、野村橋を渡った先にT字交差点が見えており、そちらを国道交差点だと勘違いして通り過ぎてしまいやすい。R477が曲がるのは野村橋東詰すぐの信号機が設置された交差点である。

12.六条中央交差点からは見通しの良い直線

 道路を走る。気分爽快になる光景。

13.集落の南東側を進む。平坦な2車線道で走

  りやすいが、白バイが頻繁に走っている。

14.この先が野村橋。渡ったらすぐに右折する。

  案内標識が目印だが、直進しやすい。

 

15.野村橋東詰をR8側から見る。東詰にある信

  号機のある交差点で曲がる。

16.野村橋東詰交差点を右折すると、狭い2車

  線道で日野川右岸を少しだけ走る。

 

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■滋賀県近江八幡市【野村町〜上野町】

 野村橋東詰交差点を右折したR477は、少しだけ日野川右岸を走るが、すぐに川岸から離れて近江八幡市野村町の町中へと入って行く。町中は昔ながらの家が建ち並んでおり、R477は1.5〜狭い2車線道で町中を進んで行く。R477の東側に整備された2車線道の市道が通って おり、多くの車はそちらを走るようで、町中のR477は生活道路となっており交通量は少ない。

 町中にあるr26分岐点を過ぎて少し進むと町は途切れる。見通しの良い田畑の中を進むと、やがて近江八幡市十王町の町中に入り、ほどなくしてr2(県道大津能登川長浜線)との交差点に至る。

 r2交差点を過ぎると住宅地の脇を少しばかり走るが、再び水田や田畑の中を通る平坦な狭い1.5車線道となる。ローカル国道らしい風景の中を淡々と進んで行くと、r2交差点から約1.5kmで古川橋北詰(写真23〜24)に到着。R477は北詰を右折し、日野川を古川橋で渡って南東に向かう。

 日野川を渡ると2車線道となり、近江八幡市上野町の町中を淡々と進んで行く。やがて大手スーパー横を通り抜けると、JR東海道本線篠原駅北東でr48(県道近江八幡守山線)との交差点に到着する。

17.懐かしい町並みが残る野村町の町中に向

  かう。1.5〜狭い2車線道となる。

18.町中では少し見通しの悪い箇所もある。国

  道だが町の生活道路となっている。

19.写真18の標識のアップ。標識の裏にR477

  ステッカーが貼ってある。国道の証。

20.狭路で田畑の中を行く。ローカル3ケタ国道

  らしい光景。

21.やがて近江八幡市十王町の町中へと向か

  う。狭い2車線道だ。

22.r2交差点を過ぎると再び水田・田畑の中を進

  んで行く。

 

23.緩やかな坂を上ると古川橋北詰に至る。

  案内標識が目印。

24.古川橋北詰。ここは右折して日野川を渡る。

  橋幅がやや狭いので離合に注意。

 

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■滋賀県近江八幡市〜滋賀県蒲生郡竜王町

 r48交差点を過ぎるとJR東海道本線を踏切で渡ると近江八幡市安養寺(あんようじ)町の町中に入り、1.5車線道となって町中を進んで行く。どこにでもある町 中の道で国道には見えない。

 住宅街を過ぎるとr158(県道安養寺入町線)とのT字交差点に至る。R477はここを左折して整備された2車線道となって、水田の中を進んで行く。住宅街を左に見ながら進み、右カーブを曲がると東海道新幹線の高架橋を越える。しばらく見通しが良く走りやすい2車線道を進み、やがて滋賀県蒲生郡竜王町に入る。境付近は道路が改良されていた。

 蒲生郡竜王町に入ってからも2車線道を進み、日野川の支流となる川を渡るとR8との西横関交差点に到着する。滋賀県大津市の琵琶湖大橋交差点から約24kmである。

25.JRを越えてからは安養寺町の町中を行く。

  住宅街の中を進むとr158交差点に至る。

26.r158交差点を左折すると住宅の横を通る。

  先に新幹線の高架橋が見える。

27.新幹線の高架をアンダーパスすると、水田の

 中を通る見通しの良い平坦な2車線道となる。

 

 

28.やがて町中に入り、R8との西横関交差点

  に到着する。

 

 

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 この区間は、滋賀県内にある『迷走国道』区間のR8北側区間となります。ウネウネと6箇所ぐらいの交差点で曲がりますが、概ね国道を示す案内は表示されているので、指示通りに進めばR477をトレースできます。見落としやすいのは、R161→R8方向だと近江八幡市の日野川を渡る野村橋東詰、R8→R161方向だと近江八幡市安養寺町のr158交差点でしょう。

 平成10年(1998年)11月に初めてR477をトレースした時は、野村橋東詰を行き過ぎてルートを見失いました。5kmほどウロウロして東詰に戻り、無事にR477に戻ることが出来ましたが、初めて訪れる場合は見落としやすい交差点です。

 琵琶湖大橋前後は4車線道ですが、近江八幡市野村町〜安養寺町の間に狭路区間がある他は、おおむね平坦な2車線道です。交通量が多い区間と少ない区間がありますが順調に走ることが出来ます。

■ガソリンスタンド

 滋賀県守山市と近江八幡市の町中にGSがあります。

■アドバイス

 この区間で注意しなくてはならないのは白バイと 速度取り締まり(ねずみ取り)です。特に白バイは「いつ?どこから現れたの?」と尋ねたくなるぐらい頻繁に走っています。バイクは狙われやすいようです。見通しの良い平坦な2車線道で は、交通量が少なくてもスピードは抑えて走りましょう。

 琵琶湖大橋〜洲本町交差点の間にはオービス(自動速度違反取締装置)が設置されています。車で走行する場合も十分注意して下さい。

■注意点

 冬期は路面凍結・積雪のある区間なので、冬期の走行は注意して下さい。

●走行DATA

滋賀県大津市〜滋賀県蒲生郡竜王町

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:平成 21年(2009年)10月15日/他

注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

【合併情報】

●平成16年(2004年)10月1日付けで、滋賀県野洲郡中主町と野洲郡野洲町の2町が対等合併して『滋賀県野洲市』になりました。

○国道477号線

 滋賀県蒲生郡竜王町〜滋賀県蒲生郡日野町

【レポートは蒲生郡竜王町→蒲生郡日野町方向(終点→起点方向)です。】

■滋賀県蒲生郡竜王町〜滋賀県湖南市〜滋賀県蒲生郡竜王町

 R8との西横関交差点を過ぎると、R477は善光寺川右岸を平坦な2車線道で進んで行く。西横関交差点からのR477は、名神高速竜王ICとダイハツの工場へのアクセス道路 、R1とR8のショートカット路の一部となるため通行量が多く、ダイハツの工場に出入りする大型の運送トラックなどの姿が目立つ。

 西横関交差点から約5kmで竜王IC前に至る。IC前から1kmほど進むとr22(県道竜王石部線)との竜王IC南交差点を左折する。R477はR8南側でも『迷走国道』状態が続くので、数キロおきに何度も交差点を右左折して進むことになる。竜王IC南交差点はその最初の交差点となる。

 r22との竜王IC南交差点を左折すると、R477は雑木林の中を進む2車線道となる。3kmほど緩やかなカーブが続くやや勾配のある道を走る。周囲には何もなく、これで大型車が走っていなければかなり気分良く走ることが出来る区間なのだが、実際は車や大型車の通行量が多い。

 r165(県道春日竜王線)との岡屋交差点で右折すると、祖父川沿いの2車線道となって進む。依然として交通量は多く大型車の通行が目立つ。岡屋交差点から少し進むと滋賀県湖南市(旧:甲賀郡甲西町域)に入る。しばらく2車線道を進むと、坂道を上りr13(県道彦根八日市甲西線)との下田交差点(写真3)に至る。今度は下田交差点を左折して北東に進路を変えると、住宅街を右側に見ながら緩やかな右カーブを曲がる。ほどなくして蒲生郡竜王町に戻ってダイハツ工場の間を通り抜ける。そして下田交差点から約2km先にある山之上南交差点(写真4)に至ると、この交差点を右折して滋賀県東近江市に向かう。山之上南交差点まで西横関交差点から約11kmである。

1.R8との西横関交差点からは2車線道となっ

  て進んで行く。

2.竜王IC南交差点を左折すると2車線道で林

  の中を行く。

3.2車線坂道を上ると湖南市下田交差点に到着。

  R477はここを左折する。

 

 

4.ダイハツの工場を過ぎてしばらく進むと、山之

  上南交差点に至る。ここは右折する。

 

 

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■滋賀県蒲生郡竜王町〜滋賀県東近江市

 山之上南交差点を右折すると幹線ルートから離れたようで、交通量は激減。ダイハツ工場に出入りする大型トラックなどはR477やr13などを経由してR1なりR8、名神に向かうようだ。

 R477は観光型農業公園の『アグリパーク竜王』横を通り過ぎると、アップダウンのある2車線道で田園地帯を進んで行く。少し進むとr164(県道水口竜王線)との交差点を過ぎ、滋賀県東近江市(旧:蒲生郡蒲生町域)に入る。東近江市宮川町の集落を過ぎると水田の中を進み、山之上南交差点から約2kmでr176(県道桜川西竜王線)との蒲生堂交差点(写真6)に到着。ここを右折して南東に進路を変える。

 蒲生堂交差点を右折すると見通しの良い平坦な2車線道となって水田の中を突き進む。交通量が少ない道なのでつい速度を出しそうになるが、この周辺も白バイが走っているので注意が必要だ。

 約2km先の東近江市鈴町の鈴交差点(写真8)を左折すると北東に向きを変え、鈴橋で日野川を渡ると蒲生西小学校横を通り抜け、1.2kmほど先の市子沖交差点(写真10)を右折して南東に向かう。R8との西横関交差点から数えて7回目の進路変更だ。

5.山之上南交差点を右折すると交通量の少な

  い2車線道となる。

6.農村地帯を2車線道で2kmほど進むと蒲生

  堂交差点に到着。ここは右折する。

7.蒲生堂交差点を右折すると水田の中を貫く、平

  坦で見通しの良い2車線道となる。

8.約2km先の鈴交差点は左折。直進すると広

  域農道に入りショートカットできる。

9.鈴交差点からも水田と農村地帯を行く。整備

  された2車線道が続く。

10.農村地帯を通り抜け、市子沖交差点では右

  折する。

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■滋賀県東近江市【市子沖町〜蒲生岡本町】

 市子沖交差点を右折すると、見通しの良い平坦な2車線道で水田地帯の中を進んで行く。1.5kmほど進むと左カーブを曲がり進行方向を北東に変える。市子沖交差点から約2kmで東近江市上麻生町の集落付近で市道との交差点に到着。この交差点を過ぎると、R477は1.5車線道のローカル国道となる。先の交差点に『大型車通行止』と標識に標されている所以だ。

 水田の中を500mほど進むと東近江市蒲生岡本町の町中に至り、高木神社前を過ぎるとr41(県道土山蒲生近江八幡線)とのT字交差点(写真16〜19)に到着する。西大関交差点から約18kmである。

 蒲生岡本町のr41との交差点は、R307→R8方向に走った場合にはミスコースしやすい交差点となる。なにせ交差点手前のR477には案内標識はなく、交差点角に国道の指示標識(国道標識に矢印様のものがついている標識)しかないのだ。速度を出していたり、うっかりしていると間違いなく行き過ぎてしまう。JA滋賀と市立蒲生病院鋳物師診療所の建物を過ぎたら減速する必要がある。目印は赤いサイレン塔。その下にある岡本消防団倉庫があるT字交差点がR477とr41との交差点となる。

11.市子沖交差点からも快適な2車線道を進ん

  で行く。

12.快走路は左カーブを曲がった所にある、市道

  との交差点までとなる。

13.交差点角にある標識。『大型車通行止』と標さ

  れている。

14.写真12の交差点から少し進むと1.5車線

  道になる。この区間唯一の狭路区間。

15.ローカル国道らしい光景。

  (R307→R8方向を撮影)

16.高木神社前を通り過ぎるとr41との交差点に

  到着する。こちら側には案内標識がある。

17.r41との交差点。ここは右折。ミラー横の標

  識だけが頼り。信号はない。

18.R307側から見たr41との交差点。消防団

  の倉庫とサイレン塔が目印。

19.交差点全景。かつては左端の交差点標識に

  R477国道標識があった。

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■滋賀県東近江市〜滋賀県蒲生郡日野町

 蒲生岡本町のr41との交差点からは狭い2車線道となって南東に向かう。東近江市鋳物師(いものし)という地名の町中を抜けると、国道よりも立派な広域農道との交差点に至る。この広域農道は先の鈴交差点でR477から分岐した2車線道であり、ウネウネして進むR477よりもはるかに早く移動できる。実質的にR477のバイパス道路的な道で、この広域農道が国道指定されてもおかしくない。

 広域農道との交差点を過ぎると滋賀県蒲生郡日野町に入る。日野町石原の町中に入ったところで、r45(県道石原八日市線)が分岐。町を抜けると水田の中を通って、やがて日野町三十坪(いそつ)という難読地名の町中を抜けると、r178(県道泉日野線)とr183(県道日野徳原線)との三十坪交差点(写真22)に至る。

 三十坪交差点を左折すると近江鉄道の踏切を渡る。日野町小御門と山本地区の町外れを進み、平坦な2車線道で水田地帯を進んで行く。やがて出雲川を渡るとR307との松尾北交差点に到着。R8南側の迷走区間が終わる。蒲生郡竜王町の西横関交差点から約23kmである。

20.歩道のない狭い2車線道で農村地帯を進ん

  で行く。

21.”三十坪”と書いて”いそつ”と読むとか。の

  んびりと2車線道を進んで行く。

22.三十坪交差点では東に向かう。

  (r183側から交差点を撮影)

 

 

23.迷走区間の終わりとなる松尾北交差点に

  到着。

 

 

<<写真はすべて平成21年(2009年)10月撮影>>

■昔のR477

 平成10年(1998年)11月に撮影したr41との交差点。走行レポの写真19のコメントにあるとおり、当時はご覧の様に『交差点あり』の標識の支柱にR477国道標識が設置されていた。

 これだけではハッキリ分からないということだろう、誰かが御親切にも赤のビニールテープで左矢印を貼り付けてくれている。これで効果があったかどうかは疑わしい。

 ”とりあえず設置はしておいた”という感じがしており、3ケタ国道らしい風景だと思う。この標識はその後撤去されてしまった。いつ頃撤去されたのかは不明。国道 が狭路なので、r41に誘導するために撤去したのだろうか?

<<写真は平成10年(1998年)11月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 滋賀県内にある『迷走区間』のR8南側の区間です。R8〜R307交差点の約23kmの間に計9回も交差点を曲がってクネクネと方向を変えて進んでいます。案内標識がなければ間違いなく迷うことになるようなルートを通ります。

 主な交差点には案内標識があるので、指示通りに走ればまようことはありません。ただ本文中にもあるとおり、東近江市蒲生岡本町のr41との交差点は、R307→R8に走る場合はミスコースしやすい交差点となるので注意が必要です。

 蒲生郡竜王町山之上南交差点までは交通量が多く、大型トラックなどが目立ちます。山之上南交差点から先は交通量は少なくなり、ほどよい交通量となります。

■ガソリンスタンド

 適度な場所にGSがあります。

■アドバイス

 交通量が少ない見通しの良い平坦な2車線道が続くので、つい速度を出しがちになります。そのためか、区間中では白バイによる取り締まりが頻繁に行われているようです。平21年(2009年)10月走行時は、この区間中で3台もの白バイと遭遇。白バイに気を取られて三十坪交差点を直進してしまいました。写真22がr183側から撮影しているのはそのためです。(^^;) 速度には要注意です。

 運転にはほとんど問題ありません。自転車ではかなり走りやすいコースだと思います。

■注意点

 冬期は路面凍結・積雪があるので注意してください。

 季節と時間帯によってはもろに太陽と向き合い、逆光状態になるため前方確認しずらい場合があります。集落や町中では歩行者・自転車に、学校近くを通る場合は、登下校の児童の横断などに注意が必要です。

●走行DATA

滋賀県蒲生郡竜王町〜滋賀県蒲生郡日野町

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:平成21年(2009年)10月15日/10月29日/他

注意>>この区間は、走行方向問わず何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

【合併情報】

●平成16年(2004年)10月1日付けで、滋賀県甲賀郡石部町と甲賀郡甲西町2町が対等合併して『滋賀県湖南市』になりました。

●平成17年(2005年)2月11日付けで、滋賀県八日市市、神崎郡永源寺町、神崎郡五個荘町、愛知郡愛東町、愛知郡湖東町の1市4町が対等合併して

 『滋賀県東近江市』になりました。

●平成18年(2006年)1月1日付で 、滋賀県蒲生郡蒲生町と神崎郡能登川町の2町が『滋賀県東近江市』に編入されました。

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