○国道369号線 【奈良県奈良市(1)】 |
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【レポートは奈良市二条大路南→奈良市柳生町方向(起点→終点方向)です。】 |
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■奈良県奈良市【二条大路南〜登大路町】 |
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R369の起点は、奈良市街中心部から少し離れた所にある二条大路南1交差点。奈良県の主要幹線道路であるR24とr1(県道奈良生駒線)との交差点である。二条大路南1交差点はR24の高架橋下にある交差点。r1の続きという感じの道で、R369は片側2車線 の4車線道となって奈良市街中心部に向かって市街地内を東に向かう。完全な都市国道で交通量は大変多い。 二条大路南1交差点からのR369は”大宮通り”と呼ばれる区間。市街地内を1.5kmほど 進むとJR関西本線を越える大宮跨線橋に到着する。大宮跨線橋は1969年(昭44年)に設けられた跨線橋なのだが、JR関西本線の高架化に伴い撤去されることになった。以前は片側2車線あった跨線橋は片側1車線の対面通行規制が行われ工事が進み、2008年(平20年)6月末からは暫定的に平面4車線(片側2車線)の通行となり、跨線橋でJRを越すことはできなくなる。工事自体は2010年(平22年)度まで行われ、JR高架化後は平面4車線道になる計画となっている。 平21年(2009年)11月に現地を走ったのだが、既に跨線橋は撤去され、JR関西本線との交差部分は暫定的な平面4車線道路となっており、あとは舗装し直しや整備だけという状態である。また以前は跨線橋の延長部分で越えていたr754(県道木津横田線)とは、信号のある交差点で平面交差するようになった。 JR関西本線を越えると道は片側3車線・6車線幅の広い道路となる。かつては地上を走っていた近鉄奈良線との併用軌道区間だった名残だろうか。近鉄奈良駅を過ぎると”登大路”と名前を変えたR369は奈良県庁前と通り過ぎ、R169との県庁東交差点に到着する。 |
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<<写真はすべて2008年1月撮影>> |
■奈良県奈良市【登大路町〜大慈仙町】 |
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県庁東交差点でR369は左折して北に向かうと、対向2車線道路となり東大寺西側に広がる町中を進んで行く。交通量の多い町中2車線を2kmほど進むと般若寺町交差点に到着。r754(県道木津横田線)との交差点で、R369はここで右に向かうことになる。般若寺町交差点からは少し急な2車線坂道を下る。下り終えると奈良市街近郊の農村地帯に入って行く。奈良市内とは思えない長閑な農村風景が広がり、田畑の中を進むローカル国道という感じが濃くなって行く。 般若寺町交差点から3kmほど進むと中ノ川町交差点に到着。ここで笠置へ向かうr33(県道奈良笠置線)が分岐。交差点を過ぎると周囲は山中となり、勾配のあるS字カーブが現れる。峠(丘?)を越えるとゴルフ場の中を突っ切り奈良市大慈仙町へ入る。ここからは旧柳生街道に沿ったルートを通る ことになる。 |
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<<撮影年月記載無しの写真はすべて2008年1月撮影>> |
■奈良県奈良市【大慈仙町〜柳生町】 |
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r184(県道須山西狭川線)との交差点を過ぎてしばらく走ると奈良市忍辱山(にんにくせん)町の町中に入る。円成寺前を通過し町中を通り過ぎると山中を通る2車線ワインディングとなるが、3kmほどで奈良市大柳生町の町中に出る。r47(県道天理加茂木津線)との交差点を過ぎるとローカル2車線国道となって長閑な農村地帯を淡々と進んで行く。 奈良市原阪町の集落を抜けて3kmほど進むと、奈良市柳生町に到着。町をパスするバイパスが開通しており、町中を通る狭路は旧道となっていた。二条大路南1交差点から柳生町まで約22kmである。 |
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<<写真はすべて2008年1月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 奈良市市街地〜柳生町までの区間は整備・改良が進んでいます。都市部を走る街中国道から長閑な農村地帯を走るローカル2車線国道、山中を行くワインディング区間があるなど、変化に富む区間となっています。 市街地〜近郊の区間では交通量は多めです。市街地内では幹線道路と言うこともあり、やや流れが悪くなる所があります。 般若寺町交差点から先はローカル2車線国道となり交通量も少なめとなりますが、大型トラックが走ることがあるので注意が必要となります。 奈良市北東部のR369沿道にはゴルフ場があるので、土日祝日などはゴルフ場客の車が多いと思われます。ゴルフ場前後では注意して下さい。 ■ガソリンスタンド 大きな町中にGSがあります。 ■アドバイス 整備された区間なのでほとんど問題なく走ることができます。急カーブの続くワインディング区間では対向車に注意が必要です。また町中では歩行者・自転車などにも要注意です。 ■注意点 冬期は路面凍結・積雪のある区間なので路面状態に注意して走りましょう。大雨などの悪天候時も注意が必要です。 |
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●走行DATA |
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奈良県奈良市(二条大路南町〜柳生町) 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2001年12月 7日/05年2月25日/08年1月10日 |
○国道369号線 |
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【レポートは奈良市柳生町→奈良市針町方向(起点→終点方向)です。】 |
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■奈良県奈良市【柳生町〜大保町】 |
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奈良市柳生町のT字交差点を右折すると、R369は針路を南に向ける。町の東側を整備された2車線道で進んで行く。この付近はバイパス道路で旧道は町中を通る1.5車線道。T字交差点を右折すると一度旧道と交差している。400mほど進むと町中を通る旧道と合流。ここから南も整備された2車線道 となっており、所々に旧道を見ながら、田畑の広がる長閑な農村地帯を淡々と南下して行く。 しかし整備された2車線道区間は長くは続かず、奈良市柳生町から3.5kmほど2車線道を進んで大保町に入った付近から道幅が狭くなり、1〜1.5車線幅の狭路が現れる。見通しが悪く路面状態の悪い区間を800mほど進むと、大保町尾羽根地区の集落に到着。この付近は農村の中を進む狭路国道という、一昔前の国道の風景が残っている。集落から離れてからも狭路区間はしばらく続く。そして集落から800mほど進むと整備・改良された2車線道に戻り、以後R25交差点に至るまで2車線道区間が続くことになる。 2008年(平20年)1月時点で、奈良市大保町内に残る約1.5kmの狭路区間が、R369最後の悪路区間となっている。 |
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<<写真はすべて2008年1月撮影>> |
■奈良県奈良市【大保町〜針町】 |
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2車線道に戻ったR369は山間をおおむね平坦な2車線道で進んで行く。カーブは多いが走りやすい。ローカル国道然とした区間を淡々と進む。大保町大保地区の集落を通り抜けるととr172(県道大保邑地線)との交差点に至る。ここから南はカーブの多い山間のローカル国道となる。やがて奈良市水間町へ入ると、徐々に開けてきて沿道は田畑が多くなる。r80(県道奈良名張線)との交差点を右折すると水間町の町中を進むが、400mほどでに左折して農村の中を進むローカル国道のまま再び南に向かう。 r80交差点から5kmほど進むと奈良市杣ノ川(そまのかわ)町に至り、R369起点から来た場合は初めてのトンネルとなる戸ヶ坂トンネルを越えて旧山辺郡都祁村地内に入る。奈良市都祁馬場町(旧:都祁村馬場)の農村地帯を淡々と進み、r25(県道月瀬針線)との交差点を過ぎて、カーブの続く区間をクリアするとR25(非名阪)との針インター北交差点に到着する。 |
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<<写真はすべて2008年1月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 奈良市柳生町〜R25(非名阪)交差点の区間です。2005年(平17年)の広域合併で、R24交差点〜R25交差点までの全区間が奈良市になっています。この区間は、R369最後の悪路区間を含むローカル国道区間となっています。奈良市大保町の悪路区間を除いて、農村地帯を行く整備された2車線道が続きます。 最後の悪路区間はかつてのR369を偲ばせるような狭路となっていますが、距離的には約1.5kmと短いため問題なくクリアできます。バイパス建設の気配はないので、当分はこのままの状態になると思われます。 交通量はそう多くはありませんが、配送トラックの姿をちらほらと見かけました。 ■ガソリンスタンド 町中にGSがあります。 ■アドバイス 整備された区間が続くので、そう問題なく走ることができます。最後の悪路区間では対向車と歩行者に注意して下さい。 ■注意点 冬期は路面凍結・積雪に注意して下さい。悪天候時も注意して走行して下さい。 |
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●走行DATA |
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奈良県奈良市(柳生町〜針町) 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2001年12月7日/08年1月10日 |
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【合併情報】 ●2005年(平17年)4月1日付けで、奈良県添上郡月ヶ瀬村と山辺郡都祁村の2村が奈良県奈良市に編入されました。このうち月ヶ瀬村は『奈良市月ヶ瀬』、都祁村の一部は『奈良市都祁○○町』になりました。 |
○国道369号線 |
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【レポートは奈良市→宇陀市方向(起点→終点方向)です。】 |
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■奈良市〜宇陀市榛原区 |
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R25(非名阪)との針インター北交差点から300mほど進むと、名阪国道を渡ってR25名阪国道針インターに到着する。ここからのR369は、名阪国道とR165を結ぶ名阪国道連絡道となるため交通量が激増する。2車線道のままなのだが、大型トラックの通行量が多くて走行ペースはかなり落ちてしまう。沿道風景にはあまり変化がなく農村地帯を淡々と通り過ぎて行くが、交通量が多いためにローカル国道という雰囲気は感じられない。 大型トラックなどの後ろに付きながら、旧都祁村(現:奈良市)の農村地帯を進んで行く。針ICから3kmほど進んだ奈良市都祁吐山(はやま)町(旧:都祁村吐山)にある外の橋交差点でr28(県道吉野室生寺針線)が分岐。R165名張方面に向かう車の多くは、ここでr28に向かうので交通量は少し減少するものの交通量は多いままだ。 外の橋交差点からは旧笠置街道に沿ったルートを通る。外の橋交差点からさらに3kmほど山間の農村地帯を進むと、少しばかり勾配のある坂道となる。坂を登り切ると香酔(こうずい)峠を越えて宇陀市榛原区(旧:宇陀郡榛原町)に入る。峠の南側は急勾配の坂道。大きなカーブを描きながらR165に向かって下って行く。大型車の通行が多く、走行ペースが落ちて渋滞気味なることから、R165からR25へ向かう北行き車線には登坂車線が設けられた。カーブ自体も改良されて以前と比べるとかなり走りやすくなった。 峠から2kmほど進むと、榛原区萩原などの町中を通るR165のバイパス的な役目を果たす市道(?)との玉立橋東詰交差点に到着。ほとんどの車・観光バス・大型トラックはここを右折してR165へ向かうので、この先のR369の交通量は激減する。 交差点を過ぎると、R369は1kmほど2車線幅の坂道となる。坂道を下ると、R165を近鉄大阪線を越えるバイパスが分岐するが、R369本道は住宅街に入り1.5〜狭い2車線幅の狭路で進んでR165との福地交差点に到着する。針インター北交差点から約11kmである。 |
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<<撮影年月記載無しの写真はすべて2008年1月撮影>> |
■R369榛原バイパス【榛原区福地〜榛原区桧牧】 |
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宇陀市榛原区福地地区でR369榛原バイパスが分岐する。榛原バイパスは萩原交差点での渋滞緩和と大型車の通行を可能にするために建設され、2004年(平16年)6月1日に供用開始となった。全長は1200m。うち400mは既存のR369を拡幅改良。新規に開通したのは榛原トンネル(L=220m)を含む800mとなっている。 榛原バイパスに入ると急坂を一気に上り、榛原跨線橋(L=161m)でR165と近鉄大阪線を越える。跨線橋の南詰で市道と交差した後に榛原トンネルに入る。トンネルを出るとすぐに宇陀川を渡り、橋の南詰にあるR369本道とのT字交差点に到着する。 萩原交差点を経由する必要がないので、R25名阪国道方面〜R369曽爾方面の通行にかなりの時間短縮効果が得られている。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 香酔(こうずい)峠を越えるこの区間は、R25名阪国道とR165を結ぶ幹線道路となっています。 R25(非名阪)交差点までの区間とはうって変わって、交通量の多い国道となります。乗用車はもちろんのこと大型トラックやトレーラー、休日は観光バスの姿が目立ちます。針ICが改良されたので、インター入口付近の渋滞は多少解消されましたが、それでも土日・祝日の夕方を中心に、R369から名阪国道に入る車で渋滞が発生しています。 交通量が多く改良された香酔峠ですが、大型車が通ると走行ペースが落ちて渋滞が発生することがあります。特にR165→R25方向は要注意です。 なお、R25との針インター北交差点〜R165との福地交差点はR370との重複区間となっています。(標示はR369のみしかありません。) ■ガソリンスタンド 針IC付近を中心に何軒かあります。 ■アドバイス 香酔峠ですが、南行き(R25→R165方向)はかなり急な勾配の下り坂になります。バイク・車ともスピードを出しすぎると対向車線にはみ出しますのでスピードには注意して下さい。ごく希に下り坂で煽ってくる 輩がいますが、無視して自分のペースで走って下さい。 自転車の場合も余りスピードを出すと命取りになります。日没後の走行は目立つ格好で走って下さい。自転車で峠を上る場合は、トラックの排ガスが大敵になってしまうのが最も難点でしょう。 他の区間については問題ないでしょう。歩行者・自転車の飛び出しに注意するくらいです。 ■注意点 香酔峠では、冬期の路面凍結・積雪に注意して下さい。早朝・深夜の峠は要注意です。 |
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●走行DATA |
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奈良市〜宇陀市榛原区 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2001年12月7日/08年1月10日/他多数 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2001年2月10日/04年9月17日/他多数 |
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注意>>この区間は、走行方向問わず頻繁に走行しています。走行日は実 走調査を行った日にちのみを記載しています。 |
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【合併情報】 ●2006年(平18年)1月1日付けで、奈良県宇陀郡大宇陀町・菟田野町・榛原町・室生村の1村2町が対等合併して『奈良県宇陀市』になりました。 各町 村はそれぞれ、『宇陀市大宇陀区』『宇陀市菟田野区』『宇陀市榛原区』『宇陀市室生区』となりました。 |
>>R369TOP |