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国道422号線(1)

三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区

三重県多気郡大台町

○国道422号線

 【三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区】

【レポートはR42交差点→紀北町端点方向(終点→起点方向)です。】

 三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区(旧:北牟婁郡紀伊長島町)東長島の町中にあるR42との東長島交差点がR422終点。

R422はここでR42から別れて北に向かう。しばらくは少し狭い2車線道で町中を進んで行くが、R42交差点から900mほど進むと赤羽川沿いに出る。少し進むと紀伊長島区志子地区を抜けて赤羽川を渡り川の右岸へ渡る。

 川の流れに沿ってカーブを描きながら進む平坦な2車線道を淡々と進んで行く。紀伊長島区赤羽地区で赤羽農道との交差点を過ぎると町外れの田圃の中を進むBP区間を走る。町中に戻り、赤羽中学校横でr751(県道三戸紀伊長島停車場線)が分岐すると進路を北に向け、赤羽川の支流である三戸川を渡る。山間の農村である大原地区に入ると、道幅は1.5〜狭い2車線道となり、集落を抜けると鬱蒼とした谷間に入って行く。

 見通しの悪い狭路を抜けると十須地区へ入る。集落内を過ぎて町道(?)が分岐すると河合橋という橋を渡り、道幅は1車線ぐらいに細くなる。400mほど山中を抜けると山間の静かな集落に到着。集落内の十字路を左に入り、短い坂を下ると「楠木橋」に着く。この橋を渡った西詰付近がR422紀北町伊長島区側(南側)端点。ここからは登山道となり野又峠を越えて多気郡大台町(旧多気郡宮川村)へ向かう。R42交差点から約12kmである。

1.この先の交差点がR42・R422交差点。

  R422終点。(R42尾鷲方向より撮影)

2.R422は東長島の町中を行く2車線道。

  淡々と町中を進んで行く。

3.町外れまで来るとローカルな雰囲気が漂う。

  (端点→R42方向を撮影)

4.赤羽川沿いに出ると『この先9km通行不能

  です』の標識が。分断国道の証?

5.淡々と山間の水田地帯を進んで行く。この付

  近はBPで整備された道だった。

6.やがて山間の農村地帯を進んで行く。ローカル

  3ケタ国道らしい。

7.この先、少しの間、R422は森中を進んで行

  く。狭路が続く。

8.この十字路では直進せずに左折するのが正

  解。坂を下ると楠木橋を渡る。

9.楠木橋西詰。ここがR422端点。ミラーの付近

  から登山道が分岐しているはず。

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 R422最南端区間です。この区間も含めた松阪市飯高町(旧:飯南郡飯高町)〜北牟婁郡紀北町紀伊長島区(旧:北牟婁郡紀伊長島町)のR422前身は『県道紀伊長島飯高線』でした。当然のことながら県道時代から分断されています。

 この区間は約12kmの盲腸線となっています。道は1.5〜2車線道が断続するローカル国道区間で、山間の農村地帯を進んで行きます。 交通量は少ないのでのんびりと走ることが出来ます。

 端点となる楠木橋西詰めにあるガードレールにR422ステッカーが貼ってありました。国道地理院発行の地図では、ここまでがR422と指定されており、この先は登山道が野又峠を越えて三重県宮川村野又地区へ続くようです。この登山道、バイク・車での通行は不可能となっています。

■ガソリンスタンド

 紀伊長島区東長島の市街のR42沿いを除けば、紀伊長島区志子地区にGSが1軒あるだけです。

■アドバイス

 快走できる区間がありますが、のんびりと走りましょう。

 楠木橋から先は R422ではありません。楠木橋から先は1〜1.5車線の舗装された田舎道が続き、最後は荒れた1車線の山道にぶち当たります。

■注意点

 渓谷っぽい場所を行く見通しの悪い区間があります。狭路区間では対向車に注意が必要です。

 冬期は路面凍結・積雪に注意して下さい。悪天候時・大雨の時も走行に注意して下さい。

●走行DATA

三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区

【往復走行】

>>走行日:1998年4月30日/2003年11月17日

【合併情報】

●2005年(平17年)10月11日付けで、三重県北牟婁郡紀伊長島町と海山町の2町が対等合併して『三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区』 と『三重県北

 牟婁郡紀北町海山区』になりました。

○国道422号線

 【三重県多気郡大台町

【レポートは大台町野又→大台町明豆方向(終点→起点方向)です。】

■三重県多気郡大台町野又【野又橋周辺】

 宮川の支流である桧原谷川にかかる野又橋がR422の車道としてのR422大台町側(北側)端点となる。 紀北町紀伊長島区側の「楠木橋」西詰付近から分岐して野又峠を越えた登山道は野又橋東詰に下りてくるので、野又橋東詰がR422端点ということになろう。

 野又橋東詰はT字交差点となっており、直進する舗装村道(?)と民家前を通る道の交差点となっている。ここを右折して民家前を通る道が野又峠に向かう登山道となる。民家を過ぎた付近で道は二手に分かれる。ここは左側に分岐するダート道を進んで行くのが正解だが、調査したのはここまで。この先は登山道ゆえ調査していない。なお登山道はそのまま野又峠に向かって山中に消えて行く。

1.野又橋。少し上流方向から撮影。写真右側

  が東詰となる。

2.野又橋を西詰から撮影。西詰は急坂となって

  いる。

3.野又橋の東詰。R422はこの付近までらしい。

  右折すると野又峠を越える登山道に入る。

 

4.最初は舗装された生活道路で、民家の前を

  通り抜ける。(峠→野又橋東詰方向を撮影)

5.民家を越えると道は二手に分かれる。登山

  道は左側の道。右は堤防上に上がる。

 

■三重県多気郡大台町【大台町野又〜大台町桧原】

 野又橋西詰は野又越林道との交差点(林道の起点)となっている。ここから北に向かって走り出す。平坦な1〜1.5車線の狭路を淡々と進んで行く。1kmほど進むと山間の小さな集落を通り抜けるが、そこ以外は民家のない杉林の中を進んで行く。路面の舗装はそう荒れておらず、また一部では狭い2車線道も現れるなど、国道端点としては道は整備されている。

 やがて多気郡大台町(旧:多気郡宮川村)桧原地区の集落に出る。宮川を渡る桧原橋を渡って西詰に出ると、r53(県道大台ヶ原線)との交差点に到着する。野又橋から約3kmである。

6.野又橋西詰。左に進むと橋を渡る。右の道は

  野又越林道。ここが林道の起点。

7.途中にある集落。山間の小さな集落。

  (桧原橋→野又橋方向を撮影)

8.平坦な狭路が続くが、道は整備されている。

  (桧原橋→野又橋方向を撮影)

9.桧原橋を渡るとこのような標識が。分断国道

  らしい。(桧原橋→野又橋方向を撮影)

10.桧原橋を渡り西詰でr53と合流。R422は右

  折する。左に向かうのがr53。

11.r53から見る。右が桧原橋で、R422はこのま

  ま直進して行く。

■三重県多気郡大台町【大台町桧原〜大台町滝谷】

 桧原橋西詰からは宮川の左岸を進んで行く。すぐに桧原の集落に入る。山間にある静かな集落だ。町を抜けると断崖下を通る区間に入り、300mほどの2車線の覆道区間を通り抜ける。ここを過ぎると平坦な1.5〜狭い2車線道で淡々と谷間の川沿いを進んで行く。川沿いに進むが薄暗い杉林の中を通るので展望はあまりない。

 大杉地区の集落を通り過ぎると1kmほどは杉林の中を通る狭路を走るが、やがて道は整備された平坦な2車線道となる。山間に突然現れた快走道路だが、それもつかの間で2kmほど進むと再び未整備区間に入り、1.5〜狭い2車線道を淡々と進んで行く。

 岩井地区の集落を過ぎてしばらく進むと、杉林から抜けて宮川沿いを進む明るい区間を走るようになるが、滝水橋西詰で突然バリケードが現れる。この先は八知山TN。崩落の危険があるため通行止めとなっているTNだ。ここからは対岸(右岸)を通る村道新大杉谷線に迂回しなければならない。

 滝水橋西詰まで桧原橋西詰交差点から約7kmである。 

12.桧原橋から宮川の左岸を淡々と進んで行く。

  この先すぐに集落がある。

13.桧原地区の集落内を通り抜ける。山間の静

  かな所。

14.断崖下を通るため、覆道が設けられている。

  地形が険しい場所を通る。

15.未整備区間はこんな感じの道。3ケタ国道

  らしい風景。(大台町明豆→桧原方向を撮影)

16.R422は山間の小さな集落を繋いで走る。

  (大台町明豆→桧原方向を撮影)

17.滝水橋西詰に到着。この先が八知山TNだが、

  封鎖されており右に進まねばならない。

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