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国道441号線(1) |
■愛媛県大洲市〜愛媛県西予市 ■愛媛県西予市〜愛媛県北宇和郡鬼北町 |
○国道441号線 【愛媛県大洲市〜愛媛県西予市】 |
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【レポートは大洲市→西予市方向(起点→終点方向)です。】 |
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■愛媛県大洲市【大洲市大洲〜大洲市北只】 |
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R441の起点は愛媛県大洲市の市街中心部。南西角に大洲市役所のあるR56との交差点となる。R441はやや狭い2車線道で始まる。市街中心部を300mほど東に進むと直角に曲がる。進路を南に変えてしばらく進むと肱川(ひじかわ)沿いを進むようになり、嵩富川を渡るとr44(県道大洲野村線)との交差点に至り、この交差点を右折する。交差点を直進するとR56大洲道路のICがあるので、ここまでは市街とR56大洲道路とのアクセス道路という機能がある。 交差点を右折するとR441は平坦な2車線道で嵩富川右岸を進んで行く。しばらくは左側にR56大洲道路と平行して進んで行くが、R56大洲道路をアンダーパスすると道幅は1〜1.5車線道となり、早くもローカル国道となってしまう。大洲市北只の常森地区の町中を進んで行く。嵩富川の対岸にはR56が見える。やがて嵩富川を渡ってR56に至る道との交差点に到着する。 R441は橋の手前(北詰)で左折することになる。R441起点から約3.2kmである。 |
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■愛媛県大洲市【 大洲市北只〜大洲市梅川】 |
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橋の北詰で左折したR441は嵩富川に沿って山間に向かう。狭い2車線道が続くが平坦なのでさして問題なく走ることが出来る。しかし2.5kmほど走ると、道幅は1.5車線幅に狭くなり山間を行く3ケタローカル国道区間に突入する。大洲市松尾地区内に入ると徐々に山間を進むようになり、場所によっては鬱蒼とした谷間のような所を通る。見通しの悪い区間も現れる。かと思えば部分的に2車線道になっていたりと、整備・未整備道路が混在している区間が続く。 やがて1〜1.5車線の狭路区間となり、徐々に勾配のある坂道になってくる。狭路区間に入って2kmほど進むと1車線のヘアピンカーブが現れる。このカーブをクリアすると急な狭路坂道を一気に駆け上がる。坂を上りきると、突然整備された2車線道との交差点に到着する。 |
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■愛媛県大洲市【大洲市梅川】 |
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山中に突然現れた2車線道は広域農道で、大洲市北只地区から梅川地区を経由し、さらに荒間地隧道を経て大洲市蔵川地区を結んでいる。木只地区と梅川地区の間だけに限って見れば、R441のバイパス的な道路で、狭路区間を走らずにR56やR197に出ることが出来る。 さて狭路坂道を上りきると、R441は側道のような形で広域農道と合流する。R441はここで鋭角に曲がらずに、合流点の斜め前にある道に進んで行く。合流点では広域農道の2車線道を斜めに横切るだけなのだ。写真13を見てお分かりのように、R441は元々ここで急カーブを描いていたが、後から広域農道が開通し、このような変な交差点となってしまった。 広域農道を横切り、R441の急カーブを曲がって進んで行く。道幅は1.5車線ほどある。待避帯もあるなど意外に広い。鬱蒼とした山中を進んで行くと、狭路坂道となりすぐに山中の農村集落に入った。 |
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集落内をウネウネした狭路で進んで行くと、先ほどの広域農道のすぐ脇に出る。広域農道とはガードレールで隔てられているだけで、まるで側道のような扱いとなっている。そして少し進むと広域農道と合流した。この間の距離は約900mであった。 この広域農道との合流点(写真17)を白髭TN側から見てみると、普通ならば広い2車線道が国道だと思ってしまう。R441を 白髭TN方面から走ってきた場合、ここで2車線道を進んでルートから外れ、そのまま広域農道を突き進む可能性が最も高い。 ガードレールの向こう側にある側道のような狭路がR441となる。案内表示などはないので要注意なポイントである。(上地図参照) |
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■愛媛県大洲市〜愛媛県西予市野村町 |
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広域農道と合流 すると、R441は 整備された2車線道となる。カーブの多いやや急な勾配の坂道を上って行く。荒間地TNに向かう広域農道が分岐すると、急カーブを曲がり梅川地区の集落内を進んで行く。急勾配・急カーブが続く2車線坂道を上って行くと白髭TNに到着する。広域農道合流点(写真17の地点)から約3kmである。 白髭TNを越えると愛媛県西予市野村町(旧:東宇和郡野村町)に入る。白髭TNを出てからは快適な2車線道で稲生川に沿って進んで行く。山間を行く快走路で 、いくつかの集落をつなぎながら南に向かう。 野村町四郎谷地区を過ぎると野村ダムによって出現した朝霧湖というダム湖沿いを進むようになる。ダム湖沿いの2車線道を淡々と走り、やがてr29(県道宇和野村線)との交差点となる出合大橋東詰に到着する。白髭TNから約13km、愛媛県大洲市のR56交差点から約25kmである。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など この区間のR441は愛媛県大洲市市街を出るとローカル国道となって山間に向かい、白髭TNを越えて愛媛県西予市野村町に至ります。整備・未整備区間が混在している区間で、快適な2車線道区間や国道よりも立派な広域農道と重複したりして進みます。道路的には変化があっておもしろい3ケタ国道です。 大洲市街ならびに野村町市街と山間の集落を結ぶ生活道路なので、車の通行量の多い区間です。 ■ガソリンスタンド 大洲市街にGSがありますが、大洲市街を出ると野村町市街までR441沿道にはGSはありません。 ■アドバイス 大洲市梅川地区の広域農道との交差点がミスコースしやすい所です。南→北(野村町→大洲市)方向に走る場合は、写真16の地点を見落とさないように注意して下さい。 急勾配の坂道が続く区間なので、自転車の場合は時間ならびに体力的に余裕を持って走って下さい。 ■注意点 狭路区間では見通しの悪い区間が続きます。対向車に要注意です。また広域農道との交差点(写真13、16)では農道を走る車に注意が必要です。結構速度を出して走ってきますので・・・。 悪天候時は走らない方が良いでしょう。また冬季は路面凍結の恐れがあるので注意して下さい。 |
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●走行DATA |
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愛媛県大洲市〜愛媛県西予市野村町 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2006年5月12日 |
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【合併情報】 ●2004年(平16年)4月1日付けで、愛媛県西宇和郡三瓶町、東宇和郡の明浜町、宇和町、野村町、城川町の5町が対等合併して『愛媛県西予市』にな りました。 このうち東宇和郡野村町と城川町は、それぞれ『西予市野村町』『西予市城川町』になりました。 |
○国道441号線 |
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【レポートは愛媛県西予市→北宇和郡鬼北町方向(起点→終点方向)です。】 |
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■愛媛県西予市野村町〜愛媛県西予市城川町 |
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出合大橋東詰の交差点を左折すると、出合TN続いて椎ノ木TNと2つトンネルをくぐる。2車線の坂道を下ると再び肱川(宇和川)沿いを進み、やがて西予市野村町(旧:東宇和郡野村町)の市街に到着する。大洲市街以来の大きな町である。 町中を2車線道で通り抜け、肱川を渡ってしばらく進むと、r29(県道宇和野村線)とのT字交差点を右折して野村町市街から離れる。やや急な勾配の2車線坂道を2kmほど上ると桜ヶ峠トンネルを抜けて西予市城川町(旧:東宇和郡城川町)に入る。 トンネルを出るとr35(県道野村城川線)との交差点に至る。直進する2車線道がR441ではない。T字交差点を右折して山中に向かう1.5車線狭路がR441である。 |
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■愛媛県西予市城川町〜愛媛県西予市野村町 |
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桜ヶ峠TNを出てすぐの交差点を右折すると、R441は1.5車線狭路となって山中に向かって進んで行く。直進する整備された2車線道が県道で、分岐して山中に向かう1.5車線狭路が国道という、典型的な3ケタ国道の姿を見ることが出来る。 狭路となったR441は見通しの悪いカーブが連続する坂道となって杉林の中を進んで行く。少し進むと野村町市街から上ってくる狭路との交差点に至る。この道はR441旧道(か前身の県道)だろうか? この交差点を過ぎると見通しの悪いカーブの続く狭路坂道を淡々と進んで行き、西予市野村町に戻る。野村町に戻っても道路状態はさして変わらず、狭路坂道で山間を進んで行く。やがて急カーブと急坂が連続するようになる。そしてクネクネと曲がる狭路坂道を上りきると土屋TNに到着する。桜ヶ峠TN東側坑口前から約5kmである。 |
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■愛媛県北宇和郡鬼北町【土屋TN〜鬼北町大宿】 |
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土屋TNを出ると愛媛県北宇和郡鬼北町( 旧:北宇和郡広見町)に入る。トンネルを出ると引き続き1〜1.5車線狭路で山中を進む。トンネルを出ると見通しの悪い急カーブが連続する坂道を下って行く。ヘアピンカーブをいくつか曲がり下って行く。トンネルから4kmほど進むと鬼北町大宿(おおじく)の土屋地区の集落に至る。山間にある静かな農村であるが、久々の人家となる。 1kmほどで集落が途切れて再び山中に入るが、急カーブなどはなくなり山中の狭路を進む。1kmほどで再び集落に至る。権大地区の集落で、この付近からは大宿川に沿って進む山間のローカル国道となる。 |
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■愛媛県北宇和郡鬼北町【鬼北町大宿〜鬼北町国遠】 |
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しばらくは広狭混在のローカル国道を走るが、鬼北町生田地区にある生田TNからは整備された2車線道になる。やがて清水(せいずい)地区に至り、r282(県道小倉三間線)との分岐点を過ぎると大宿川を渡り山中に向かう。 急カーブ・急坂が連続する2車線道ワインディング道路を2kmほど進むと桜ヶ峠TNを越える。トンネルを出てからは1.5車線狭路となって、薄暗い山中を進んで行く。急カーブ・急坂が続く狭路ワインディング区間を2kmほど進むと平坦な2車線道となり、再び山麓の農村地帯を行くローカル国道区間となって南に進んで行く。 |
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■愛媛県北宇和郡鬼北町【鬼北町国遠〜R381交差点】 |
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鬼北町国遠地区の農村地帯を過ぎてしばらく行くと、R441は三間川を渡る。三間川を渡るとJR予土線に沿って進むようになり、ほどなくして鬼北町近永の町中に入る。近永駅前付近の商店街っぽい町並みを1.5車線狭路で抜けると2車線道となり、左側に鬼北町(旧:広見町)役場を見て奈良川を渡る。 奈良川を渡ってから少し進むとR320をアンダーパスする。R441からR320への連絡道路はなく、そのまま通過するだけであった。その先はやや狭い2車線道で町中を進んで行く。やがてY字交差点を右に進み、その先すぐのY字交差点も右に進んでJR予土線の踏切を渡ると、R381との交差点に到着する。愛媛県西予市野村町の出合橋東詰から約34kmである。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 西予市野村町から南、北宇和郡鬼北町のR381交差点までの区間です。この区間も峠越えが連続する区間で、ウネウネと山中を進んで行きます。峠越え区間は未整備区間が長く、3ケタ国道らしい道路状況が続きます。その分、平野部などでは整備が進んで快適な2車線道となっており、バランスがとれていると言えばとれています。 峠越え区間の交通量はかなり少ないですが、平野部ではそれなりにあります。 ■ガソリンスタンド 西予市野村町の町中を過ぎると土屋TNを越えて北宇和郡鬼北町大宿地区までGSはありません。その先は、清水・近永地区などの町中にGSがあります。 ■アドバイス 峠越え区間は見通しの悪い区間が続くので対向車には注意して下さい。急勾配の続く区間です。自転車の場合は時間ならびに体力的に余裕を持って走って下さい。 R381からR441に入る場合は分岐点(写真28)に注意して下さい。信号のない交差点ですが、見落としやすい交差点です。 出目駅を過ぎてすぐの交差点がR441分岐点です。R381松野町方面から来た場合は、JR予土線出目駅が目印となります。 ■注意点 歩行者、自転車には要注意です。また水田の中を進む区間では、地元農家の車や作業車に注意して下さい。 峠越え区間は、悪天候時や冬季の凍結に注意が必要です。 |
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●走行DATA |
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愛媛県西予市〜愛媛県北宇和郡鬼北町 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2006年5月12日 |
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【合併情報】 ●2004年(平16年)4月1日付けで、愛媛県西宇和郡三瓶町、東宇和郡の明浜町、宇和町、野村町、城川町の5町が対等合併して『愛媛県西予市』にな りました。 このうち東宇和郡野村町と城川町は、それぞれ『西予市野村町』『西予市城川町』になりました。 ●2005年(平17年)1月1日付で 、愛媛県北宇和郡広見町と北宇和郡日吉村が対等合併して『北宇和郡鬼北(きほく)町』となりました。 |
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