○国道487号線 【広島県呉市音戸町】 |
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【レポートは早瀬大橋→音戸大橋方向(終点→起点方向)です。】 |
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■呉市音戸町【音戸町早瀬〜音戸町藤脇】 |
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R487は東能美島と倉橋島の間にある早瀬瀬戸を早瀬大橋で渡る。早瀬大橋は1973年(昭48年)10月に完成した全長623mのトラス橋。この橋の完成で江田島・西能美島・東能美島は、倉橋島を経由してではあるが、本州と道路でつながった。 早瀬大橋は満潮時の海面から約36mの高さにあるため、大橋の両側ではループを描きながら坂道を上り下りして高さを稼いでいる。大橋で倉橋島に渡りループ橋を下ると、すぐにr35(県道音戸倉橋線)との交差点に出る。大橋から倉橋島に来た車はr35の方に誘導するような感じの造りになっているが、R487をトレースするにはこの交差点を左に向かわなければならない。 海岸沿いに出たR487は平坦な2車線道で島の外形に沿って西海岸を下って行く。2.5kmほど進むと呉市音戸町(旧:安芸郡音戸町)藤脇の町に至る。R487は町中にある交差点を左折するのだが、左折して町中にはいると1.5車線幅の狭路になる。200mほど進んでr35との交差点を左折すると元の2車線道に戻るのだが、この短い区間がR487で唯一の未整備区間となっている。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
■呉市音戸町【音戸町藤脇〜音戸町引地】 |
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呉市音戸町藤脇地区の狭路区間を過ぎると再び2車線道となって島の東海岸へ向かう。音戸町先奥地区からは海岸線沿いを走るようになるが、島の海岸に沿って進むためにカーブの多い区間となる。中には見通しの悪いカーブもあるので速度には注意が必要だ。 平坦な2車線道を淡々と進んで行く。音戸町高須地区に入ると音戸大橋の赤い橋が見えてくるようになり、当然のことながら進むにつれて近づく大きくなってくる。そして早瀬大橋から約14kmで音戸大橋西詰(倉橋島側)に到着。橋の入口前にある交差点は、早瀬大橋東詰で分かれたr35との交差点にもなっている。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
■音戸大橋 |
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音戸大橋は呉市音戸町と呉市警固屋(けごや)の間にある音戸瀬戸を渡る大橋。1961年(昭36年)12月に完成した、全長172mのアーチ型の大橋。満潮時の海面からの高さは最高で23.5mの位置にあるため、早瀬大橋と同じく橋を渡るためには両端にあるループ坂をぐるぐると何回も回って上り下りしなくてはならない。 音戸町側(倉橋島側)は螺旋状の2車線坂道を3階分回り、呉市側(本州側)は渦巻き状の2車線坂道を上り下りすることになる。狭い土地で高さを稼ぐ工夫がなされている。 なお現在、第二音戸大橋(仮称)が現大橋の北側に計画されている。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 倉橋島区間です。早瀬大橋と音戸大橋を結ぶルートは、島中央部〜東海岸部を回るR487と北海岸を回るr35の2ルートがあり、距離的にはr35経由の方が短くなっています。 r35は走っていないので分かりませんが、R487は途中の音戸町藤脇地区に狭路区間が残っています。ここさえクリアできれば問題なく走ることが出来ます。 ■第二音戸大橋 警固屋音戸バイパス(R487区間L=2.9km/r35区間L=1.0km)の一部として建設が計画されてます。バイパス自体がr35寄りの付近に来るため、現大橋の北寄りに建設が予定されています。計画では平成20年代前半には完成・供用の予定となっています。 ■アドバイス ほとんど平坦な2車線道が続きます。走行にはまず問題ないでしょう。 ■注意点 島の東海岸では海岸線に沿ってウネウネと曲がりながら進みます。見通しの悪いカーブもあるので対向車には気を付けなくてはなりません。また沿道に小学校があり、通学路となっているので歩行者・自転車(特に登下校時)には注意が必要です。 海が荒れている時は高波に注意してください。 |
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●走行DATA |
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呉市音戸町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2008年4月18日 |
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注意>>2008年4月は車で走行しています。 |
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【合併情報】 ●2005年(平17年)3月20日付けで、広島県安芸郡音戸町他は広島県呉市に編入され、『呉市音戸町』になりました。 |
○国道487号線 【広島県呉市】 |
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【レポートは呉市警固屋→呉市本通方向(終点→起点方向)です。】 |
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■広島県呉市【呉市警固屋〜呉市宮原 】 |
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音戸大橋で音戸瀬戸を渡ると本州に入る。呉市警固屋(けごや)の町中を2車線道で進むと、R487警固屋バイパスとの交差点に至る。バイパスはまだ建設中だが、本州側の呉市内の一部区間だけが暫定的に供用されている。バイパスには入らずに本道をそのまま進む。 少し標高を上げながら呉市郊外の住宅街という感じの町中を進んで行く。そういう場所を進のだが、アップダウンでクネクネした2車線道が続く。呉市宮原地区に入ると、道路の右側に住宅街、左側に造船所という呉らしい光景を見ながら進むようになり、やがて子規句碑前交差点に到着する。音戸大橋東詰から約5kmである。 この子規句碑前交差点は4〜6車線の広い道に2車線道がひっつくように接続した構造になっている。ている。音戸大橋方面から呉市街に向かう場合は標識の指示通りに交差点を斜めに突っ切ることになる。一方、呉市街から音戸大橋に向かう場合は3車線の真ん中の車線に入っていないと2車線道(R487)に入ることができない。呉市街から大橋に向かう場合は車線に注意しなくてはならない。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
■広島県呉市【呉市宮原〜呉市本通】 |
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造船所を見下ろす子規句碑前交差点からは片側3車線、6車線の広い道となる。交差点からは急坂を一気に下って行く。海上自衛隊呉地方総監部前を過ぎると急カーブを曲がり、坂を下り終えた海自基地正門前を右折すると平坦な道となって呉市街に向かう。 海自呉教育隊前からは片側2車線道となって入船公園横を通り、やがてJR呉線を越えるとR31との本町通1交差点に到着。ここがR487起点となる。 |
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<<写真はすべて2008年4月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など R487の呉市街区間です。市南部・造船所と市街地を結ぶ区間であり、交通量の多い区間です。アップダウンの多い区間で、海自前付近は急坂区間も存在しています。 警固屋付近ではバイパスもありますが全通していません。将来は第二音戸大橋と呉市市街を結ぶ予定となっています。 ■注意点 海自前付近の急坂は、急勾配の坂道が結構長く続きます。また警固屋付近もアップダウンの坂道が続きます。速度の出し過ぎ、特に大橋から呉市街に向かう場合の下りは注意してください。町中・市街地内では歩行者・自転車にも注意が必要です。 |
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●走行DATA |
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広島県呉市警固屋〜呉市本通 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2008年4月17日 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2008年4月18日 |
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注意>>2008年4月17日は徒歩にて調査しています。 また17日・18日とも車にて走行しています。 |
国道487号線【終】 |
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