>>R101(1) |
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国道101号線(2) |
■秋田県男鹿市(2) |
○国道101号線 【秋田県男鹿市(その2)】 |
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【レポートは秋田県秋田市→秋田県男鹿市方向(終点→起点方向)です。】 |
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■秋田県男鹿市【男鹿市男鹿中〜男鹿市五里合箱井】 |
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r55(県道入道崎寒風山線)との交差点を右折するとR101は1.5〜狭い2車線道となって海岸に沿って北東へ向かう。4kmほどで浜間口地区の集落を通り抜けると間口浜という海岸に出る。周囲に何もない海岸を2車線道が続く。風景にはどことなく「寒」というイメージがした。2車線道の急坂・急カーブで小さな丘を越え1kmほど進むと男鹿市五里合地区の農村へ入って行く。五里合琴川地区でY字交差点を右に進み田畑の中を進んで行くと五里合箱井地区に到着。ここからR101の「迷走」が始まる。 箱井地区にあるr304(県道払戸箱井線)との交差点が「迷走の始まり」である。直進する2車線道から急角度で合流する狭路がある。この1.5車線幅の道がR101なのだ。案内標識があるので迷うことはないが、一瞬『これが国道?』と疑いたくなるような道に入ることになる。案内標識に従って左折すると、交差点入口にR101国道標識があるので間違いはない。NISSEKIのGSが目印。 |
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■秋田県男鹿市【男鹿市五里合箱井〜男鹿市五里合神谷】 |
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r304とのY字交差点を曲がるとR101は1.5車線道となって箱井地区の集落へ入って行く。道は『村の道』という感じが漂う狭路で、沿道には昔ながらの家が建っている。250mほど走ると狭路同士のY字交差点に差しかかる(写真8)。ここは右に進む。20mほど手前に案内標識が設置されているので進路が分かるが、なければ気付かずに直進しかねない。標識を見落とさなければ大丈夫だろう。 Y字交差点を右に進むと道幅は1車線幅となる。一方通行ではないので車同士の離合は難しいが、交通量は少ないようなので離合することは少ないだろう。集落内を少し進むと道幅は2車線となる。狭路区間は1kmほどだった。2車線道で神谷地区の集落内を淡々と進んで行く。 やがて五里合小学校を過ぎ、その先にあるY字交差点に差しかかる(写真11)。r55交差点方面(秋田市方面)より来た場合、この交差点は右の1車線道に進むのが正解。道なりに左の1.5車線道に進むとR101のルートから離れてしまう。この交差点にはR101の案内標識が設置されていないので、知らずに通りかかるとルートを見失うので注意が必要な交差点である。目印は商店である。 |
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■秋田県男鹿市【男鹿市五里合神谷〜男鹿市五里合中石】 |
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Y字交差点を右に進むとR101は1車線幅の狭路となって神谷地区を進んで行く。典型的なローカル国道区間で、なぜこの道が国道に選定されたか謎である。集落を抜けると1.5車線幅のままで水田地帯へ入る。走った時は稲刈りを終えていた。 1.2kmほど進むと橋本地区の集落に到着。この集落内にあるT字交差点が曲者(写真14〜16)。秋田市・能代市両方向から来た場合でも、案内標識は設置されてらずルートを見失い易い。R101をトレースするならば、秋田市方面から来た場合(終点→起点方向に走行)は左折しなければならない。交差点手前には右折を指示する標識が設置されているので、それに惑わされて右折するかも知れないが、ここは逆に左折しなくてはならない。(標識は大型車・大特車に対するモノ) 目印は右折指示の標識と『橋本』バス停である。 一方、能代市側から来た場合(起点→終点方向に走行)も同様で、交差点手前には案内標識は設置されていない。路面に『→101』とペイントされているだけで、車を運転しているとこれに気付くのは難しい。どこにでもある集落内(住宅街)の交差点という感じの場所で、何も疑わずに直進してしまいそうになる。写真15にある木が目印となる。 |
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■秋田県男鹿市【橋本分岐】 |
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橋本地区の町中を貫く1.5車線道を進んで行く。頻繁に曲がり狭路ばかり進むうえ国道標識がないので、果たして正確にR101のルートをトレースしているかどうか不安になる。町の外れに到着するとまたもやY字交差点が待っていた(写真18)。左に別れる若干幅広に見える道がR101のように思えるが、ここも右に別れる1車線道に進むのが正解。案内標識は設置されていなかったが、誰かが親切にも『R101→』と手製の木看板を設置して下さっている。 Y字交差点を右に進むと完全1車線道(0.8車線?)になる。一見すると農道のように見えるかもしれないが、正式な国道である。しかし標識などがないので不安になる。300mほど走ると2車線道が見えてきた。2車線道との交差点手前にR101国道標識が設置されていた。秋田市方面からだとそのまま右折して2車線道に入れば良い。 一方、能代市方面から来た場合は見落としやすい交差点となる。写真22にあるように、直進する2車線道から分かれる1車線道がR101となる。交差点手前に案内標識が設置されているが、これは見落としやすい。付近には目印がないので、この案内標識だけが頼りになる。2車線道が国道だと思いこんでいるとまず通りすぎてしまう。岩美町から男鹿市に入った辺りから速度を落としゆっくりと走ることをお薦めします。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 秋田県男鹿市内の「迷走区間」です。この区間は典型的なローカル国道区間で、それまでの4車線道路と同じ国道とは思えないような変わりぶりです。3ケタ国道トップの道として、良い味出しています。 ■ガソリンスタンド 男鹿市五里合箱井にGSが1軒あります。 ■アドバイス 終点→起点方向で走行した場合の男鹿市内区間の後半です。この区間は、どちら向きに走っても間違えやすいポイントだらけで、ウネウネと集落内を進んで行きます。まさに『迷走国道区間』です。案内標識の設置がほとんどないので絶えず地図で確認して進まなくてはなりません。秋田市から能代市に向かう(終点→起点方向に走行)する場合の方が、ルートを見失う可能性は高くなります。 案内がないほとんどの交差点でも道の感じからルートが分かるのですが、3箇所だけはどちらに進むか迷います。 >>男鹿市五里合神谷 五里合小学校の先にある交差点は、終点→起点方向に走行した場合、間違える可能性が最も高い交差点です。写真10を見るとお分かりのように、直進する1.5車線道がR101と勘違いしてもおかしくありません。地図を見てどこかで右折することは分かっていても、もう少し先にあるであろう広い道との交差点で曲がると思ってしまうので、この交差点で右に別れる狭路が国道とは考えないでしょう。 走行時、私はこの交差点を直進してしまいR101のルートを見失いました。海沿いの2車線道に入り橋本分岐に到着したことでR101のルートに戻り、逆方向(起点→終点方向)に走って再びこの交差点に戻って来て、どこで分岐するか分かったのでした。(^^;) 初めて走る人には『間違えるな』という方が難儀な交差点です。 起点→終点方向で走った場合は、右に曲がれば良いと直感的に分かるので問題ないと思われます。 >>橋本地区 町中のT字交差点(写真14,15)は、どちらの方向に進んだ場合でも迷います。どちらかと言えば、起点→終点方向に進んだ場合の方が間違えやすいでしょう。目印は交差点角にある商店と『橋本』バス停、それに右折指示の標識ぐらいです。 外れにあるY字交差点(写真18)も終点→起点方向に走った場合に間違える可能性の高い交差点です。どうみても左に進む道が国道に見えてしまいます。起点→終点方向だとそのまま左折すればよいと直感的に分かるので問題ありません。 >>橋本分岐 交差点手前に案内標識が立っているので見落とさなければ大丈夫でしょう。以前は案内標識はなかったそうなので、ほとんどの初走行の方は見落としていたのではないでしょうか。 起点→終点方向に走った場合に間違え易い交差点です。岩美町からだとずっと2車線道を走ってきます。2車線道がR101と思いこんでしまい、ここで別れる1車線道が国道とは分からず通りすぎてしまいがちになります。緩やかな下り坂に入ったら注意して下さい。 なお、写真22ですが、逆光でデジカメ撮影したために、元の写真はかなり暗くなりました。そのため編集でかなり明るくしているので色が飛んでいます。<(_ _)> ■注意点 集落内は1車線道が多いので、走っているのはほとんどが地元車ですが対向車に十分注意して下さい。平坦な道しかないので車との離合と歩行者に注意すれば、さほと問題なく通り抜けることが出来ます。 男鹿市男鹿中山町のr55交差点から橋本分岐までの距離は14kmぐらいです。途中でルートを見失ったり同じ区間を往復しているので正確な実走距離ではありません。 この区間では、交差点で迷ったら必ず停まって地図を見て確認して下さい。しかし、何故こんなにややこしいルートを国道のルートとして選定したのでしょうね? |
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●走行DATA |
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秋田県男鹿市(男鹿中〜五里合中石) 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2001年10月25日 |
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