>>R101(2)

国道101号線(3)

秋田県男鹿市〜秋田県山本郡八竜町〜秋田県能代市

秋田県能代市〜秋田県山本郡八森町

○国道101号線

  【秋田県男鹿市〜秋田県山本郡八竜町〜秋田県能代市】

【レポートは秋田県男鹿市→秋田県能代市方向(終点→起点方向)です。】

■秋田県男鹿市〜秋田県南秋田郡岩美町〜秋田県山本郡八竜町

 2車線道となったR101を北東へ進 み、橋本分岐から少し進むと緩やかな坂道となっていた。旧南秋田郡若美町に入ると田畑の中を淡々と進み、やがて男鹿市野石地区のr54(県道男鹿琴丘線)との交差点に到着する。

 r54との交差点を左折すると、R101は旧男鹿街道沿いのルートに入る。沿道には民家などの建物が増え、車やトラックなどの交通量も多くなる。淡々と町を繋ぐ2車線道を進んで行く。2車線道を6kmほど進むとT字交差点に到着。ここを左に曲がると道幅は1.5車線道となり秋田県八竜町に入る。

 八竜町内は1.5〜2車線道が断続する。のどかな農村地帯を通り抜け約5km進んだ八竜町大口地区にある交差点で右折する。男鹿街道のルートから離れて田園地帯を貫く2車線道を2kmほど進み、r42(県道男鹿八竜線)との交差点を左折。その後1.5kmほど2車線道を進むとR7との大曲交差点に到着する。

1.橋本分岐から北側は2車線道となる。この付

  近は揺るやかな坂道となっていた。

2. 旧南秋田郡若美町野石地区の農村地帯を

  進んで行く。ローカル国道区間が続く。

3.八郎潟に沿って淡々と2車線道を進んで行く。

  岩美町五明光地区にて。

4.秋田県八竜町に入ると1.5〜狭い2車線道

  が現れる。この先は広狭混在区間が続く。

5.八竜町大口地区からは整備された2車線道

  で進んで行く。

6.2車線道を4kmほど進むとR7と合流する。

  R101男鹿半島区間が終わる。

■秋田県山本郡八竜町〜秋田県能代市

 秋田県八竜町の大曲交差点からは再びR7と重複して進む。さすが一ケタ国道だけあって道は整備された2車線道で交通量は非常に多い。大型トラックやトレーラの姿が目立つ。

 大曲交差点から2kmほどで秋田県能代市に入る。淡々と2車線道を北上し、八竜町から6kmほどで秋田自動車道能代南IC前の交差点に到着。(昔のR7琴丘能代道路の終点。2002年3月30日に秋田自動車道として有料化) ここを左折すると、R7(R101)は、能代市市街を迂回するように海側を進んで行く。交通量は多いが流れは良い。淡々と2車線道を5kmほど進むと市街地に入り、芝童森交差点に到着する。

<<MEMO>>

■概況・交通量など

>>R101単独区間

 この区間は、八郎潟に沿って進む男鹿街道に沿ったルートを進みます。R101は何度か曲がりながら進みますが、案内標識がしっかりと整備されているので、どちらの方向から走っても迷うことはないでしょう。

>>R7重複区間

 整備された道です。特に問題なく走ることができます。強いて言えば、大型車の通行量が多いので自転車・原付バイクでの走行は注意して下さい。

■アドバイス

 交通量が多い区間も現れますが、特に問題なく走ることが出来るでしょう。

■注意点

 交通量は増えますが、信号が少ないので比較的楽に走ることが可能です。町中では飛び出しや歩行者に注意して下さい。

●走行DATA

秋田県男鹿市〜秋田県山本郡八竜町〜秋田県能代市(能代南IC前)

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:2001年10月25日

秋田県能代市内(能代南IC前〜芝童森交差点)

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:2001年10月25日/2003年8月30日

【合併情報】

●2005年(平17年)3月22日付けで、秋田県南秋田郡若美町と秋田県男鹿市は対等合併し、『秋田県男鹿市』になりました。

○国道101号線

  秋田県能代市〜秋田県山本郡八森町

【レポートは秋田県能代市→秋田県八森町方向(終点→起点方向)です。】

■秋田県能代市〜秋田県山本郡峰浜村

 秋田県能代市の芝童森交差点でR7から単独分岐すると、R101は対向2車線道路で北に向かう。1kmほど進むと能代市市街に入り、道は片側2車線の4車線道路となる。市街中心部をパスして作られたBPが国道となったようだ。もともとはJR五能線能代駅前を通る道(現在のr205:県道富根能代線)が国道だったのだろう。

 ジャスコ前を通り過ぎ、淡々と市街地を進んで行く。4車線道は能代大橋南詰手前までの約1.5kmで終わり、能代大橋から北は2車線道となる。能代大橋で米代川を渡ると、能代市北部の郊外へ入る。r143(県道石川向能代線)との交差点を過ぎると長閑な農村地帯に入って行く。

 能代市から秋田県峰浜村に入っても淡々と農村を繋ぎながら淡々と走る。峰浜村水沢地区の町を抜けると、JR五能線と平行に走りながら北に向かう。峰浜村北部は民家の少ない森のような中を淡々と走って行き、2kmほど進むと秋田県八森町へ入る。能代市の芝童森交差点から約16kmである。

1.この先がR101分岐点である芝童森交差点。

  R101へは左折する。

2.4車線道を北上すると、ジャスコ前を通り過ぎ

  る。この付近が市街地。

3.ジャスコ前を少し進んだ能代大橋南詰が4車線

  区間の終わり。角の建物は総合体育館。

4.能代大橋を渡って能代市北部の農村地帯を

  進んで行く。

5.峰浜村に入るが、同じような光景が続く。幹

  線道路だが交通量は少ない。

6.峰浜村目名潟地区にて。能代市街から10km

  ほどだが、ローカル国道っぽくなっている。

■秋田県山本郡峰浜村〜秋田県山本郡八森町

 秋田県峰浜村から八森町に入る。海岸寄りを進む旧道とJR五能線の間を進む2車線道を淡々と進んで行く。町中を抜けて泊川を渡る泊橋南詰で旧道と合流すると、500mほど海岸近くを通る。R101で初めて海岸線近くを走る区間だろう。

 八森町椿台で左側にr154(県道椿台小入川線:R101旧道)が分岐してから500mほど進むと、R101はJR五能線をオーバークロスしてJRの山側を進むようになる。町中をパスして進むBP区間を走る。標高の高い所を進むので、道路上からJRとその海側に広がる八森町の町を見下ろすことが出来る。JR五能線滝ノ間駅を過ぎた所で再びJRをオーバークロス。JRの海側に出てr154と合流する。約3.5kmのBP区間である。

 1.5kmほどJRの海側を進み、旧道が分岐するとJRをオーバークロスして山側へ。2車線の快走道路を進んで行く。岩館駅を過ぎた付近で町中経由の旧道と合流すると、そこから先は何もない海岸近くのわずかな土地を進んで行く。すぐ左側の海と山の斜面との間にわずかにある土地をJRと共に淡々と北に向かって行く。

 適度なカーブが続く2車線道を淡々と北上し、道の駅『はちもり』を過ぎて1kmほど進むとJR五能線を今度はアンダーパス。その先の左カーブの辺りが秋田県と青森県の県境となる。能代市芝童森交差点から県境まで約32kmである。

.八森町浜田地区の町を進んで行く。田畑の

  広がる長閑な農村地帯だ。

8.真瀬川の手前付近だったと思う。八森町茂

  森地区の2車線道区間にて。

9.芝童森交差点から約32kmで青森県との県境

  に到着。しばらく海岸沿いに進んで行く。

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 秋田県能代市からのR101は、大間越街道に沿って、最初に国道として指定された区間で指定以来約50年経過しています。秋田県北西部の日本海沿いの町や集落から能代市街への唯一の道ということもあって、整備・改良が進んでいます。道は2車線道(能代市街に4車線道)となっており、大時化時や冬期を除けばほぼ問題なく走ることが出来るでしょう。

 秋田県峰浜村や八森町では、町中を迂回するように山側に建設されたBP道路がR101となっていますす。このパターンは青森県内に入っても続きます。 

■ガソリンスタンド

 能代市街を始め、峰浜村や八森町の大きな町中にはGSがあります。峰浜村や八森町では、R101沿いにGSはなく、町中を通る旧道沿いにGSがありますので注意して下さい。また秋田県内では八森町岩館の町中(旧道沿い)にあるGSが最後となります。その北は青森県岩崎村の町中までGSはありません。

■アドバイス

 整備された2車線道が続きます。町中をパスする区間が長いのですが、農作業に向かわれる地元の方が道路を横断することがあるため、歩行者や自転車には要注意です。

■注意点

 交通量は少なめなのでマイペースで走行できますが、速度の出し過ぎには注意して下さい。夜間などは照明の少ない区間が長いので、特に注意が必要です。

 悪天候時(特に大時化時)は海岸線近くを走る場合は、高波を受けたりまたは崖崩れの恐れもあるので、道路情報には注意して下さい。冬の日本海沿いを進むので、冬期も要注意です。

●走行DATA

秋田県能代市〜秋田県山本郡八森町

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:2003年8月30日

>>国道101号線(4)

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