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国道422号線(4)

滋賀県甲賀市〜滋賀県大津市

○国道422号線

 【滋賀県甲賀市〜滋賀県大津市】

【レポートは滋賀県甲賀市→滋賀県大津市方向(終点→起点方向)です。】

■滋賀県甲賀市信楽町〜滋賀県大津市

  R422は立石南交差点からR307と重複して京都方面に向かうが、5kmほど西に向かった付近で単独分岐する。R307から別れたR422は整備された道で大津市を目指す。平坦かやや勾配のある 2車線道で、ほとんどが別ルートで建設されたBPとなっている。山間の集落を結ぶ旧道は川に沿ってウネウネと進んでおり、時々現R422と交差する。R422BPはかなり快適に走ることが出来る。

 4kmほど進むと甲賀市信楽町と大津市との境を越える。以前は、大津市に入ると1.5車線幅の狭路となって信楽川に沿ってウネウネと進んでいたが、R422大石BPの建設が進み、2003年(平15年)4月より富川TN南側抗口前までの約680mが先行供用されている。

 快適な2車線道は富川TN南口まで。そこからは従来の狭路に誘導され、信楽川に沿ってウネウネと進む山間のローカル国道となり北に向かう。道幅は1.5〜狭い2車線幅。見通しの悪いカーブが連続する。何度か建設中の R422大石BPの真新しい橋をくぐる。

 大津市大石富川町付近まで来ると1.5〜2車線道断続する広狭混在区間になるが、相変わらず山間を進んで行く。淡々と山間の道を進んで行き、R307分岐点から約11kmで大津市大石東町に到着。町中でr29(県道瀬田大石東線)と合流。その後、町中を1.5〜狭い2車線道で西に1kmほど進み、r782(県道宇治田原大石東線)との交差点を過ぎ瀬田川を 渡るとr3(県道大津南郷宇治線)との交差点に到着する。R307分岐点から約13kmである。

1.ここでR307から分岐する。信号はない。

  R307水口方向より撮影。

2.写真1の交差点を右折すると2車線道が始

  まる。

3.整備改良された走りやすい2車線道が続く。

  集落は旧道沿いにある。

4.R422大石BP区間に入る。かなり走りやす

  い2車線道だ。

5.BPは全線供用しておらず、未整備の狭路区

  間が残っている。

6.やがて大津市大石東町の町中へ。1.5車線ぐ

  らいの狭路で進んで行く。

■滋賀県大津市【大津市大石東町〜大津市松原町】

 瀬田川を 鹿跳橋で渡ってr3との交差点を右折すると、R422は瀬田川の西岸をひたすら北上する。道は平坦な2車線道が続く。大津市街から京滋バイパス南郷IC方面・宇治田原方面への連絡道路となるので、車・トラックの通行量が多い。

 交通量の多い2車線道を淡々と進んで行く。3.5kmほど進むと南郷洗堰近くのr108(県道南郷桐生草津線)との交差点に到着する。ところがr108に出入りする車が多いため、この交差点では渋滞が発生していた。R422単独区間では初めての渋滞体験だ。

 この先、R422は大津市南郷の町中を進んで行くが、北に進むにつれて交通量は多くなり渋滞も頻発するようになる。走行ペースはかなり落ちてしまう。京滋バイパスを過ぎると大津市石山へ。京阪石山寺駅前を過ぎると、名神高速と新幹線をくぐる。

 やがてR1の高架橋が見えてくる辺りから、R422からR1に入る車で渋滞が始まる。数分かかってやっとR1高架橋を過ぎるとr102との交差点に到着。右折して2車線のループ坂を登り切るとR1との交差点に到着する。ここがR422の起点。滋賀県信楽町のR307分岐点から約21kmである。

7.この先がr782との交差点で、右折して橋を

  渡るとr3との交差点に到着する。

8.鹿跳橋西詰交差点。右折がR422信楽方

  面、直進がR1方面。r3より撮影。

9.大津市南郷の町中を北上する。交通量の多い

  町中国道で走行ペースは上がらない。

 

 

10.この先の高架橋がR1。R422は橋を越えて

  から右折し、ループ坂を上ってR1と合流す

  る。ここは渋滞気味だ。

 

 

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 r3(県道大津南郷宇治線)との交差点を境にして、南部の山間を進むローカル国道区間と北部の町中を進む2車線国道に別れます。

>>滋賀県甲賀市信楽町〜滋賀県大津市

 甲賀市信楽町内は整備・改良工事が進んだ快適な2車線国道となっていますが、大津市南部の山間を進む区間は広狭混在のローカル国道区間のままです。 それでもR1とR307を結ぶ幹線道路なので交通量はそれなりにあります。

 現在、別ルートで進むR422大石BPが建設中です。大津市大石東町付近の町中は拡張が難し く、ここも別ルートでBPが建設予定となっています。

・R422大石東BP

 狭路で抜ける大石東町をパスするために計画されているBPです。大津市南郷6丁目〜大石東3丁目に建設予定の全長2.8kmのBPとのことです。

・R422大石BP

 大津市大石富川町1丁目〜大石富川町6丁目で建設されている全長約3.1のBPです。途中、全長852mの富川TN を含みます。富川TN南側抗口〜大石富川町6丁目までの区間が供用されています。TNは完成していますが、TN北側の橋梁などの完成がまだなので全線開通には至っていません。近々全通するようです。

>>滋賀県大津市

 r3交差点から北側の区間は、交通量の多い区間です。特にr108との交差点から北側は、交通量が多く渋滞しやすい区間となっており、走行ペースは落ちてしまいます。だらだらと町中を走るだけなので、トレースでもしない限りは避けて別ルートを走った方がいいでしょう。

 R1とR422の合流交差点付近は、接続構造が悪いのと交通量が多すぎるために慢性的に渋滞しています。R1が対向2車線道でもとから交通量が多い上に、R422からは、R422→R1に向かう車・トラック、大津市街から来るr102→R1に向かう車・トラックが合流しすべてがR422ループ坂を上ってR1へ向かうのが渋滞原因の一つとなっています。交差点の信号も、R1を優先にしているためにR422側の信号が短すぎるというのも原因となっています。おかげでR422→r102で大津市街に向かう車も渋滞の犠牲となってしまいます。渋滞を解消するには、交差点の大改造が必要です。

■ガソリンスタンド

  甲賀市信楽町〜大津市大石東町付近まではGSは見かけません。大津市南郷地区から北には数軒のGSがありました。

■アドバイス

 大津市(r3交差点〜R1・R422交差点)の間は、ツーリングには向いていません。出来れば他のルートを走った方がいいでしょう。時間を無駄にするだけです。もし走るのであれば、R1からR422に入り南下するのが正解です。

 交通量が多いので、自転車で走る場合は車・トラックに注意して下さい。

■注意点

 町中では歩行者・自転車に注意して下さい。冬期は路面凍結・積雪に注意が必要です。また悪天候時、山間の区間では要注意です。

●走行DATA

滋賀県甲賀市信楽町〜滋賀県大津市

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:1997年11月25日/2002年6月28日/03年9月6日

【合併情報】

●2004年(平16年)10月1日付けで、滋賀県甲賀郡水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町の5町が対等合併して『滋賀県甲賀市』になりました。

 

国道422号線【終】

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