○国道439号線 【高知県高岡郡津野町〜高知県高岡郡四万十町】 |
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【レポートは高岡郡四万十町→高岡郡津野町方向(終点→起点方向)です。】 |
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■高知県高岡郡四万十町【四万十町大正〜四万十町大正大奈路】 |
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高知県幡多郡四万十町(旧:幡多郡大正町)大正の轟崎橋東詰でR381と合流したR439は重複して北に向かう。3kmほど北上して大正の町を過ぎると大正新橋東詰に至る。東詰で左折して橋を渡って西に向かうのがR381で、R439はそのまま2車線道を直進して行く。 大正新橋東詰からのR439は、以前は蛇行する檮原川に沿って進む狭路だったのだが、いつの間にかバイパスが整備されている。「江師鮎踊り橋」という名前の橋を渡り、「江師トンネル」、「小石清流橋」、「小石トンネル」を通過して整備された高規格2車線道を進んで行く。しかし整備された快走2車線道はそう長くは続かず、大正新橋東詰から4kmほど進んだ四万十町大正大奈路で終わり、ここから先は狭路3ケタ国道となって檮原川に沿って進んで行くことになる。 |
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■高知県高岡郡四万十町【四万十町大正大奈路〜四万十町下津井】 |
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高岡郡四万十町大正大奈路を過ぎると、R439は檮原川に沿う平坦な狭路国道となる。蛇行する川に沿うのでウネウネと急カーブをいくつも過ぎて進んで行く。大奈路から5kmほど進むと四万十町古味野々地区の集落に至る。ここから少し進むと津賀ダム横を通り過ぎ、R439はダム湖に沿ってウネウネと進んで行く。 見通しの悪い狭路道を淡々と進んで行く。断崖下を通る悪路らしい区間もあってなかなか先に進まない。狭路を淡々と進み、大奈路の町から約14kmで四万十町下津井の集落に到着する。 |
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■高知県高岡郡四万十町〜高知県高岡郡檮原町 |
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四万十町下津井を過ぎても、R439は相変わらず平坦な1車線狭路のまま檮原川に沿って進んで行く。山間を淡々と進み、下津井から約4mで高岡郡檮原町に入る。 檮原町に入っても道路状態はそう変化があるわけではなく、1〜1.5車線幅の狭路が断続する。蛇行する川に沿って進むので急カーブが連続する。四万十町下津井から9kmほど進むと、道は整備された2車線道となって檮原町松原の町に到着する。 しばらくは整備された快適な2車線道が続くが、中平トンネルを過ぎると再び狭路に戻ることになる。 |
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■高知県高岡郡檮原町【檮原町中平〜檮原町下折渡】 |
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中平トンネルを過ぎてしばらくするとr26(県道中村檮原線)が分岐する。檮原に向かうのであれば、r26に入ってショートカットするのが最も早く移動できる。 r26分岐点を過ぎて少し進むと道は再び狭路となり、檮原川の支流である北川に沿って谷間を進んで行く。見通しの悪い平坦な1〜1.5車線狭路が続く。6kmほど何もない山間を進んで行くと、檮原町影野地の集落を通り抜ける。そこからほどなくして檮原町下折渡の折渡林道分岐点に到着する。 |
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■高知県高岡郡檮原町〜高知県高岡郡津野町 |
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檮原町下折渡の林道分岐点を過ぎると1.2kmほどで高岡郡津野町(旧:高岡郡東津野村)に入る。しばらく北川に沿って平坦な狭路を進んで行く。川に沿ってウネウネと進んで行き、津野町大古味、続いて番城の集落を通り抜ける。杉林を抜けると竹野花橋西詰に到着する。R197から北川左岸を下ってくる2車線道(R439BPではない)の分岐点を過ぎて、少し進むと緩やかな狭路坂道を上り、北川の集落内でR197旧道と合流。集落を抜けると2車線道となり北川右岸を北上し、R197天忠トンネル東側抗口前でR197と合流する。高岡郡四万十町の大正新橋東詰から約40kmである。この後、R439は右折してR197と重複して東に向かい高岡郡津野町新田に至る。 |
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★昔の話 |
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1997年(平9年)6月当時は、R381分岐点から少し進むと檮原川沿いに進む狭路となっていました。蛇行する川に沿うので大きくカーブしながら進んでいきました。 左写真はその途中で撮影した写真。遠くに現R439となる、当時建設中のバイパス道路の橋が写っています。今の小石清流橋でしょう。 97年当時も今も川沿いに延々と続く悪路でした。当然、97年走行時の方が酷道度が濃い訳で、この区間の他にも中平トンネルも建設中で山腹を通る狭路(今は旧道)を経由していました。 かなり疲れてR197へ達し、そのままR33目指して走っていきました。 |
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【写真】 1997年6月時のR439。今は旧道となっています。2006年走行時、現R439の小石清流橋からこの標識が残っているのが見えました。 |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など R197〜R381(高岡郡津野町〜幡多郡四万十町)の区間は、アクセスの関係から終点→起点(R381→R197)方向に走っています。この区間も1997年(平9年)6月以来走っておらず、2006年(平18年)5月に約9年ぶりに走行しています。 一部区間が快適な2車線道になった以外は、全く変わらず川沿いの平坦な狭路が続きます。同じような風景の中を延々と走り続けるので、それなりに疲れる区間です。救いなのは峠越え区間がないことでしょうか。 沿道の集落や町の生活道路としての役割が強いため、走る車はほとんどが地元車のようです。通しで走る観光客の車といえば釣り人の車ぐらいでしょう。ちなみに2006年5月に走ったときは、四万十町大正大奈路から北側の区間では対向車と出会うことなく通り過ぎています。 ■ガソリンスタンド 区間中には四万十町大正大奈路と檮原町松原地区にGSがあるだけです。 ■アドバイス 平坦な狭路が延々続く区間です。整備はこれからというところでしょう。見通しの悪い区間が長いので、疲れたら休憩しましょう。自転車の場合ですが、平坦な道が続くとはいえ距離が長いので時間的・体力的には余裕を持って走るのが良いでしょう。 ■注意点 悪天候時は走行に注意して下さい。大雨の時は土砂崩れがあるようで、2006年5月走行時は崩れた土砂を撤去した直後の現場(写真7)を通り過ぎています。 冬期は路面凍結があるかも知れません。 |
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●走行DATA |
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高知県高岡郡津野町〜高知県高岡郡四万十町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:1997年6月1日/2006年5月12日 |
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高知県高岡郡津野町北川地区 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2005年4月22日 |
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【合併情報】 ●2005年(平17年)2月1日付けで、高知県高岡郡東津野村と高岡郡葉山村の2村が対等合併し、『高知県高岡郡津野町』になりました。 ●2006年(平18年)3月20日付けで、高知県高岡郡窪川町、幡多郡大正町、幡多郡十和村の2町1村が対等合併して、『高知県高岡郡四万十町』になり ました。 |
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