国道274号線

起点:北海道札幌市→終点:北海道川上郡標茶町(365.8km)

●概況

 国道274号線は札幌市と道東の標茶町を結ぶ全長約366kmの北海道横断3ケタ国道。夕張山地や日高山脈といった北海道の山岳部を貫く国道で、標高1000mまで上がる。

 当初は札幌市〜帯広市間の国道であったが、後に清水町〜標茶町間が延長されて現在の形になった。後から追加された区間は道東の内陸を通るローカル国道区間。まだ計画中や建設中の区間があり『分断国道』となっている。

●取材DATA

>>走行日:各項参照

>>走行方向:各項参照

>>レポート記述方向:各項参照

●変遷

 昭和45年(1970年)4月1日:北海道札幌市〜北海道帯広市の国道として誕生。

 平成5年(1993年)4月1日:北海道上川郡清水町〜北海道川上郡標茶町を延長し、北海道札幌市〜北海道川上郡標茶町の国道となる。

 現在に至る。

●歴史

 R274は幾本かの道道を昇格することで、昭和45年(1970年)4月1日に北海道札幌市〜北海道帯広市間の国道として誕生。その後、平成5年(1993年)4月1日に現在の川上郡標茶町まで延長されている。

 主な区間となる日勝峠区間に道路が完成するまで、記録に残る最初の踏査から約165年、正式な公の調査からだと約45年もの歳月がかかっている。途中、大東亜戦争による中断があったとはいえ、もともと急峻な地形で厳しい自然環境下にある日高山脈に道路を開削するのは並大抵なことではなく、建設工事着手からでも約10年もの期間を要した。開通後も現在に至るまで改良工事が行われている。【詳細>>R274の話

国道274号線(1) 北海道札幌市〜北海道夕張郡由仁町  
国道274号線(2)

北海道夕張郡由仁町〜北海道沙流郡日高町

 

国道274号線(3)

北海道沙流郡日高町〜北海道上川郡清水町

 

国道274号線(4)

北海道上川郡清水町〜北海道河東郡士幌町〜北海道足寄郡足寄町

 

国道274号線(5) 北海道足寄郡足寄町〜北海道中川郡本別町〜北海道白糠郡白糠町/北海道釧路市阿寒町  
国道274号線(6) 北海道釧路市阿寒町〜北海道阿寒郡鶴居村〜北海道川上郡標茶町  

◆Update:平成23年(2011年)10月13日

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