○国道439号線 【高知県長岡郡大豊町〜高知県吾川郡いの町】 |
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【レポートは長岡郡大豊町→吾川郡いの町方向(起点→終点方向)です。】 |
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■高知県長岡郡大豊町〜高知県土佐郡土佐町 |
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高知県長岡郡大豊町でR32と合流すると高知方面に進む。吉野川〜穴内川沿いに2車線道を12kmほど進むと 、大豊町高須のR439分岐交差点に到着する。 R32から単独分岐すると、R439は2車線道となって西へ向かう。分岐点のすぐ近くにある新高須TNを抜けると高知自動車道大豊IC 前を過ぎる。その先で吉野川沿いに出ると、あとは淡々と川に沿って西へと進んで行く。道は拡張・整備が進んだ平坦な2車線道。川に沿って進むのでカーブが連続するが、走りやすい道が続く。 R439は高知県長岡郡本山町に入ると町をいくつも繋ぎながら淡々と進んで行く。 しばらくして土佐郡土佐町に入ると、今度は吉野川支流の地蔵寺川に沿って進むようになる。R32との交差点から11kmほど進むと土佐町の市街地に到着する。ここまでは土佐町・本山町とR32を結ぶ区間なので交通量は多い。 |
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■高知県土佐郡土佐町 |
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土佐町土居地区の市街から3kmほど進むと道幅は狭くなり、一部1.5車線幅の区間も現れる。3kmほど川沿いの平坦な狭路を進むと土佐町地蔵寺地区の集落を通り抜ける。ここまで来ると四国の山中を走るローカル国道の雰囲気が強くなる。石原地区の集落を越えると、センターラインのない狭い2車線幅の道となる。緩やかな勾配のある坂道となり徐々に山深い所に進んで行く。 R32分岐点から約26km進み、緩やかな2車線幅の坂道を登りきると郷ノ峰TNに到着する。 |
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■高知県吾川郡いの町 |
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郷ノ峰TNで郷ノ峰峠を越えると高知県吾川郡いの町(旧:吾川郡吾北村)に入る。TNを出るとR439は改良・整備された快適な2車線道となって西に進んで行く。以前は狭路が続くローカル国道区間だったのだが、バイパス建設工事がほぼ完了し、今では全区間が快適な2車線道となっている。以前の道路を拡幅している場所もあるが、ほとんどが別ルートで建設された2車線道となっている。昔のローカル国道時代の面影はない。 TNを出ると緩やかな勾配のある2車線橋を下る。橋からは下を進む狭路の旧道が見える。道が平坦になる旧吾北村小申田(こさるた)地区付近で旧道と合流すると、平坦な2車線道で西へ向かう。基本的に集落を避けたルートで建設されたので、沿道には集落はない。あるのは水田だけ。集落は上八川(かみやかわ)を挟んで北側にある。そちらを通る狭路が旧道であろう。 吾川郡いの町津賀谷地区には狭路区間が残っている。この区間が最後の改良工事区間のようで、平成20年度前半の完成を目指して工事が行われているとのこと。全区間が快適な2車線道になるのはもう少し先になるようだ。 2kmほど狭路を走ると再び快適な2車線道に戻る。しばらく2車線道を走ると吾川郡いの町本郷地区(上八川甲)に至る。山間の小さな集落から2kmほど進むとR194との交差点に到着する。郷ノ峰TNから約12km、長岡郡大豊町のR32交差点から約38kmである。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など この区間はR439全区間中一番走りやすい区間です。一部に未整備の狭路区間があるものの ほとんどの区間整備・改良された2車線道となっています。 以前の吾川町側は狭路と2車線道が断続する区間でしたが、2007年に走行したところ、一部に工事区間があったもののほとんどが高規格2車線道になっていました。昔の狭路ローカル国道の面影を残す区間はわずかとなってしまいました。この区間も建設中のバイパスが完成すれば旧道となります。 交通量はR32〜土佐町市街地までは結構ありますが、郷ノ峰TNを越えると少なくなります。 ただ道路が改良されたので、交通量が増えるかもしれません。 ■ガソリンスタンド 高知県大豊町〜土佐町にかけては大きな町にGSがありますが、土佐町地蔵寺以西〜R194交差点にはGSはありません。 土佐町地蔵寺以西の区間は、R194と合流して吾川郡いの町の町中まではGSはありません。 ■アドバイス 急カーブも急勾配の坂も少ない区間で、バイク・車の運転初心者でも大丈夫でしょう。町中では歩行者・自転車などに注意して下さい。 ■注意点 雨の時は走行に注意して下さい。冬期は路面凍結があるかも知れませんので、路面状態には注意して下さい。 |
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●走行DATA |
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高知県長岡郡大豊町〜高知県吾川郡いの町 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2001年7月21日/05年4月22日 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日:1997年6月2日/2007年5月12日 |
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R194交差点〜郷ノ峰TN 【この区間を往復走行】 >>走行日:2005年4月22日 |
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【合併情報】 ●2004年(平16年)10月1日付けで、高知県土佐郡本川村、吾川郡伊野町、吾川郡吾北村の2村1町が対等合併して『高知県吾川郡いの町』になりまし た。 |
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取材協力(同行走行)>>かざねがたなさん(2001.07.21) |
★昔の話 |
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1997年(平9年)6月に高知県吾北村(当時)内を走りましたが、当時はBPの姿はほとんど無く、建設中か建設工事開始前でした。吾北村内はのんびりした1車線幅のローカル国道でした。 その約4年後の2001年7月に走った時は、97年6月当時に走った1車線ローカル国道区間はほとんど姿を消し、別ルートで建設された2車線道となっていました。ただ郷ノ峰TN西側の区間だけは狭路のままでしたが、この区間もその後にバイパスが完成してしまい、2005年4月に走行した時にはほとんどが2車線快走路に生まれ変わっていました。一部区間だけが建設中でしたが、この区間も今は開通し全区間が快適な2車線道になっていることと思います。 |
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2005年の時に旧道を走ろうとしましたが、旧道の入口がわからず探している間に時間切れとなり走っていません。いずれ機会があれば走ってきます。 |
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【写真】 1997年6月に走ったR439。この付近は別ルートでBPが建設されており、この風景を見つけることができませんでした。なので2005年に探そうとしました が、時間切れで見つけられず。いずれ再訪します。写真奥が郷ノ峰TN(大豊町)方向。97年6月に吾北村内のR439で撮影。どこなんでしょう? |
○国道439号線 |
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【レポートは吾川郡いの町→吾川郡仁淀川町方向(起点→終点方向)です。】 |
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■高知県吾川郡いの町 |
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R194と重複したR439は高知方向に向かって約6km南下し、高知県吾川郡いの町(旧:吾北村)下八川の広瀬地区で単独分岐する。R439はここからも整備された2車線道で始まる。 R439は弘瀬橋で上八川川を渡って高岩TNを越え、その先は小川川に沿う快適な2車線で西に向かう。R439は集落から離れた所を通る高規格2車線道となっており、かなり快適に走ることができる。かつての山間の集落を繋ぎながら進む狭路ローカル国道の面影はない。 しかしまだ全区間が改良されておらず、5kmほど走ると道路建設現場に至り、2車線道は途切れて狭路に誘導される。いの町小川柳野の川原田地区内の2kmほどの間だけが、この区間最後の悪路区間として残っており、かつてのR439を体験できる。見通しの悪い川沿いの狭路をしばらく走ると2車線道となり、緩やかな坂道を上がると新大峠トンネルに到着する。R194交差点から約 8kmである。 |
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■高知県吾川郡仁淀川町 |
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2002年(平14年)4月に供用開始となった全長2928mの新大峠トンネルを通り抜けると、高知県吾川郡仁淀川町(旧:吾川郡池川町)に入る。トンネル西側も整備された快適な2車線道となっており、引き続き快走できる。京柱峠越え区間と比べるとまさしく天国のような道路状態。同じ国道とはとうてい思うことができない。 山間の農村をいくつか繋ぎながら淡々と西に向かって進んで行く。仁淀町川内谷地区からは安居川左岸(南岸)を走るようになる。 安居川は土居川と合流して池川川となり、R439も引き続き川沿いを進んで行く。この区間もバイパス区間で快走できる2車線道となっている。川を挟んだ北側に町が広がっており、その中を通る狭路がR439旧道となるが、今は町中からR494となっている。 2kmほど走ると池川大橋南詰に至り、かつてのR439旧道であるR494と合流。その先は重複区間となってR33を目指してひた走る。引き続き平坦な2車線道で見通しの良い区間が続く。山間にある集落をいくつか通り抜け、池川大橋南詰から4kmほど走ると、吾川郡仁淀川町(旧:吾川郡吾川村)川口の町中に至り、やがてR33との川口交差点に到着する。 新大峠トンネル(東側抗口)から12km、R194交差点から約20kmである。 |
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★昔の話 |
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1997年(平9年)6月に大峠のある区間を走りました。R33からR32に向かって走行。この日はR439による四国横断ツーリングの第2日目でした。 当時は新大峠TNの建設が始まった頃で、この区間を含めて狭路が延々と続く酷道区間でした。 大峠TNを越えて吾北村(当時)に入り、小川川沿いの狭路を延々と走って行きました。その途中に撮影したのが左写真。この向かい側には現在のR439となるバイパス道路の橋脚が建設中でした。 村営バスか何かのマイクロバスの後について走っており、かなりのローペースだったのを覚えて |
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います。今のR439からは考えられないような悪路でした。 |
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【写真】 1997年6月に走ったR439。吾北村小倉地区にて撮影。こ の付近は今ではバイパス道路で一気に通り抜けている・・・と思います。 |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など この区間は1997年(平9年)6月に走ってからは全く走っておらず、次に走ったのは約8年後の2005年(平17年)4月のことでした。8年という年月はR439を大きく変えてしまい、かつての狭路ローカル 国道の面影はほとんどなくなり、山間の快走2車線国道となっていました。唯一、いの町川原田地区の狭路区間がかつての狭路ローカル酷道時代を21世紀の世の中に伝えているだけです。この区間もいずれ旧道と化すことでしょう。 ほぼ全区間が整備改良された2車線道で、路面状態も良く、道路的には大変快走できる区間です。交通量は少ない道です。 ■ガソリンスタンド R439沿道にあるGSは吾川郡仁淀川町田村地区に1軒だけです。あとは旧道沿いとなる仁淀川町土居地区(現R494沿い)の町中ぐらいです。仁淀川町川口の町中では、川口交差点からR33を高知方面に少し進んだ町中に1軒あります。またR194交差点からR194を高知方面に少し進んだ所にもGSが1軒あります。 ■アドバイス 途中にある約2kmの狭路区間をのぞけば問題なく走ることができます。狭路区間は対向車に注意して下さい。 自転車の場合は、新大峠TNを始めとするトンネル内の通行には注意が必要です。 ■注意点 悪天候時や冬期は走行に注意して下さい。 |
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●走行DATA |
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高知県吾川郡いの町〜高知県吾川郡仁淀川町 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2005年4月22日/06年10月17日 |
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【終点→起点方向を走行】 >>走行日:1997年6月2日/2007年5月12日 |
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【合併情報】 ●2004年(平16年)10月1日付けで、高知県土佐郡本川村、吾川郡伊野町、吾川郡吾北村の2村1町が対等合併して『高知県吾川郡いの町』になりまし た。 ●2005年(平17年)8月1日付けで、高知県吾川郡池川町、吾川郡吾川村、高岡郡仁淀村の1町2村が合併して『高知県吾川郡仁淀川町』になりました。 |
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